2022年4月11日 更新
Lilicoは、ボディビルダー!明石屋さんまもドン引く肉食系ハーフ女子
ボディビルダーLilico、武井荘とともに「さんまのまんま」に出演
ハーフタレントが異常繁殖する今の芸能界にあって、Lilicoの存在は別格です。
先日は、百獣の王武井荘とともに、フジテレビ「さんまのまんまに」に出演。LiLiCoは、お土産に山盛りの食用ザリガニを持参し、「スウェーデンでは夏にザリガニパーティーをするんです!」といきなりハイテンションで大騒ぎ。これには、さすがの明石家さんまもたじたじでした。
Lilico、1ヶ月半で23kg痩せたスーパーダイエット伝説
肉食系女子のLilicoは、背中、左肩、腰に刻まれたタトゥーも勇ましく、そのグラマラスなボディのヌードも披露しています。来日してすぐは日本食が合わず、ファーストフードで太ってしまった彼女は、スルメだけしゃぶって、たった1か月半で23kgのダイエットに成功したという伝説が語られていますが、要は、彼女には人並み外れた集中力と強靭な忍耐力があるという証拠でしょう。天真爛漫、芸能界最強の肉食系ハーフ女子Lilicoですが、実は、デビューまでの彼女には壮絶な半生がありました。
Lilico、壮絶半生を乗り越えた芸能界最強ハーフ女子
Lilico、スウェーデン幼少期から芸能界デビューまでの壮絶人生
Lilico。1970年生まれ、44歳。本名は、篠崎アンソフィ。スウェーデン、ストックホルム生まれ。日本人の母とスウェーデン人の父の間に生まれたハーフです。弟が小さいとき不治の病となったとき、両親は離婚。母親は非情に繊細な感性の持主であったらしく、Lilicoや弟をネグレクトしてしまい、彼女は幼くして病気の弟の世話をしなくてはいけなかったそうです。ハーフとしていじめも受けていた彼女の唯一の慰めは、日本の祖母が送ってくれた日本のアイドル雑誌で、彼女はいつしか歌手になることを夢見ます。
Lilicoは、母との関係も含めスウェーデンでの生活に行き詰まり、18歳のとき単身、祖母を頼って日本にやってきます。そこが葛飾区であったことが幸いしたのか、全く日本語が話せないLilicoは、テレビを見たり、飾らない下町の人々とのふれあいの中で、またたく間に日本語をマスターします。そして芸能界に何の伝手も持たない彼女が見つけたのが、静岡県浜松の芸能事務所。所属していた演歌歌手の元で歌手修行を始めます。しかしその事務所もやがて潰れ、マネージャーと2人、車でホームレス生活をしながら、スナックや健康ランドをまわるドサ周りを、なんと5年間も続けます。仕事は拒まずで、あるとき、氷の中にある1万円札を舌で溶かしてゲットするというキワモノのテレビ番組に出演しました。
人の縁とは不思議なもの、その番組を見ていた中川翔子の母圭子さんが、彼女のあまりの真剣さに心を打たれ、圭子さんが経営していたショーパブにLilicoを誘います。この店は業界人が集まることで有名な店で、面白い子がいると、彼女の名が業界に広がっていきます。映画への造詣も深いことが日本テレビのプロデュサーの目に留まり、ついに2001年、「王様のブランチ」に、映画解説者としてレギュラー出演が決まります。単身日本に来てから13年、彼女は31歳になっていました。
Lilico、芸能界最強ハーフ女子はポストマツコ・デラックス
はじめは映画解説でデビューしたものの、なにせあのキャラクター、あれよあれよという間に、お茶の間の人気者となります。母と弟とは、日本で再会を果たしますが、母親の心はすでに壊れており、和解ができないまま、結局母親はひとりで亡くなったそうです。一方、弟はスウェーデンで経営学の博士となり、2014年に来日。東京大学で講座を持っているようです。やはりLilicoには、非凡で優秀な血が流れているのでしょう。これまではどちらかというと、関東ローカルの活躍が中心でしたが、ここ数年で、全国的に知名度が上がったLilico。念願の歌も、パパイヤ鈴木とのデュエット曲「飲んで飲んで」をリリースしました。すでに離婚も経験している彼女は、好きな男性には自らアプローチするそうで、これまでもパンサーの菅良太郎や栗原類、関ジャニの安田章大など、彼女の猛アタックに男たちはみんなドン引きでしたが、これらは、彼女特有の自己キャラクターアピールでしょう。
今年の春には、髪型をショートにしていい女っぷりが増したLilico。本当に、彼女が射止める男は誰なのか。ポストマツコ・デラックスとも賞されるLilicoの、芸能界最強ハーフ女子伝説は当分終わりそうにありません。