2022年3月22日 更新
ドラマ「カルテット」あらすじネタバレ!高橋一生ら主役級キャストの豪華共演
ドラマ「カルテット」あらすじネタバレ!ラブストーリーなのにサスペンス!?
ドラマ「カルテット」は、2017年1月17日からスタートした話題のTBSドラマです。舞台は、軽井沢。偶然出会った家森論高、別府司、巻真紀、世吹すずめの4人がカルテット(四重奏の楽団)を組むことになり、別荘で共同生活を始めるというあらすじです。
恋愛も含めて、人生がうまくいかない30代の主人公4人ですが、偶然のような出会いも、実は偶然ではありませんでした。陰には、すずめと結託した、真紀の姑の姿が見え隠れしています。一見、音楽家たちの織り成すラブストーリーに見えて、その実、嘘や秘密ばかりでサスペンス的要素がたっぷり詰め込まれたこのドラマ。
2月14日の放送で、物語は第5話まで進みました。4人のうちの誰かの過去が明らかになってきましたが、第5話でスポットライトが当たったのは真紀です。カルテットの仕事がなかなか順調に運ばない中、真紀は、姑が、「真紀が息子を殺したのではないか」と疑っていることを知ります。
第6話には、いよいよ真紀の失踪した夫が登場。偶然知り合ったというすずめが別荘に招きますが、論高の先輩だと偽ったり、靴に防犯用のカラーボール痕があったりと、夫も何やら怪しい感じ……。どんな展開になって行くのか、絶対に見逃せません!
ドラマ「カルテット」高橋一生ら主役級キャストの豪華共演!脚本はヒットメーカーの坂元裕二
ドラマ「カルテット」は、豪華なキャストが共演しているということでも話題になっています。ヴィオラ奏者・家森論高役で出演しているのは、「民王」や「僕のヤバイ妻」「おんな城主 直虎」でも話題の俳優、高橋一生。ヴァイオリニスト・巻真紀役は、出産後の本格的なドラマ出演は初となる松たか子です。
チェリスト・世吹すずめ役は満島ひかり、第二ヴァイオリン奏者・別府司役は松田龍平と、演技派俳優が並んでいます。他にも、もたいまさこや、宮藤官九郎など、個性的な実力派俳優ばかりの豪華キャスト。ちょっと変わったところでは、サンドウィッチマン富澤たけしや八木亜希子の名前も。
イッセー尾形や、高橋メアリージュン、阿部力など、各話のゲストも豪勢です。また、ドラマ「カルテット」のオリジナル脚本を担当しているのは、「東京ラブストーリー」等、たくさんのヒット作を手がけた坂元裕二。主役級キャストとのコラボレーションはこれまであまりなかったため、見る目の厳しいドラマ通ほど、大きく注目しているとも言われています。
ドラマ「カルテット」ドラクエでつかみはOK!?緻密な会話劇が面白い!
ドラマ「カルテット」ドラクエでつかみはOK!?実際に演奏されていたの?
ドラマ「カルテット」は、ドラマの中で使われている音楽にも注目が集まっています。中でも、すでに評判となっているのが「ドラクエ」の序曲です。ゲーム音楽を弦楽四重奏で演奏したという斬新さで話題を集めています。音楽家たちが主人公なだけに、演奏される曲を、毎回楽しみにしているオーケストラ音楽ファンも多いというドラマ「カルテット」。
とはいえ、クラッシック音楽に限らず、映画音楽やJ-POPなど、さまざまなジャンルの弦楽四重奏をドラマの中で聴けるのも魅力です。これらの曲は、桐朋学園大学の同期が結成した弦楽四重奏グループ「クァルテットパパス」の4人が演奏しています。
ドラマ「カルテット」緻密な会話劇が面白い!思わず深読みしたくなる!?
ドラマ「カルテット」一番の魅力は会話でしょう。すずめの口癖で、不安と期待でよくわからない感情の時に発する「みぞみぞする」など、おもしろい表現も。4人の会話は、「からあげにレモンをかけるか否か」というどうでもいいような話から、真紀の過去に関することに発展していくなど、無意味な会話シーンにも何かが隠されていることも少なくありません。そうした背景から、その会話を深読みしたくなる視聴者も多いようで、ネット上でも盛り上がりを見せています。
実際、ドラマ「カルテット」で使われている会話劇には、推理小説などに用いられる「叙述トリック」と同じような手法が生かされているそう。これも、謎解きのおもしろさを引き出す要素なのでしょう。何とも形容しがたく、「霧がかかったようなドラマだ」という声がある通り、さまざまな伏線が緻密に張り巡らされ、サスペンスドラマのように思わされつつも、はっきりそう言い切れる感じでもない「カルテット」。その不思議感こそが魅力でもあります。
ドラマ「カルテット」主題歌が配信開始!歌うのはドラマ限定ユニット「Doughnuts Hole」
ドラマ「カルテット」の主題歌が、2017年2月7日から、iTunesなどで配信開始されました。主題歌は、椎名林檎が作詞作曲した「おとなの掟」。歌っているのは、松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の4人がこのドラマ限定で組んだユニット「Doughnuts Hole」です。
経験を積んで、たくさんの知識を持っていたとしても、正解・不正解を正しく選ぶことができない大人という存在を、歌詞に織り込んであるというこの曲。ドラマ「カルテット」のエンディングで流れる「おとなの掟」は、配信前から、ネットでも話題になっていました。
「4人の歌声に鳥肌が立った」という声のほか、「まさにドラマの主題をそのまま曲にしたような感じ」との声も見られます。結びの「おとなは秘密を守る‥」のフレーズが耳から離れなくなっている方も多いのではないでしょうか。見どころの多いドラマ「カルテット」で、ヴィオラ奏者・家森論高役として出演しているのは、今、最も旬な俳優と言われている高橋一生です。
演奏は差し替えだといっても、ドラマでは毎回演奏シーンがあるので、「満足のいくヴィオラ演奏をしたい」「少しでも上手くなりたい」という思いから、単独取材会をドタキャンまでして楽器を練習しまくっていたといいます。同様に、ドラマの裏側では、それぞれの俳優が涙ぐましい努力をしているのでしょう。そうした努力が功を奏し、4人の演奏シーンに、違和感はまったく見られません。
ドラマの中で演奏される楽曲や主題歌も、これからますます話題を呼びそうなドラマ「カルテット」。ドラマ通が絶賛するも、視聴率が伸び悩んでいるとも言われていますが、1度見れば、どのようにストーリー展開していくのか、最終回まで気を抜くことができなくなること請け合いです!