楢崎智亜がボルダリングで日本人初の快挙!兄弟揃ってイケメン過ぎる!

楢崎智亜がボルダリングで日本人初の快挙!主な戦績は?

楢崎智亜が快挙!ボルダリング日本人初の年間総合チャンピオン!!

楢崎智亜(ならさきともあ)は、1996年6月22日生まれの20歳。「ボルダリング」「リード」「スピード」の3種目がある、スポーツクライミングのボルダリング選手として国内外で活躍しています。

2016年に行われたIFSCクライミングワールドカップ・ボルダリング2016では、総合優勝を決めた楢崎智亜。日本人男子としては初となる、年間総合世界チャンピオンという快挙を成し遂げ一躍注目を浴びました。スポーツクライミングの世界ランキングは、1年間に開催されるワールドカップ全大会の成績の合計ポイントで決まります。

楢崎智亜は2016年、世界各地で行われたワールドカップ全7戦に出場。5月の中国・慶重大会では、自身初となる優勝を果たした他、それ以外の大会においてもコンスタントに入賞を重ね、ポイントを上げていきました。8月のドイツ・ミュンヘン大会では、決勝課題である4つのコースを全て完登。楢崎智亜は、2位に大差をつけて再び優勝を飾っています。

まさに世界トップレベルの位置にまで上り詰めたといえる楢崎智亜。スポーツクライミングが正式種目に追加される2020年東京オリンピックでの活躍も期待されます。

楢崎智亜のこれまでの戦績は?

ジュニア時代の楢崎智亜は、リードという競技で、JOCジュニアオリンピックカップ2011年3位、2012年2位と、徐々に頭角を現して同2012年の世界ユース選手権でも、世界を相手に4位と健闘を見せました。2013年、まだ宇都宮北高校に通う高校生だった楢崎智亜は、東久留米で行われたリード日本選手権大会に出場し、2位に。2014年6月ワールドカップ中国・海陽大会では5位と、数々の大会で腕を磨いていきます。

2015年3月に宇都宮北高校を卒業すると、慣れ親しんだリード競技からボルダリング競技へ転向し、プロになる道を選びました。2016年のワールドカップで総合優勝を果たした翌月にはパリに飛び、世界スポーツクライミング大会で日本人初の優勝も飾るなど、楢崎智亜は、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

楢崎智亜の兄弟もイケメンクライマー!身長体重、プロフィール!

楢崎智亜は兄弟もクライマーだった!気になるイケメンクライマーの顔は?

楢崎智亜には兄と弟がいます。10歳の時にクライミングを始めたのは、兄の影響によるものでした。弟もまた、楢崎智亜の影響でクライミングを始めて腕を磨き、現在は、楢崎智亜同様、スポーツクライミングの世界で活躍しています。3歳下の弟・楢崎明智(ならさきめいち)は、1999年5月13日生まれの17歳。身長が185cm以上もあり、長い手足でクライミングする姿は圧巻です。兄弟そろってイケメンであることでも知られ、地元栃木では「宇都宮に楢崎兄弟あり」と言われているとか。「トモくんに追いつきたい。いや、すぐに抜かしますよ」と語っていた弟・楢崎明智は、2016年3月に行われた国内最大規模の大会「ザ・ノース・フェイス・カップ」で、その言葉通り、楢崎智亜をおさえて見事に優勝しています。

楢崎智亜の気になるプロフィールは?身長体重は?

楢崎智亜は、兄に影響を受けてクライミングを始めましたが、近所にクライミングジムがあったことも大きかったようです。クライミングを始める前は、器械体操をやっていたそうですから、もともと高い身体能力が備わっていたのでしょう。身長は170cmと小柄ですが、体重は58kgと、細マッチョなボディで、力強いクライミングを繰り広げます。所属しているTEAMauのホームページで公開されているメッセージによると、自分の成長が強く感じられる点に競技の魅力を感じているそうです。

端正な顔立ちから「クライミング王子」とも呼ばれている楢崎智亜は、試合で成績を残し注目を集めるたびに、ファンも急増中の様子。現在は、「Direct North V14」や「The Mandala SD V14」という、カリフォルニアにある岩山でトレーニングを行う遠征の真っ最中です。室内で行うスポーツクライミングとは違い、高く切り立った断崖絶壁のような岩山を登ることにより、さらに高度なテクニックを身につけようと奮闘を続けています。

楢崎智亜「今季もワールドカップ王者連覇したい」!東京オリンピックに向けても成長中!

楢崎智亜は、IFSCクライミングワールドカップ・ボルダリング2016で、日本人選手初となる総合優勝を果たし、スポーツクライミング界を背負って立つ1人となりました。2020年東京オリンピックでは、正式種目に加えられることが決まっているスポーツクライミング。楢崎智亜は、今やボルダリング競技の第一人者ではありますが、スポーツクライミングの他種目である、リードやスピードにおいても、自分が1番強いと証明したいと、さらなる高みを見つめています。

スポーツクライミングのワールドカップ開幕は、もう間もなく。4月にスイスで開幕した後は、第2戦は5月に八王子……と、世界各地で続いていきます。前哨戦となった1月のジャパンカップでは、14歳の伊藤ふたばが優勝するなど、若手の成長も著しい日本。楢崎智亜は、惜しくも1月のジャパンカップでは決勝に進むことができませんでしたが、3月に行われたリードの日本選手権では2位と健闘。ワールドカップに向けて、徐々に調子を上げてきているところです。

日本山岳協会が開催した日本代表強化合宿では、伊藤ふたばなど中学生が初参加となり、楢崎智亜らトップ選手にも刺激のあるトレーニングになったことでしょう。強化合宿で公開練習をした楢崎智亜は、「東京オリンピックへ向けて成長し続けることが重要。今季もワールドカップ総合チャンピオンになりたい」と力強く語っています。まずは、今シーズンのワールドカップ連覇に向けて、さらには、東京オリンピックに向けて、さらなる成長が見られそうな楢崎智亜に注目です。

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