田中美央が大河ドラマ「おんな城主 直虎」に出演!その正体はキャリア充分の舞台役者!

田中美央が大河ドラマ「おんな城主 直虎」に出演!普段は舞台で活躍中!

田中美央が大河ドラマ「おんな城主 直虎」に出演!六左衛門役で注目度急上昇!

田中美央(たなかみおう)は、舞台俳優、声優、ナレーターとして活動しています。これまでは、テレビドラマに出演する機会が少なかったため、一般的には知名度が低めの俳優でした。しかし、現在放送中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の出演で一気に注目度が急上昇!その存在感と演技力が話題となっています。

田中美央は、2017年3月26日放送の「おんな城主 直虎」12話より、奥山六左衛門役として出演しています。奥山六左衛門こと通称・六左(ろくざ)は、奥山朝利(でんでん)の息子で、しの(貫地谷しほり)となつ(山口紗弥加)とは兄妹です。井伊家家臣筆頭であり、井伊直虎(柴咲コウ)の右腕として井伊家を支える重要な立場にありますが、図体が大きいわりに気が小さく、武術も不得手。

その一方で、「直虎への忠誠心は誰にも負けない!」という正直で一生懸命な男です。そんな憎めないキャラクターを、田中美央が魅力的に演じています。

田中美央はキャリア充分の舞台役者!「ではまた、板の上で会いましょう。」

田中美央は、テレビ出演こそ少ないものの、役者としてのキャリアは充分。紫綬褒章や旭日小綬章を受けたこともある名優の加藤剛も所属する「劇団俳優座 演技部」に1998年から所属しており、舞台経験は豊富です。主な出演作は、俳優座公演での「伊能忠敬物語」(1999年)や「坊ちゃん」(2001年)、「カラマーゾフの兄弟」(2012年)などで、その他の外部公演にも多数出演してきました。

田中美央オフィシャルブログのタイトルが、「ではまた、板の上で会いましょう。」とネーミングされていることからも、板の上(舞台)で演じることへの思い、舞台への愛情が表れていますね。普段は舞台を中心に活動している田中美央ですが、「日本のいちばん長い日」(2015年、主演・役所広司)や「海賊とよばれた男」(2016年、主演・岡田准一)といった有名映画にも出演するなど活躍の場は広がっています。

田中美央はアニメ「夏目友人帳」にも出演!?出身校やプロフィールは?

田中美央の出身校やプロフィールは?個性派俳優を育てた環境は?

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で一躍脚光を浴びた田中美央は、1974年7月4日生まれで、兵庫県神戸市の出身です。身長183㎝と大柄で、クラッシックバレエやモダンダンスが趣味という、まさに舞台映えする俳優。映画好きの父、音楽好きの母という、演技や芸術に理解のある両親に育てられ、兵庫県立宝塚高等学校演劇科を卒業後、大阪芸術大学舞台芸術学部に進みます。

大学卒業後は、舞台俳優を目指して「劇団俳優座研究所」に入り、研究生期間3年、準座員として6年の修行期間を経て、1998年「劇団俳優座 演技部」に昇格しました。地道な修行期間が実り、晴れて「劇団俳優座」の座員に名を連ねるまでにキャリアアップした田中美央は、これまでの軌跡を見ても、まさに舞台役者になるべくしてなったと言えます。ギターとベースも趣味だという田中美央。音楽センスがあることも、個性派俳優の演技の幅を広げることに一役買っているのかも知れません。

田中美央は芸達者!アニメ「夏目友人帳」で声優として出演!?あの有名CMにも!

舞台俳優としての田中美央より、声優やナレーターとして馴染みのある方のほうが多いかも知れません。皆さんご存じのサントリー「伊右衛門 特茶」のCMでナレーションをしている田中美央。そう、「体脂肪を減らすトクホの特茶。絶好調!」と言っているあの声です。さすが舞台俳優、発声も良く、温かみのある素敵な声をしています。

その声を活かして、田中美央は、CMだけでなく、声優としても色々な作品に出演しています。アニメ「夏目友人帳 伍」第5話「結んではいけない」では「モサモサした妖怪」役、「四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE」というPlayStation4のRPGゲームソフトでは「ミノタウロス」役と、担当するキャラクターが幅広いことに驚きます。

他にも、ディズニー映画「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」オレロン王役、「ピートと秘密の友達」ジーン・デントラー保安官役、「美女と野獣」ペール・ロベール役と、豪華な出演作が並ぶ田中美央。また、マーベル映画の「ドクター・ストレンジ」のウォン役、子供に人気のアニメ「遊☆戯☆王ARC-V」バレット役、「デジモン・ユニバースアプリモンスターズ」の飛鳥龍太郎役も務めているなど、声優の仕事も精力的なようです。

田中美央が大河Pの期待に応える!「おんな城主 直虎」キャスティングに新たな試みも!

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」も、放送前半3カ月で名だたるベテラン俳優勢が退陣し、後ろ盾をなくした主人公・井伊直虎を支える面々も新しい顔触れとなりました。ストーリーとリンクさせて、キャストにもあえてフレッシュさを求めたという大河担当プロデューサー(大河P)は、異例の大型オーディションを行ったと語っています。

そのオーディションで、見事に六左衛門役に選ばれ、愛されるキャラクターとして話題となっている田中美央は、オファーの知らせを聞き、階段から転げ落ちるほど驚き、嬉しかったとコメント。ドラマのスタッフやキャストとお揃いの「直虎スカジャン」も作り、思い入れもひとしおのようです。

今後も、重厚な歴史を背負う大河Pの期待に充分応える演技力で、「直虎」の世界を盛り上げてくれることでしょう。田中美央曰く「六左の芝居は、とにかく大きく」と監督から言われているので、分かりやすく正直な男を表現できるように努めているとのこと。「鈍くさい」けど「愛らしい」六左に注目ですね!大河ドラマへの出演をステップとして、これからも枠にとらわれず、さまざまな場面での活躍が期待されます。次はどんな作品でどんな役柄なのか、とても楽しみですね。

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