AMEMIYAの冷やし中華ネタはこうして生まれた!一発屋芸人の現在は?

AMEMIYAの冷やし中華ネタはこうして生まれた!一発屋芸人の現在は?

2022年3月28日 更新

AMEMIYAが芸人になるまで!冷やし中華ネタはこうして生まれた!

AMEMIYAが売れっ子ピン芸人になるまでの道のりとは?

お笑い芸人のAMEMIYAは、高校の入学祝いに買ってもらったギターで作曲の才能を開花させてバンド活動をしていました。そんな時に、同級生だった西条みつとしが、吉本興業の芸人養成所NSCに行くと聞き、なんとなく芸人の道へ進みます。こうしてNSC東京3期生となったAMEMIYAは、西条みつとしとコンビを組み、NSC卒業後は、ワタナベエンターテインメントに所属。「ノンストップバス」というコンビ名で、「爆笑オンエアバトル」などのテレビ番組にも出演していました。

しかし、ツッコミ役の芸人という自分に自信が持てず、コンビ解消を申し出たAMEMIYA。2003年から音楽活動を再開したものの、人気が出ることはなく、2009年にバンドは解散し、2010年に再びお笑いの道に戻ります。すると、「冷やし中華はじめました」のネタで注目を浴び、一躍売れっ子ピン芸人へと変貌を遂げました。

AMEMIYAの冷やし中華ネタの誕生秘話!

2010年にお笑い活動を再開させた当初のAMEMIYAは、自虐漫談スタイルでした。しかし、一向に笑いが取れなかったため、音楽活動の経験を生かすためにも“弾き語りネタ”に転向することを決意します。いろいろな貼り紙の文言を歌にすることを思いついたAMWMIYAは、誰もが知っている季節の風物詩を告げる貼り紙「冷やし中華はじめました」に注目。ここに、バラード調のメロディにややブラックな歌詞を乗せた、代表作・冷やし中華ネタが誕生しました。

現所属事務所SMAのネタ見せで披露したところ高い評価を受けたため、「あらびき団」に出演が決定し、そこからはとんとん拍子に人気を獲得。日刊スポーツのアンケート「2011年に最も活躍すると思う芸人」では1位に選出され、2011年2月には人気音楽番組「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」にも出演しています。

「HEY!HEY!HEY!」では、MCダウンタウンのかなりマニアックな幼馴染エピソードを、「冷やし中華はじめました」のメロディに乗せて紹介したAMEMIYA。そうした中から、「○○に捧げる歌」というタイトルで、商品やイベントなどの紹介をする現在の活動の礎を築いていきました。

AMEMIYAの全盛期の収入と消えた理由!新ネタの評判は?

AMEMIYAの全盛期の収入が凄かった!テレビから消えた理由とは?

2011~2012年のAMEMIYA全盛期のスケジュールは、月曜日から金曜日はテレビ局での番組収録やイベントの取材対応、土曜日と日曜日は全国各地で営業と、ほとんど休みのない状態でした。そんなAMEMIYAの全盛期の収入は、年収5000万円くらい。最高月収は、給料500万円に曲の印税400万円を加えて900万円もあったとか。CD発売や、趣味の歴史の本を出版するなど、まさに乗りに乗っていたAMAMIYA。

しかし、「HEY!HEY!HEY!」の番組終了などでテレビでの露出は徐々に減ってゆき、芸人のネタ披露の番組が終了していくと共にテレビ露出も激減。テレビから消えたかのように見えたAMEMIYAの2016年のテレビ出演はわずか数本でした。

AMEMIYAの新ネタの評判は?「でっかい男」が気になる

AMEMIYAは、YouTubeに、「AMEMIYATube」というチャンネルを開設し、新ネタをアップし続けています。2017年3月に公開された「フナムシのレクイエム」は、再生回数わずか400回ちょっと……となかなか振るいませんが、「でっかい男」というネタは高い評価を受けています。AMEMIYAの「でっかい男」は、2013年11月に「R-1グランプリ2014」の予選で披露された時から「面白い」と評判でした。

その後も、2015年12月の「ぷっすま」や、2017年1月の「じっくり聞いタロウ」などのテレビ番組で披露されるたびに、ネットで話題に。AMEMIYAの「でっかい男」は、器の小さな男が、「自分は心が広いから付き合っても束縛しない」と言いながら“男と喋るな”“職場の飲み会はいくな”“同窓会はすっぴんで”“夜9時には寝ろ”などの要望を並べて求愛するラブソングです。AMEMIYAは、「でっかい男」で再注目を集めたことで、冷やし中華ネタだけではないというところを見せつけています。

AMEMIYAの年収は現在も1000万円超!待望の第一子が誕生してパパに!

AMEMIYAの2016年の最高月収は260万円で、年収は1000万円ほどだったと明かしたのは、「人生が変わる1分間の深イイ話」でのことでした。テレビから消えたAMEMIYAが高収入を維持している秘密は、ズバリ“一般人相手の営業”です。おなじみ「冷やし中華ネタ」のメロディに乗せて披露されるオリジナルソングの歌詞は、AMEMIYAが自ら依頼者のSNSまでリサーチして書き下ろした完全特注品。企業のパーティーや結婚式などで高い満足度を得ており、予約は半年先まで埋まっているそうです。

ビデオレターの金額は15万円、会場へサプライズ登場は写真撮り放題で30万円+交通費という価格設定で、月の半分はこうした営業に出ていると言います。また、3社のCMに出演中である上、2016年11月からは、国からの依頼でマイナンバーカードのPRキャラクターも務めるなど、手堅い仕事ぶりを維持しているAMEMIYA。プライベートでは、音楽活動時代初期からファンだった2歳年下の女性と、ブレイク前の2010年12月24日に結婚し、2017年5月に待望の第一子となる男の子が誕生したことも「深イイ話」の密着取材で明らかになりました。

テレビから消えたと言われながらも、2017年は、「じっくり聞いタロウ」「ピラミッド・ダービー」「マルコポロリ」「有吉弘行のダレトク!?」「人生が変わる1分間の深イイ話」「ゴッドタン」など、人気番組にも顔を出しており、まだまだ踏ん張りを見せています。真面目な人柄と堅実な仕事ぶりで、パパになっても生活は安泰といえそうです。

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