笠りつ子はイマドキ女子のプロゴルファー!国籍やプロフィールは?
笠りつ子はイマドキ女子のプロゴルファー!かわいいけど歯が気になる?
笠りつ子は、1987年11月4日生まれ、熊本県菊池郡出身の女子プロゴルファー。2006年に18歳でプロデビューし、ツアー通算5勝、獲得賞金は5億円を超えるトッププロです。2016年には日本女子プロゴルフ賞金ランキング3位入りし、2017年には全英リコー女子オープンに出場しました。
笠りつ子は、天真爛漫で明るい性格。かわいい笑顔を見せる場面も多く、美人プロゴルファーとして雑誌やテレビにも取り上げられることもしばしばで、非常に人気があります。インスタグラムで情報発信もしていますが、おしゃれでかわいい写真がいっぱいで、イマドキ女子の強いこだわりを感じさせるものです。
笑うと歯茎が目立つガミースマイルが玉にキズと言われていた笠りつ子ですが、2015年頃に歯を数本抜くなどの歯科矯正を行った様子。2014年頃と最近の写真を見比べると、歯並びもきれいになり、笑顔がより素敵になりました。そのため、女子力・人気共に上がるばかりです。
笠りつ子の名字「笠」はどこの地域?国籍やプロフィールは?
笠りつ子の名字「笠」は「りゅう」と読むので、中国や韓国出身を彷彿させますが、古来、福岡県や熊本県に多い日本の名字。笠りつ子の出身地である熊本県菊池郡だけでも、同姓は100名近くいるとか。また、笠りつ子の父・笠清也が日本の高校を卒業していることなどをあわせて考えても、笠りつ子の国籍は日本と思われます。
9歳の頃から父の手ほどきでゴルフを始めた笠りつ子は、地元熊本出身のプロゴルファー坂田信弘が主宰する有名ジュニアゴルフ塾「坂田ジュニアゴルフ塾」で腕を磨きました。1つ上の学年には、日米両国にまたがって女子プロゴルフで活躍する上田桃子がいます。
早くから頭角を現した笠りつ子は、中学2年時に、九州ジュニアゴルフ選手権で優勝。東海大学付属第二高等学校1年時には、九州女子アマチュアゴルフ選手権を制するまでに成長します。そして、2006年のプロテストに1発で合格し、女子プロゴルファーとなりました。九州東海大学に在学していましたが、プロ活動に専念するため中退しています。
笠りつ子の実家は地元有名ゴルフ練習場を経営!ドライバーなどクラブやウェアは?
笠りつ子の実家は地元有名ゴルフ練習場を経営!父はベストスコア68の腕前!
笠りつ子の父・笠清也は、アマチュアゴルフでならした名選手です。地元熊本で有名なゴルフ練習場「武蔵ヶ丘ロイヤルゴルフレンジ」を親から譲り受けて経営し、笠りつ子が9歳でゴルフを始めた時からずっとコーチとしてサポートしてきました。現在は、笠りつ子のキャディも務めています。
笠清也は1961年2月21日生まれで、熊本県出身。ゴルフを始めたのは21歳からだそうですが、ベストスコは68という相当な腕前の持ち主。笠りつ子が通った「坂田ジュニアゴルフ塾」ではコーチも務めており、ずっと娘を指導してきました。
笠清也も笠りつ子と同じ、東海大学付属第二高等学校の卒業生。
笠りつ子からすると、父は、高校の先輩であり師匠、そしてコーチでありキャディと、ものすごく濃密な関係の親子と言えそうです。また、笠りつ子の兄・笠哲郎もプロゴルファーで、笠家は、練習場を経営していた祖父の代から3代続くゴルフ一族ということになります。
笠りつ子のドライバーなどクラブセッティングやウェアは?
笠りつ子のクラブは、ドライバーからパターに至るまで、すべて本間ゴルフ社製のツアーワールドシリーズを使用しています。クラブセッティングの内容は、ウッド1、3、5、7番、ユーティリティは25度、アイアンは5~10番、ウェッジは47、57度、あとはパターといった感じです。
笠りつ子がプロになりたての2011年頃は、ウッド系は、アメリカツアーで人気のツアーエッジ社製や、ダンロップ社製のゼクシオシリーズを使用していました。アイアンはゼクシオ。ウェッジはフォーティーン、パターはオデッセィやPING社製の製品を使用しています。2013年頃から、徐々に本間ゴルフ社製のクラブにシフトしていき、2017年にはすべて本間ゴルフ社製になりました。ボールは、デビューから一貫してダンロップ社製だそうです。
笠りつ子のウェアは、2003年にゴルフウェア業界に参入した京都の若者向けアパレルブランド「DANCE WITH DRAGON」のアイテム中心で、シューズはプーマと契約。派手でカジュアルなウェア姿も多いですが、元気な笠りつ子にはよく似合います。
笠りつ子が地元熊本に届けた優勝!無念の涙から感動のリベンジ!
笠りつ子は、2016年4月14日に熊本地震が発生した際、地元熊本で被災しています。ちょうど熊本で開催される予定だった「KKT杯バンテリンレディスオープン」に出場するためでした。実家や父の経営するゴルフ練習場は大きな被害を受けましたが、「地元を勇気づけるため」と、翌週の「フジサンケイレディスクラシック」にも出場しています。
初日から単独首位に立ちながらも、最終日に大山志保にかわされ2位タイに終わった笠りつ子は、「優勝して熊本に朗報を届けたかった」と悔し涙を流しました。その翌週の「サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント」では4位タイ。その後もトップ10入りするも優勝に手が届かない試合が続き苦しんでいます。
しかし、震災から4カ月後となる2016年8月14日。笠りつ子は、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の最終日に見事な逆転で優勝を果たし、大きなガッツポーズを見せました。親交のある片山晋吾のアドバイスで、スコアボードを一切見ず、プレーのみに集中したことで手にした悲願の優勝でした。
勝利者コメントで、「熊本人は強い。復興に向け、前を向いている皆に良い報告ができて嬉しい」と語った笠りつ子は、大きな感動を呼びました。その後も好調を維持している、笠りつ子の今後の活躍と日本人賞金女王奪還に期待しましょう!