桑田祐宣は両親の桑田佳祐、原由子と同じく青山学院大学出身!歌声はどちら似?
桑田祐宣は桑田佳祐と原由子の息子!音楽に囲まれた子供時代を過ごす
インディーズバンドなどで音楽活動をしている桑田祐宣(くわたゆうき)は、サザンオールスターズの桑田佳祐と原由子の長男としても知られています。両親が日本の音楽業界をけん引するトップアーティストという家庭で育ったため、子供時代からさまざまな音楽に親しむ環境だったことは想像に難くありません。
実際、青山学院大学で出会い、同じ音楽サークル「Better Days」に所属し、後に結婚することとなる桑田佳祐と原由子と同様に、青山学院中学・高校から青山学院大学へ進学した桑田祐宣は、バンド「REAL AROUD」を結成。メジャーデビューを果たし、アルバムをリリースするなど、ボーカリストとして、両親と同じ音楽の道を歩んでいます。
桑田祐宣の歌声は桑田佳祐似か原由子似か?弟・桑田洋輔は一般人?
桑田佳祐と原由子夫妻の長男である桑田祐宣の歌声は、父親ではなく、母親の原由子に似ているという声があります。しゃがれた声質と独特な節回しを駆使する歌い方が特徴的な桑田佳祐に対し、原由子の歌声は澄んでのびやかと言えますが、息子の桑田祐宣は、どちらかと言うと、甘い声質の持ち主。
とはいえ、前へ前へと押し出すような発声の仕方は、桑田佳祐ととても良く似ています。実は、桑田佳祐は、高校時代に、前川清やボブ・ディランに憧れるあまり、ウォッカでうがいをして声を嗄れさせていました。声帯をあまりに痛めてしまうため、ほどなくしてやめましたが、この影響で現在の桑田佳祐の歌声が人工的に完成させられたのだとすれば、桑田佳祐のもともとの声は、桑田祐宣に似ている可能性も否定できませんね。
著名人の両親を持つ人間の宿命か、桑田祐宣の弟・桑田洋輔にも注目が集まっています。桑田祐宣の2才年下の弟・桑田洋輔は、青山学院中学校へ入学後、エスカレーター式に、青山学院高校、青山学院大学と進学しました。兄の桑田祐宣は、インディーズながらも音楽活動をしているため、メディアでも取り上げられることがありますが、弟の桑田洋輔は一般人である様子。そのため、表舞台には今のところ姿を現していません。
桑田祐宣のバンドデビューに父・桑田佳祐は反対していた!?バンド「READ ALOUD」はわずか3年で解散
桑田祐宣のバンドデビューに父・桑田佳祐は反対していた!?気になるプロフィールを徹底解剖!
桑田祐宣は、1986年2月10日、人気バンド・サザンオールスターズの桑田佳祐と原由子夫妻の長男として生まれました。この時期、産休に入った原由子は、1978年のデビュー当初からJ-POP界をけん引してきたサザンオールスターズの活動を休止するなど、育児中心の生活に切り替えます。
ともに音楽家である両親の影響を受けて育った桑田祐宣は、自然と、同じ音楽の道を志すことに。しかし、父・桑田佳祐は、「親の七光りで食べていけるほど、音楽業界は甘くない」と、厳しい音楽業界を知るからこそ大反対します。そのため、デビューのOKがもらえなかった桑田祐宣は、このまま趣味でバンド活動を続け、一生ニートでも良いと考えていた時期もあったとか。
そんな桑田祐宣に、転機が訪れます。2010年7月に、父・桑田佳祐が食道癌が発覚します。父親が病魔と戦う姿を見た桑田祐宣は、音楽で食べていくと決意を新たにしました。その様子に桑田佳祐も胸を熱くし、桑田祐宣のバンドデビューを全面的にバックアップすることを決めたそうです。。
桑田祐宣のバンド「READ ALOUD」はわずか3年で解散!世間の評価はいかに?
桑田祐宣が、大学時代に結成し、メジャーデビューすることになったバンドの名前は「READ ALOUD」。「自分の心に浮かんだ気持ちを素直に読み上げる(READ ALOUD=読み上げる)」がコンセプトで、桑田祐宣はボーカルを務めていました。2012年の秋に、1stミニアルバム「A」をリリースした「READ ALOUD」は、桑田祐宣の甘くも力強いボーカルと、他国的なリズムが散りばめられたサウンドが高評価を受け、全国ツアーをするほどになります。
渋谷Star Loungeで行われた初のワンマンライブはソールドアウトになるなど、デビューしたばかりのバンドとしては順調な滑り出しを見せました。しかし、流れに乗っているかのように見えた「READ ALOUD」でしたが、2015年10月9日をもって解散していたことが明らかに。活動期間わずか3年という、あっけない幕切れでした。
「READ ALOUD」のオフィシャルサイトに掲載されているメンバーのコメントを見ると、求める音楽性の違いによる解散だったことがうかがえます。サザンオールスターズの桑田佳祐と原由子の長男ということもあり、桑田祐宣の音楽的な才能に期待する声が多かっただけに、ファンは「あまりにも寂しい」と嘆くことしきりでした。
桑田祐宣の音楽人生の転機となったのは父・桑田佳祐の食道癌!
桑田祐宣の父・桑田佳祐が、2017年8月23日に、ニューアルバム「がらくた」をリリースしました。桑田佳祐のオリジナルのソロアルバムとしては、実に6年ぶりの発表となります。これまでは、桑田佳祐のソロアルバムは、すべての工程に桑田佳祐自身が関わり制作されていましたが、食道癌という大病をしてからは、仕事スタイルも激変。
原由子管理のもと、アレンジャーやエンジニア、マニュピレーターにプロを迎え、作業を分担して行うようになったとか。スタジオにこもりがちになってしまう桑田佳祐を外に連れ出して運動させるのも原由子の役目で、30代後半から始めたサーフィンで体を動かす姿が頻繁に目撃されています。
父親の大病を機に音楽活動を本格化させることを決意した桑田祐宣ですが、実は、デビューの誘いはそれまでに何度もあったと言います。高校生の頃に始めたバンド活動を、20歳を超え、実質ニート生活になりながらも続けていましたが、「親父と比べられるのは嫌だ」と蹴っていたそうです。
一方、父・桑田佳祐からは、「実力はない。デビューするなら『桑田』の名前は出すなよ」と、厳しく釘を刺されていました。そうした状況からなかなか抜け出せない中、突破口となったのが桑田佳祐の食道癌。これを境に親子は歩み寄り、ようやくメジャーデビューを果たしました。
残念ながら、桑田祐宣がボーカルを務めていた「READ ALOUD」はわずか3年で解散となってしまいましたが、何と言ってもJ-POP界の大御所・桑田佳祐と原由子の長男です。今後の音楽活動にも期待せずにはいられません。