吉田豪は金髪のプロ書評家でプロインタビュアー!インタビュー術の極意とは!?
吉田豪は金髪のプロ書評家!本人よりその人について詳しいプロインタビュアー!
吉田豪(よしだごう)は、徹底したリサーチで、本人よりもその人について詳しいインタビュアーと言われる人物です。タレント本やタレントグッズの収集がライフワークで、もはやタレント本人も所有していないようなものまで集めていることでも知られています。
そんなライフワークを生かして、プロ書評家としても活躍中の吉田豪。金髪に染めた髪がトレードマークで、タレントやアイドルといった芸能人に関する豊富な知識を活用し、ライターやコメンテーターとしても活動中ですが、昨今はテレビやラジオにも積極的に出演しています。
吉田豪が明かすインタビュー術の3つの極意とは!?
プロインタビュアーですから、吉田豪のインタビュー術が、他の追随を許さない域に達していることは間違いありません。吉田豪はインタビューの極意として、「本人より本人に詳しくなる」「サプライズを持参する」「敵じゃないことを伝える」の3つを明かしています。
重要なのは、徹底した事前のリサーチと、それに基づいてインタビュー相手が関心を持つような話題やサプライズを用意しておくこと。そうして相手の懐に入ったら、インタビュー相手が話したことをそのまま伝えるという姿勢を示すことで、相手の信頼を得ます。このスタンスが、多くを語ってくれる雰囲気を作っていくそうです。
吉田豪がビートたけしにもらった謝罪文とは?!好きなアイドルは誰!?
吉田豪が激怒したビートたけしにもらった謝罪文とは?!
多くの芸能人を、その徹底したリサーチで驚かせてきた吉田豪。そんな彼は、ビートたけしから謝罪文を送られたという驚きのエピソードの持ち主でもあります。事の発端は「ビートたけしのTVタックル」の収録現場でした。収録直前にスタジオ入りしたビートたけしが、ゲストで呼ばれていた吉田豪に向かって、「俺の悪口を週刊誌で書いていたらしいな」と激怒。
しかしそれは勘違いで、その記事の執筆者は他のライターでした。するとビートたけしは、誤解が解けてその場で謝罪した上に、後日、「鬼神の如き表情であなたを追い詰めてしまったことを深くお詫びいたします」等と書かれた、A4判3枚にわたる謝罪文が送ってきたそうです。
吉田豪が好きなアイドルは誰!?アイドル好きでリリー・フランキーと意気投合
「元アイドル」というインタビュー集もあるほど、アイドルにも精通している吉田豪。多くのアイドルにインタビューをし、彼女たちについてディープに語っています。アイドル好きは学生時代からで、当時は、松本伊代や岡田有希子が好きだったとか。ちなみに吉田豪の駆け出し時代から付き合いがあるリリー・フランキーとは、お互いにのりピーこと酒井法子のファンであったことから意気投合したそうです。
また近年では、綾瀬はるかと新垣結衣について、「この2人は歌も人間性もとても素晴らしい正統派アイドルだと思っています」と語っています。
吉田豪の出発点は編集者!念願叶って明石家さんまへインタビュー
これまで並みいる芸能人をインタビューしてきた吉田豪。プロインタビュアー、プロ書評家という肩書のもとに活動していますが、そのキャリアの出発点は編集者でした。高校卒業後、東京デザイナー学院の編集デザイン科に進んだ吉田豪は、卒業制作で、在学当時の学長の暴露本を綿密な取材の上で作成するなど、すでに現在の活動の片鱗を見せていたようです。卒業後は編集プロダクションのアートサプライに就職し、編集者として働きはじめ、「紙のプロレス」を経て2004年にフリーとなり、現在に至ります。
20年以上活動を続けてきた吉田豪は、炎上した問題タレントから、今を時めくアイドル、泣く子も黙る大御所俳優から誰も知らない地下アイドルまでをインタビュアーとして攻略し続けてきました。そんな吉田豪をしてインタビューをすることが夢だったという存在がいます。それは、お笑いタレントの明石家さんま。実は明石家さんまは、インタビューを受けないことで有名です。そんな明石家さんまにシリアスな質問をぶつけた吉田豪は、見事に本音を引き出しました。
このインタビューは、アメリカのオンラインDVDレンタルや映像ストリーミングを行っている「Netflix」のCM企画として行われたもの。2日間にわたって吉田豪が明石家さんまに張り付き、楽屋や移動の車内、レストラン等で話を聞いています。そうして撮影されたインタビュー映像は、数分ずつに区切られて、そのまま「Netflix」のCM映像としてネット上で見ることが可能です。
地上波のテレビを中心に活躍する明石家さんまが、いわばライバルであるインターネット配信の「Netflix」のCMに出演するという企画自体も衝撃的で話題になりました。さらに、テレビでは見られない明石家さんまのテレビやお笑いに対する思い、結婚や離婚といったプライベートと仕事の関係が吉田豪の聞き出す力によってつまびらかにされたことでも、反響はとても大きかったようです。
吉田豪自身も明石家さんまの本音を引き出したことに大きな手応えを感じたようで、この仕事について「長年の夢が叶いました」と語っています。吉田豪が次に向かうのは誰なのでしょうか?今後の仕事からも目が離せません。