つみきみほの旦那は舞台俳優の森博之!福山雅治と共演したドラマは「愛はどうだ!」
つみきみほの旦那は舞台俳優の森博之!
つみきみほは、芸歴30年以上のキャリアを持つ女優です。1996年4月14日に、舞台俳優の森博之と入籍しました。この時のつみきみほは25歳で、入籍日は、彼女の誕生日翌日だったそうです。
しかし、結婚報告はすぐにはされず、同年5月22日に放送されたお昼の長寿番組「笑っていいとも!」でゲスト出演した「テレフォンショッキング」内で公表されたと言います。若い頃から元気で少年的なイメージが強かったつみきみほですが、夫・森博之の両親に「息子さんをください」と逆プロポーズしたと聞くと、私生活でも男勝りな一面がある様子がうかがわれます。
その後2人の女児を出産したつみきみほには、育児を優先するため、女優の仕事を離れていた時期もありました。2000年初頭から出演数がぐっと減り、2010年頃から再び増え始めているので、この期間中に出産や育児を行っていたのかもしれません。
つみきみほが福山雅治と共演したドラマは「愛はどうだ!」
まだ中学生だった14歳の時に、「吉川晃司主演映画第3弾ヒロイン募集」オーデションにて、10万人の応募者の中から見事グランプリを獲得。1986年4月に、吉川晃司主演の映画「テイク・イット・イージー」で華々しく女優デビューを果たしました。つみきみほの代表作として有名なのは、1988年に放送されたテレビドラマ「花のあすか組!」の主人公あすか役や、1990年に公開された映画「櫻の園」杉山紀子役です。
当時は、女優と言ってもアイドル寄りのポジションだったつみきみほ。しかし、アクション作品で拳銃を扱う女性を演じたり、たばこを吸うシーンがあったりと、アイドルらしからぬインパクトのある役どころを多く演じたことが差別化となり、一目置かれる存在になっていきました。
そんなつみきみほには、福山雅治と共演し、話題になったドラマがあります。それは、1992年に放送された「愛はどうだ!」です。緒形拳が主人公を演じ、妻に先立たれた父親とその3人の娘との家族の絆やそれぞれの恋模様を描いた物語で、つみきみほは、次女・三崎かなえを演じました。福山雅治が演じたのは、主人公である三崎修一の会社の部下の矢沢誠で、かなえの恋人役。
ドラマ「愛はどうだ!」は、21歳と若いつみきみほと、デビューしたばかりでまだ初々しい福山雅治を観ることができる貴重な作品です。
つみきみほはアニメ「おさるのジョージ」で声優にも挑戦!若い頃は細野晴臣の作曲でシングルもリリース
つみきみほはアニメ「おさるのジョージ」で声優にも挑戦
つみきみほは、NHK Eテレで放送されていたアニメ「おさるのジョージ」で声優にも挑戦しています。アニメ「おさるのジョージ」は、ドイツの絵本作家ハンス・アウグスト・レイとその妻が描いた絵本が元になっている作品です。アフリカ生まれで、何にでも好奇心旺盛なさるのジョージは、「黄色い帽子のおじさん」と一緒に大都市ニューヨークにやって来て、大小さまざまな騒動を起こしながら、人間たちと交流していきます。
つみきみほが声をあてたのは、作中に登場する小学生の兄妹スティーブとベッツィーの叔母マーガレットおばさんです。また、同じくNHK Eテレで放送されている文学作品や民話を10分間で語り聞かせる「おはなしのくに」では、「金の鳥」を担当。「金の鳥」の物語が生まれたコーカサス地方を思わせる衣装をまとい、ナレーションや登場人物の声を巧みに演じ分けました。
つみきみほは大御所・細野晴臣の作曲でシングルもリリース!
つみきみほは、女優だけでなく、歌手活動もしており、これまでにシングル4枚と、ベスト盤1枚を含むアルバム2枚を発売しています。歌手デビューしたのは、つみきみほが女優デビューした翌1987年。つみきみほに限らず、歌も歌ういわゆるアイドル女優が多い時代で、同じ頃には、岩崎良美や斉藤由貴なども活躍していました。
楽曲提供者も豪華で、1988年にリリースされたつみきみほの3枚目のシングル曲「時代よ変われ」では、なんとミュージシャンの細野晴臣が作曲を担当。B面に収録された「サヨナラのあくる日」と共に、作詞が松本隆で、作曲が細野晴臣という豪華な布陣となっています。
細野晴臣といえば、Y.M.O.などで音楽活動をする一方、多くのアーティストに楽曲提供をしていることでも有名で、その中には、松田聖子といった大物歌手も。決して歌唱力が高くはなかったつみきみほですが、清純派アイドル女優とは一線を画す路線だっただけに、アーティスト性の高い細野晴臣とのタッグはイメージに合っていたと言えるでしょう。
つみきみほの最新作は注目若手女優・池田エライザ主演の「ルームロンダリング」!
つみきみほの最新出演作品は、2018年7月7日に公開される映画「ルームロンダリング」です。新たなクリエイターの発掘を目的とし、オリジナル企画を募集するコンテストで準グランプリを受賞した本作。物語は、人付き合いが苦手で、彼氏も友達もいない主人公・八雲御子が、事故物件に一定期間住むことでクリーンな空き部屋にする「ルームロンダリング」という秘密の仕事に就くことから始まります。
せっかく仕事にありついたものの、主人公は、事故物件で亡くなった幽霊たちが見えてしまうという特殊な体質。この世に未練を残す個性豊かな幽霊たちに翻弄されながらも、自身の人生についてを問い直していくというストーリーです。主人公の八雲御子を演じているのは、今注目を集めている若手女優・池田エライザ。つみきみほの役名は発表されていませんが、秘密の仕事を依頼した主人公の叔父役のオダギリジョーや、幽霊役の渋川清彦、光宗薫など、個性的で実力もある俳優たちと交じって、どのような演技を見せてくれるのかが楽しみです。
2017年公開の映画「話す犬を、放す」で主演を務めた際には、女優業だけでなくヘルパーの仕事をしていると明かしたつみきみほ。40代後半に差し掛かっても、若い頃と変わらないボーイッシュな髪型と目力は健在ですが、今後は人間的に深みを増したお芝居も期待できそうです。