中村勘九郎(6代目)は歌舞伎界のスーパーエリート!結婚相手は前田愛?実は欅坂46のファン?

中村勘九郎は歌舞伎界のスーパーエリート!父親や弟、祖父まで歌舞伎役者!

六代目中村勘九郎は歌舞伎役者、俳優です。1981年10月31日生まれ。東京都出身、本名は波野雅行(なみの まさゆき)というそうです。歌舞伎界でも由緒ある屋号である「中村屋」の長男として生まれ、幼い頃から舞台に立っていました。

初舞台は1987年の「門出二人桃太郎」という演目。当時はまだ「勘九郎」を襲名しておらず、二代目中村勘太郎として若干6歳で舞台に立ちました。ちなみに、中村勘九郎の息子である中村勘太郎と中村長三郎も、2017年に同じ演目で初舞台を踏んでいます。また、息子だけでなく、父親、弟、祖父までもが歌舞伎役者です。

父親は、2012年に57歳という若さで亡くなった十八代目中村勘三郎。弟は中村七之助。祖父は十七代目中村勘三郎です。特に父親の十八代目中村勘三郎は、現代劇の劇作家や演出家と組んで古典歌舞伎の新解釈を行うなど、先鋭的な活動で知られていた名役者でした。中村勘九郎は、このような歌舞伎界の名門に生まれたのです。

そんな中村勘九郎ですが、実は非常にユーモアに富んだ優しい性格で、バラエティ番組にも多数出演しています。その際にはジョークを飛ばして場を和やかな雰囲気にさせており、視聴者からの好感度も高いようです。息子たちと番組出演することも多く、そのやりとりから伝わる優しげな雰囲気はファミリー層にも人気。

伝統芸能である歌舞伎の名門出身ということで、厳格そうな雰囲気を持っていてもおかしくはないですが、柔らかな雰囲気を持っているのが中村勘九郎の大きな特徴と言えるでしょう。

中村勘九郎は俳優としても評価が高い?銀魂や大河ドラマなど話題作に出演!

歌舞伎役者として活動を続ける中村勘九郎ですが、その活動は歌舞伎界だけにとどまりません。映画やドラマにて俳優としても活動しており、デビューはテレビドラマ「時間ですよ ふたたび」。このドラマの放送は1987年で、歌舞伎の初舞台を踏んだと同時にドラマデビューも果たしていたのです。

その後も定期的にドラマや映画に出演し、2001年ドラマ「光の帝国」、2009年「清洲会議」などで演技を披露しています。中でも特に話題なのは、映画「銀魂」と大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック囃子〜」です。

まず「銀魂」。これは少年ジャンプで連載されていた大ヒット漫画「銀魂」が原作の映画です。この映画にて中村勘九郎は人気キャラクター近藤勲役を熱演。その振り切った演技に話題が集まりました。

大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック囃子〜」では主演を務め、日本初のオリンピック走者だった「日本のマラソンの父」とも呼ばれる金栗四三を熱演しています。プロのマラソンランナーから指導を受け、走り方を金栗四三そっくりにするなど、徹底した役作りが話題を生んでいるようです。

中村勘九郎はこのように多数の映画やドラマに出演しており、2001年に第11回日本映画批評家大賞新人賞、2013年には第20回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞するなど、業界内の評価も高いようです。歌舞伎役者と俳優という二足のわらじを履いて、これからも活躍していって欲しいですね。

中村勘九郎の結婚相手は前田愛?きっかけは何?

中村勘九郎は2009年に結婚をしています。結婚相手は女優の前田愛。1994年、自身が11歳の時に出演した「あっぱれさんま大先生」をきっかけに人気を博し、10代に大きな支持を受けていました。成人後も様々なドラマやバラエティー番組に出演し、人気女優として活躍していました。

二人が交際を始めるきっかけとなったのは、2001年のドラマ「光の帝国」で共演したことだそうです。ちなみに結婚会見で中村勘太郎の第一印象を聞かれた前田愛は「(共演したドラマの)撮影が暑い時期だったので、タンクトップを着られてて。タンクトップ、苦手だったのでちょっと変な人だなって思った」と語っています。

結婚後は仲睦まじい家庭を築いているようで、前田愛は妻として何点かという質問を受けた中村勘九郎は「98点」と回答しています。ほとんど文句なしということですね。ちなみにマイナス2点の理由は「怖いところ」とのことです。

時折放送される中村家に密着したドキュメンタリー番組でも、その仲睦まじさは見て取ることができます。

中村勘九郎は欅坂46の大ファン?公演中にその愛を爆発させた?

歌舞伎界の名門・中村家という由緒ある家庭で育った中村勘九郎ですが、実はアイドルグループ欅坂46の大ファンという意外な一面を持っています。このことが明らかになったのは、欅坂46の冠番組「欅って、書けない?」にVTR出演したときのことでした。

ここで中村勘九郎は、欅坂46の大ファンであることを告白。また、博多座の歌舞伎公演では、欅坂46のメンバー長沢菜々香の愛称「なーこ」を連呼したり、同じくメンバーの菅井友香の持ちギャグ「がんばりき」を叫んだりと、公演中にその愛を爆発させています。この意外な一面に、公演の映像を見ていたメンバーからも驚きの声が上がっていました。

歌舞伎役者・俳優として目覚ましい活躍を続ける中村勘九郎。その演技力に加えて優しい人柄も魅力的で、非常に好感度の高い人物です。これからも多くの作品に出演し、私たちを楽しませていって欲しいものですね。

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