元光GENJI・大沢樹生の現在は?アイドルを辞めた理由と諸星和己との不仲説の真相とは

大沢樹生は最後のスーパーアイドル・光GENJIの人気メンバー

現在は俳優として映画や舞台で活躍する大沢樹生。絶大な人気を誇ったアイドルグループ「光GENJI」のメンバーだったことは、昭和のアイドル全盛期を知る人であれば、あまりに有名な話でしょう。

ローラースケートで踊りながら歌うという斬新なパフォーマンスで1987年にデビュー。瞬く間に人気を集め、一躍トップアイドルグループとなった光GENJI。当時のアイドルは手の届かない雲の上の存在というイメージがあり、光GENJIは“最後のスーパーアイドル”と言われています。中でも、大沢樹生はローラースケートを履いたままバク転を見せるなど、アイドルと呼ぶに相応しいカッコよさと抜群のビジュアルでファンを魅了しました。

大沢樹生と諸星和己の不仲説。その真相は?

光GENJI時代、人気を二分した大沢樹生と諸星和己には不仲説がありました。しかし実際はグループ内で最も仲が良かったのだそう。光GENJIを離れても2人の友情は変わらず、大沢樹生は2014年、初監督映画「鷲と鷹」への出演を諸星和己に依頼し、ダブル主演しています。

また、2016年12月には「-Resumption- 再開 諸星和己VS大沢樹生 SPECIAL TALK NIGHT with DINNER」と題したディナーショーを開催。ステージでの共演は22年ぶりとは思えない息の合ったトークで会場を沸かせました。2人は翌年10月にも第2弾のショーを開催していますが、この年が光GENJIのデビュー30周年だったことから、ローラースケートを履いて光GENJIのヒット曲を披露。往年のファンを歓喜させました。

2トップの共演が実現したとなれば、光GENJIが7人揃うところも見たいですね。 諸星和己は2017年8月、メンバーとの交流について「俺らLINEやってるからね、グループLINE。名前は光GENJI」と7人で連絡を取り合っていることを明かしています。たとえ一日でも、いつの日か光GENJI再結成が実現する日はくるのでしょうか。

大沢樹生は光GENJIが二度目のデビューだった!?

小学6年の時、姉が履歴書を送ったことをきっかけにオーディションを受け、ジャニーズ事務所へ入った大沢樹生。実は光GENJIが2つめのグループでした。事務所へ入所した翌年の1982年、大沢樹生はイーグルスというグループのメンバーとしてデビュー。イーグルスには後に光GENJIへ一緒に加入した内海光司と、現在は俳優として活動する中村繁之がいました。

1983年にレコードデビューしたイーグルスでしたが、その後は目立った活動がないまま、グループ一の人気メンバーだった中村繁之のソロ活動もあって1985年に自然消滅。所属グループがなくなった大沢樹生と内海光司は、中村繁之が出演していたNHKの音楽番組「レッツゴーヤング」内のグループ「サンデーズ」のメンバーとして活動した後、1987年に光GENJIとして再デビューを飾りました。

光GENJIとして不動の人気を手にした大沢樹生でしたが、1994年にグループを脱退しています。その理由について、2008年11月に出版した自伝「昨夜未明、大沢樹生が死にました…」の中で「ドラマや舞台で俳優として何も基礎がない自分が主役を張って、キャリアもテクニックもある俳優さんが脇役でいることにコンプレックスを感じるようになった」「このままここにいたら、自分が目指している方向性のものは永遠にできないかもしれないと思った」と綴っています。

とはいえ、大沢樹生は自身のアイドル時代を否定しているわけではありません。2008年7月放送のバラエティ番組「遠隔操作バラエティ~ ウドで訊く!」で、光GENJIとして活動していた頃について「宝物ですね。光GENJIがあったから今の自分があることは紛れも無い事実です」と語り、大切に胸にしまっていることを明かしています。

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大沢樹生の現在は?

光GENJIを脱退した大沢樹生は同時にジャニーズ事務所も退社。個人事務所を立ち上げ、俳優として映画やドラマで様々な人気作品に出演しています。

中でもVシネマへの出演が多く、「実録 土佐游侠外伝 鯨道」「修羅の軍団」「関西極道 流血の抗争史」「アンダーグラウンド」など数々のヤクザ映画で、自らを「目殺師」と呼ぶほどの強い目力を活かした演技を見せています。また、ミュージカルから時代劇まで幅広いジャンルの舞台にも出演。最新作は、4月12日から14日まで三越劇場で上演される「Famiglia!」。コメディ要素のあるミュージカルで、マフィアのボスを演じます。

さらに歌手活動もソロでライブを行う他、ジャニーズ事務所の先輩でもある川﨑麻世と「オッサンズ」を結成。2018年11月に沢田研二のヒット曲をカバーした「勝手にしやがれ」をリリースしました。

息子との問題で苦しい時期もあった大沢樹生ですが、2008年に再婚。2014年1月には女の子が生まれ、大切に育てている様子がブログから見てとれます。守るべき家族がパワーの源になったのか、2018年12月にはプロレス好きが高じて49歳にしてリングデビューの夢も叶えました。オジサンと言われる歳になっても、多くの女子を酔わせたアイドル時代のカッコよさは今もその端々に感じます。ローラースケートは部屋で眠っているそうですが、いつかまたカッコよく走る姿を見せてほしいですね。

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