笹野高史は歌舞伎出身?平成中村座名物「淡路屋!」のかけ声とは!
笹野高史は歌舞伎出身の役者なのではという声も?その真実は?
笹野高史はシリアスで真面目な役柄はもちろん、コミカルなキャラクターの役まで演じることができる実力派俳優です。「男はつらいよ」シリーズや「釣りバカ日誌」シリーズ、また時代劇でもお馴染みの方が多いかと思います。笹野高史は、依頼された仕事は拒まないため、自身で「ワンシーン役者」と称し、これまで活動し続けてきました。
笹野高史は歌舞伎にも出演していることから、歌舞伎出身の俳優なのではないか?とも囁かれていますが、真相はどうなのでしょうか?笹野高史は、歌舞伎出演の記者会見にて、「民間からの参加です」とコメントしているため、歌舞伎出身というわけではないようです。笹野高史が歌舞伎に出演するようになったきっかけは「コクーン歌舞伎」。
「コクーン歌舞伎」は、歌舞伎をより多くの人に見てもらいたいという中村勘三郎の思いから始まり、日本の伝統芸能である歌舞伎を全く新しい演出で表現した作品。多くの人に親しみを持ってもらうため、歌舞伎役者以外の役者も多数出演しており、そこに笹野高史の姿もありました。それ以後、「平成中村座」にも出演するようになった笹野高史は、以後、歌舞伎で活躍する機会が増えたようです。
笹野高史は平成中村座に必要不可欠!「淡路屋」は歌舞伎の屋号?
笹野高史は、「コクーン歌舞伎」をきっかけに歌舞伎に出演するようになりました。笹野高史が歌舞伎の舞台に上がると、「淡路屋!」のかけ声を耳にすることがあります。この「淡路屋」とは笹野高史の屋号で、中村勘三郎に付けてもらったとのこと。笹野高史の出身が兵庫県淡路島であることから「淡路屋」と名付けられたのだそうです。
「コクーン歌舞伎」に出演して以来、笹野高史と中村勘三郎は親交が深く、「平成中村座」の舞台にも頻繁に出演するようになりました。笹野高史は現代劇役者ですが、役に対するこだわりがとても強く、その高い演技力と迫力に歌舞伎ファンも思わず唸ってしまうほどなのだそうです。型にはまらず、自分なりに解釈した役になりきり、物語に深みを持たせる。笹野高史は現代の文化に合わせた、全く新しい歌舞伎に、なくてはならない存在となっています。
笹野高史の「ツムツム」愛が止まらない!息子4兄弟が全員俳優!
笹野高史はツムツムが大好き!今までに50万円も課金していた!
笹野高史は、迫力ある演技と、名脇役ということでの評判が高いですが、意外に可愛らしい一面もあります。なんと、スマホゲーム「ディズニーツムツム」に大ハマりしているとのこと!「ディズニーツムツム」とは、ディズニーキャラクターを模した「ツム」というぬいぐるみを3つ以上繋げて消していくという、今大人気のパズルゲームです。
ツムツムをこよなく愛しているという事実は、フジテレビ「アウトデラックス」で明らかになりました。笹野高史は、単純にこのゲームにハマっているというだけではなく、課金までしており、その金額が驚き!なんと、これまでにツムツムに50万円以上もつぎ込んだのだそうです。その甲斐あってか、ツムのコレクションはコンプリート。ツムたちのレベルもMAXなのだそう。やるからには徹底的にやりたいと考える笹野高史は、役にこだわりを持つだけでなく、遊びにもこだわる役者と言えそうです。
笹野高史の息子たちは全員俳優!父の背中を追いかける4兄弟!
ツムツムが大好きだという意外な一面を持つ笹野高史。やりたいことには精一杯取り組んでいるという印象が強い笹野高史、その家族構成はどのようなものなのでしょうか?笹野高史は、42歳の時に17歳年下の劇団員の女性と結婚し、4人の息子に恵まれました。しかも、現在、その4人の息子たちは、全員俳優として活躍しているというから驚きです。ほぼ同時期にデビューして以来、4兄弟で俳優として切磋琢磨する日々を送っています。
4兄弟全員が俳優となったのは、笹野高史の影響が強いことがうかがえますが、父である笹野高史は、息子たち4兄弟に対して、俳優の道に進むようにと言ったことは一度もないそうです。また、「ニンゲン観察 モニタリング」という番組で、「もしも息子たちが俳優を止めて、お笑い芸人になりたいと言ったら?」というドッキリが笹野高史に仕掛けられましたが、その反応は「やってみればいい」と息子たちの背中を押すというもの。
やりたいと思ったのならやってみること、そのほうが人生は断然面白いと考える笹野高史。そんな父親の背中を見ているからこそ、4兄弟は、笹野高史を、父親として俳優の先輩として尊敬し、役者として挑戦の日々を送っているのではないでしょうか?
笹野高史が「あさイチ」でヴィンテージ・トラブルと意気投合!実は無類の音楽好き!
笹野高史はツムツムをこよなく愛しているという意外な一面も持ち合わせながらも、さまざまな役柄を演じ分ける名脇役俳優。NHK「あさイチ」のプレミアムトークに出演した際、普段の印象とは異なる一面をさらに披露しました。同番組では、これまでに出演した作品の名シーンの数々や、役柄についての思い出話、SMAP木村拓哉の勧めで黄色のスポーツカーを購入したという驚きの秘話なども披露した笹野高史。
また、「グッチ祐三のイチオシ音楽」というコーナーにも引き続き出演し、今大人気のロックバンド「ヴィンテージ・トラブル」と共演しました。その際、笹野高史は大興奮。同グループのボーカルであるタイ・テイラーと意気投合する場面も見せ、意外なほどの盛り上がりで視聴者を楽しませました。
笹野高史はトランペットを特技としているばかりか、トランペットの他にも、数々の楽器を所有しているという無類の音楽好きでもあったのです。1979年に公開された舞台「上海バンスキング」では、ラッパ吹きの役を演じた笹野高史。当時は初心者だったため、猛特訓してトランペットを習得し、本番に臨んだのだそうです。
その努力が演技にも現れたのか、後にトランぺッターとなった当時中学生の少年を感動させたというエピソードがあります。真摯に取り組むからこそ、人を感動させることができると語る笹野高史。人々を感動させるアーティストには、そんな真っすぐな思いがあるため、自然と尊敬と親しみを示すのかもしれません。また、映画初主演で長男のささの翔太と共演する「陽光桜」が公開されますし、笹野高史の今後の活躍に期待が高まります。