野島伸司ドラマ「高校教師」「未成年」あらすじ感想キャスト!現在は放映ムリ?!
野島伸司ドラマ「高校教師」あらすじ感想キャスト!禁断だらけの衝撃的内容とは?
野島伸司が脚本を手掛けた1993年のドラマ「高校教師」は、生徒と教師の禁断愛・近親相姦・同性愛・レイプに自殺と、現在では放送できないような衝撃的な内容です。
大学研究室を追われ、婚約者との関係や教師生活に悶々としていた生物教師・羽村隆夫(真田広之)に、無垢な愛情を示す女子高生・二宮繭(桜井幸子)。繭もまた、父親(峰岸徹)の異常なまでの溺愛という闇を抱えていました。繭に同性愛的好意を寄せ、羽村隆夫を排除しようとする同級生・佐伯麻美(中村栄美子)や、憧れを抱いていた英語教師・藤村知樹(京本政樹)に乱暴され妊娠した上に、その場面を撮影したビデオテープをネタに関係を強要され続ける二宮繭の唯一の親友・相沢直子(持田真樹)と、周辺人物の人生も壮絶。
物語後半では、二宮繭との外泊が父親によって密告された羽村隆夫は、高校を退職しますが、この3人の関係は泥沼化の末に”父親の焼死”という結末を迎えます。その後、羽村隆夫と二宮繭は列車で逃避行を図りますが、このシーンが「心中?」「眠っているだけ?」と議論を呼びました。
野島伸司ドラマ「未成年」あらすじ感想キャスト!再放送不可の理由は内容とキャストにあり?!
野島伸司ドラマ三部作として、「高校教師」と並ぶインパクトがあったのは、1995年の「未成年」。同年代の若者5人を中心に、社会への関わり、仲間の死、大人への犯行などの葛藤を描いた青春群像作品です。5人のキャストは、出来のいい兄にコンプレックスを抱く高校3年生・戸川博人(いしだ壱成)、知的障害をもつ室岡仁(香取慎吾)、戸川博人の同級生で、暴力団員の坂詰五郎(反町隆史)、超優等生の神谷勉(河合我聞)、戸川博人のクラスメイトで野球部の田辺順平(北原雅樹)。戸川博人の兄役に谷原章介や、彼らの恋情の相手として桜井幸子や遠野凪子、浜崎あゆみがキャスティングされている超豪華なドラマです。
しかし内容は、性描写や暴力行為、拳銃密入手、銀行強盗に立てこもりと、今ならR指定確実と言っていいほど荒れているため、「未成年」を現在のドラマ枠で放送するのは難しいでしょう。また、遠野凪子が脱いでいたり、過去をあまり露出させない浜崎あゆみが妊娠したりする上、主演のいしだ壱成は薬物使用の罪でリアルに逮捕されてしまったことで、さらに再放送は困難になっています。
野島伸司の酒井法子と破局したワケ!結婚、子供は?
野島伸司が酒井法子と破局したワケは結婚観の相違?それとも病的な女グセ?ストーカー行為も!
野島伸司と酒井法子の交際は、1993年の野島伸司ドラマ「一つ屋根の下」に酒井法子が出演したのをきっかけにスタートしました。当時、人気絶頂だった22歳の酒井法子に、30歳の野島伸司が猛攻をかけて落としたと言われており、交際は至って順調。酒井法子が報道陣に「とても誠実で、うそをつかない人」と公言するほどで、「野島伸司と酒井法子はいつ結婚するのか」と、マスコミの注目の的でもありました。
しかし、野島伸司と酒井法子は1997年に破局。理由は「結婚観の相違」とされていますが、一方では、「パチンコか若い女か」と言われる、野島伸司の病的なまでの女グセが原因だったのではないかという噂もあるようです。さらに病的なことに、野島伸司は、別れた酒井法子にストーカーして、復縁を迫っていたというのです。間に立って酒井法子を守っていた当時のマネージャーが2000年に自殺したことも含め、野島伸司の闇は何かと深そうです。
野島伸司が極秘できちゃった婚していた!子供は今?
野島伸司は、酒井法子の他、遠山景織子、桜井幸子、深田恭子らとの交際も噂されてきましたが、長らく未婚のままでした。ところが、2012年3月17日に行われたドラマ「理想の息子」の打ち上げの席で、野島伸司自身が「実は結婚したんだ」と、上機嫌で告白。野島伸司が結婚したのは、2011年3月で、お相手は、23歳下で佐々木希似の一般女性。大学卒業後は、都内にある実家の表具店を手伝っていたそうです。
その野島伸司の衝撃の告白の後には、結婚が”できちゃった婚”だったことも明らかに。その時で”1歳くらい”ということだったので、もうすぐ野島伸司の子供は5歳になると思われます。しかし、報道陣が、女性の父親に結婚のお祝いを伝えると、父親は「ノーコメント。何も答えません」と、なぜか不機嫌だったというのは気がかり。できちゃった婚だったからでしょうか。あるいは、野島伸司の女性遍歴が気に入らなかった可能性も否めません。
野島伸司最新ドラマ「OUR HOUSE」4月スタート!「明日、ママがいない」以来の衝撃作?!
野島伸司最新ドラマ「OUR HOUSE」が、2016年4月、3年ぶりに復活した、フジテレビ日9ドラマ枠でスタートします。ドラマ「OUR HOUSE」は、芦田愛菜と、NHK朝の連続ドラマ小説「マッサン」でブレイクしたシャーロット・ケイト・フォックスのW主演。東京下町で暮らす大家族を中心にしたホームコメディという前情報です。
しかし、脚本は野島伸司ですから、「父の再婚に反対する娘たち」「継母との関係」というワードが出てくると、陰鬱な展開を予想してしまいます。「高校教師」「未成年」「聖者の行進」「人間・失格」とヒットを飛ばしながらも、1994年以降は、野島伸司のドラマが「子供に見せたくない番組」にランクインするようになりました。
「101回目のプロポーズ」や「ひとつ屋根の下」など、全くタブー視されない大ヒットドラマを連発しながらも、野島伸司には、女優を落としては破滅させるという人格破綻者のレッテルが貼られていたため、作品自体に病的な傾向があるように思われがちです。そこで記憶に新しいのが、2014年に物議を醸した、芦田愛菜主演の日テレドラマ「明日、ママがいない」のエグさ。
過去に、性や暴力などのタブーに触れてきたのと同様に、この時のテーマ「赤ちゃんポスト」への反響は、野島伸司も想定の上で、あえてセンセーショナルを狙ったものだったのでしょう。しかし、野島伸司のタブーの扱いは、単に話題性を狙ったものではなく、「高校教師」にさえ、「ギリシャ神話のような物語を」という1つの芸術論のようなものが存在しました。おそらく、天使のような芦田愛菜に毒を与えられるのは野島伸司だけ。「OUR HOUSE」にも、現状ギリギリの衝撃を期待します。