安部勇磨と高橋一生は兄弟だった!顔が似てないのは複雑な家庭環境のせい?

安部勇磨と高橋一生は兄弟だった!顔が似てないのは複雑な家庭環境のせい?

安部勇磨(あべゆうま)の知名度急上昇!高橋一生が兄弟関係をテレビ番組で初告白!

安部勇磨(あべゆうま)と聞いて思い当たる人は少ないかもしれませんが、イケメン俳優・高橋一生の弟だと分かり、知名度が急上昇しています。

高橋一生が、初めて「弟はロックバンド『never young bearch』のボーカル&ギター安部勇磨である」と明かしたのは、2017年1月20日に放送されたトーク番組「A-Studio」でのことでした。”高橋一生の弟”と聞いただけで萌える女性たちは、「あの兄を持つ安部勇磨って、どれだけイケメンなの?」と大はしゃぎ。瞬時に安部勇磨の名が、ネットの検索ランキングの上位に躍り出たほどです。

しかし、その期待も儚く、安部勇磨の写真を見た人々からは、「全く顔が似ていない」との声が続出します。ひいき目に見れば、ふっくらしていた子役時代の高橋一生に近いものはあるものの、安部勇磨は、お世辞にもイケメンと言えるタイプではありませんでした。

安部勇磨は高橋一生に似ず非イケメン!5人兄弟には3人の父親がいた!

安部勇磨が弟であると明かした高橋一生は、複雑な家庭環境についても語っています。安部勇磨は、男ばかりの5人兄弟の三男で、長男の高橋一生と五男の年の差は18歳という、なかなかスケールの大きい一家に育ちました。しかし、子だくさんの円満家庭というわけではなく、高橋一生、次男と安部勇磨、四男と五男は、それぞれ3人の父親の間に生まれた異父兄弟でした。

母親が同じとはいえ、違う遺伝子を受け継いでいるのですから、安部勇磨と高橋一生の顔が似ていないことにも合点がいきます。それでも、五男が生まれた時には、高橋一生がオムツを換えていたそうですから、父親は違えど、家族は母親の下に固い絆で結ばれていたのでしょう。

高橋一生は母親との折り合いが悪かったため、約10年も会っておらず、安部勇磨が報せるまでは、母親の病気すら知らなかったという殺伐とした状況もありました。2015年に母親が癌で亡くなった今、安部勇磨と高橋一生の関係が明かされたことを思うと、心温まるものを感じます。

安部勇磨の高校やプロフィール!「never young beach」ってどんなバンド?

安部勇磨は神奈川県の美術高校出身?気質には高橋一生との共通点も

安部勇磨は、俳優で兄の高橋一生より10歳下の、1990年9月生まれ。出身地は同じく東京都です。神奈川県にある美術関係の高校に通っていたとの情報もありますが、根っからのアーティスト気質だったのでしょうか。安部勇磨は、早くから、高橋一生や次兄の影響で、「ミッシェルガンエレファント」などのガレージロックや、UKロックを聴くようになり、バンド活動に興味を持っていたといいます。

そういった趣向もあってか、絵やレコードの収集癖があるという安部勇磨。他にも、101匹のわんちゃんをあしらった靴など、部屋には個性的なグッズが溢れかえっているといいます。怪演を得意とする高橋一生は、「A-Studio」で、さまざまな物に「○○さん」と名付けるという変わり種であることが明らかになっていますが、遺伝子とは正直なものです。

安部勇磨「never young beach」がアングラで大人気!その歴史とは?

安部勇磨がボーカル&ギターを務める「never young beach」は、2014年春に、ギターの松島皓と2人で、ユニットとして結成されました。それからすぐに、自宅録音にて初音源「HOUSE MUSIC」を制作し、100枚限定で店舗販売すると即完売。

9月に、ギター阿南智史、ベース巽啓伍、ドラム鈴木健人加え、今の5人グループとなっています。「never young beach」の楽曲には、安部勇磨の味のある歌唱や、艶やかなギターサウンドに、どこか懐かしさや素朴さを感じさせる魅力がありました。

そんな彼らは、2015年5月に、アルバム「YASHINOKI HOUSE」でインディーズデビューを果たすと、同年7月にはフジロックフェスティバルに出場するまで成長します。2016年は、アルバム「fam fam」で、2年連続となるCDショップ大賞にも選出された「never young beach」。アングラ民の間では、今や年間100本のライブをこなす、知る人ぞ知る人気バンドとなっています。

安部勇磨と高橋一生の兄弟愛!「never young beach」のメジャーデビュー秘話が美しい

安部勇磨の兄・高橋一生は、大ブレイクしたのは最近ではあるものの、1990年のデビューから数えると、すでに俳優歴27年の大ベテランです。今になって、兄弟関係を明かしたのは、今際の際の母親に、「弟たちを任せてくれ」と誓ったからかもしれません。

その頃、安部勇磨は、すでに「never young beach」の活動は順調だったものの、「俺たちはインディーズでやっていく」と言ってはばからなかったそうです。ライブバンドにはよくある思考回路ではありますが、高橋一生は、「プロの世界で強くなれ」「評価される場所にいないとダメだ」と、安部勇磨に言い続けてきたといいます。

きっと、その兄の想いが、安部勇磨を変えたのでしょう。2017年夏、「never young beach」は、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントSPEED STAR RECORDSから、メジャーデビューすることが決まりました。ドラマ「カルテット」で、「ビオラを弾く高橋一生がイケメンすぎる」と話題になっている最中に、安部勇磨が弟であることが分かったことで、「never young beach」への注目も過熱しそうです。

それに先駆け、「never young beach」は、4月から、東京・名古屋・大阪で、インディーズ最期のワンマンツアーを行います。安部勇磨が、兄の名を借りることなく、ここまでのし上って来た才能の持ち主だからこそ、高橋一生は、兄弟関係を公表したのでしょう。この兄弟愛は売名と言われることもなく、ただ、安部勇磨にプラスに働いている気がします。

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