安藤サクラは個性派女優!その底知れない魅力の秘密に迫る

「DESTINY鎌倉ものがたり」で見せた風変わりな死神役。そして、「万引き家族」での鬼気迫る演技。話題作・名作に安藤サクラありという文言は、もはや当たり前の事実となりつつあります。

1986年に東京で生まれ育った安藤サクラは、現在32歳。女優としては喉から手が出るほど欲しい賞・名声を総なめにしている彼女ですが、日頃の様子は驚くほど朴訥としています。

どんな作品においても、見るものの目を捕らえて離さない吸引力を持つ女優・安藤サクラの魅力に迫っていきます。

ドラマ「まんぷく」主演!数々の話題作に引っ張りだこな安藤サクラ

本名は安藤さくら。2012年3月に俳優の柄本佑と結婚し、現在は柄本さくらになっています。女優として表舞台に立つ際は、これまでと変わらない安藤サクラ名義です。かつてはオダギリジョー、小林稔侍らを擁する鈍牛倶楽部に所属していましたが、2011年に樋口可南子、東出昌大、門脇麦らが所属するユマニテに移籍しています。

直近でいうならば、彼女の演技はNHKの朝ドラ「まんぷく」で見ることができるでしょう。なんといっても主演です。女優デビューしてからというもの、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞などあらゆる賞を総なめにしてきた彼女の、初の朝ドラ主演作。業界内外問わず、注目度の高い作品です。

女優になることは、彼女の幼少期からの夢でした。主役よりは脇役の立場で、作品の質をより向上させる立ち位置にいることが多かった安藤サクラ。近年はその甲斐あって、認知率が軒並み上がってきています。

デビュー作は、2007年12月に公開された映画「風の外側」。同作は父である俳優・奥田瑛二の4本目となる監督作品で、主演に起用した女優がクランクイン4日前に降板してしまったことから、急遽その代役として安藤サクラの出演が決定。母・安藤和津がスーパーバイザー兼出演女優、姉・奥田桃子が助監督と、ファミリー全員が制作に携わる作品での女優デビューとなりました。

奥田瑛二の監督作品は一作目から何等かの形で家族が関わっています。父の監督デビュー作となった「少女~an adolescent」で当時15歳だった安藤サクラは炊き出しを手伝い、デビュー前から映画作りの現場を間近で見ていました。彼女の作品と向き合う姿勢は、父の背中から学んだものといえるかもしれません。

ドラマ出演でも、「連続テレビ小説おひさま」「カラマーゾフの兄弟」「ゆとりですがなにか」「カルテット」など、話題をさらった人気作が名を連ねる安藤サクラのドラマ初主演作となったのは、2016年8月から10月までNHK BSプレミアムで放送された「ママゴト」という作品です。マンガを原作とした同作で安藤サクラが演じたのは、友人が置いていった子どもを育てていくスナックのママ。カルト教団の勧誘員、ホテトル嬢など、少しひねられた役柄を演じることが多い印象のある安藤サクラですが、彼女なら演じきれると信じた制作陣の期待が込もった起用なのでしょう。

映画ではピリッとスパイスを効かせた役が多め

ドラマよりも映画出演作品が多い安藤サクラ。「愛のむきだし」「僕らは歩く、ただそれだけ」「甥の一生」「DESTINY鎌倉ものがたり」「万引き家族」などなど、直近の作品を挙げただけでも相当な数にのぼります。

昔から映画ファンの間では人気の高かった女優で、若いながらも、いわゆる知る人ぞ知る名女優というポジションにいました。安藤サクラの存在感が映えるのは、やはりスクリーン。そのなんとも言えない「只者じゃない」感が見る者の目を引き寄せ、圧倒的な将来性を感じさせるオーラを持っている女優といえるでしょう。

中でも特筆したいのは、「DESTINY鎌倉ものがたり」で演じた風変わりな死神の役。2017年12月に公開された本作は、幽霊や妖怪が当たり前のように行き交っている鎌倉を舞台に展開するストーリーで、堺雅人演じるミステリー作家と、高畑充希演じる年の離れた若妻が、その愛の強さを問われる結末を迎えます。

ひょんなことから命を落としてしまい、そのことに気付かず現世に留まっていた若妻をめぐって、ミステリー作家とやり取りする陽気でひょうきんな死神を見事に演じきった安藤サクラ。第一子を妊娠中の撮影でしたが、銀髪に黒いハット、黒いスーツという、一見彼女だとは気づけない出で立ちでの熱演でした。

エンタメ漫画を原作としたこの作品にはアドベンチャー・ファンタジーという名目がふさわしく、こういったタイプの作品で脇も張れる安藤サクラの幅の広さに、深く感心した人も多いのではないでしょうか。

英語がペラペラ!安藤サクラは国際文化交流学部卒業

演技力の高さは多くの人が知るところですが、安藤サクラの英語力についても触れておきたいところです。隠しきれないその英会話力が露呈したのは、2019年放送中のNHK朝ドラ「まんぷく」内にて。本作ヒロインの立花福子を演じる彼女が、英語で会話をするシーンがあります。

それもそのはず、学習院女子大学の国際文化交流学部を卒業している安藤サクラは、英語がペラペラのバイリンガル。役設定ではあくまでも「カタコト」の英語しか話せないことになっているはずですが、身についた発音はそうそう下手には聞こえませんね。

「トルソ」という映画に出演していた際に答えたインタビューの中では「英語を話せますか?」との質問に「日常会話レベルなら」と返している安藤サクラ。実の姉がロンドン留学をしており、その影響で普段から英語で話すことも多かったといいます。インタビューの回答ひとつとっても、彼女の謙虚さが垣間見えますね。

家族も豪華!旦那は俳優の柄本佑

安藤サクラの父親は、俳優・奥田瑛二。そして母親はエッセイスト・安藤和津。加えて実姉は映画監督・安藤桃子。類まれなる豪華芸能人一家に生まれた安藤サクラ。女優の道に進んだのも、お導きがあったのかもしれません。

夫も俳優・柄本佑であり、義弟は同じく俳優・柄本時生。義理の両親には柄本明と角替和枝が名を連ねる、映画関係者一族となっています。このあたりまではメディアでも周知の事実かもしれませんが、なんと、安藤サクラの曽祖父が、かつての総理大臣・犬養毅だということはご存知でしたか?教科書でも習った、あの「5・15事件」において暗殺されたといわれている犬養毅、その人です。

二世というだけでのし上がることはもはや難しい業界ですが、2015年の日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞に輝いた「百円の恋」は700通もの応募があったオーディションで主演女優の座を勝ち取るなど、安藤サクラは彼女自身の他に例のない圧倒的演技力と努力によって数々の作品に出演し、結果を残してきました。2018年6月公開の主演映画「万引き家族」ではカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞し、今後は国際派女優として活躍する可能性も十分。英語力も問題がない彼女が海外作品に出演というニュースを聞ける日も、そう遠くはなさそうです。

女優業以外にも、その印象的で存在感のある声を巧みに操ってナレーション業にも挑戦している安藤サクラ。2018年4月から放送がスタートした特撮ドラマ「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」では、魔法界の妖精モコニャンの声を担当し、声の仕事にも期待が持てます。これからも活躍が楽しみな女優ランキングがあるとしたら、彼女は堂々の第1位を飾るでしょう。

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