荒俣宏の華麗なる女性問題!結婚、離婚、現在の妻は?

荒俣宏の華麗なる女性問題!結婚、離婚、現在の妻は?

荒俣宏はモテモテだった!?華麗なる女性遍歴と、結婚から離婚、現在の妻まで

荒俣宏は学者でありながら、小説も書けば、タレント活動も行うなど、実に多彩な才能の持ち主です。そして、華麗なる女性問題を持つ男性でもあります。

荒俣宏が最初に結婚はしたのは1988年で、美人漫画家かつ江戸風俗研究家として有名だった杉浦日向子。結婚した当時は、「美女と野獣」と揶揄されたものです。しかし、荒俣宏と杉浦日向子は、わずか半年で離婚。原因は、荒俣宏の女性問題でした。しかも、その女性とは、杉浦日向子と結婚する以前から交際していました。

見た目とは裏腹(?)に、モテモテの荒俣宏2度目の結婚は1994年。お相手は、元JALの客室乗務員だった原泰子です。原泰子のほうから積極的にアプローチしたそうで、この女性が、荒俣宏の現在の妻です。

荒俣宏は多彩な才能の持ち主だった!?

荒俣宏は1947年に東京で生まれました。その肩書きは、学者、図像学研究家、小説家、客員教授、蒐集家、神秘学専門家、妖怪評論家に翻訳業、タレント業など幅広く、団精二、本野虫太郎というペンネームでも活躍しています。その独特の顔と喋り方は、テレビでもすっかりお馴染みですよね。

あの風貌からはちょっと想像しにくいのですが、元々は少女漫画家志望だったという荒俣宏。本人の夢は叶いませんでしたが、妹の荒俣静枝が、漫画家・志村みどりであることが知られています。

荒俣宏の恩師「水木しげる」への思い!著書「帝都物語」あらすじ感想!

荒俣宏は恩師「水木しげる」とあの世で再会する!?

荒俣宏は妖怪への関心が高く、漫画家の故・水木しげるを恩師と仰いできました。1995年には、水木しげるが設立した「世界妖怪協会」に入会するなど親交を深め、2015年に水木しげるが多臓器不全で亡くなった際には、弔問に駆けつけたといいます。
荒俣宏は、水木しげるについて「太陽のように道を照らしてくれて、この人についていけば間違いないと思える人でした」と語り、「あの世で会えるから」と、あえてお別れの言葉は告げなかったそうです。

荒俣宏が博学を活かして発表した「帝都物語」は、小説デビュー作にしてベストセラーに!あらすじ感想!

荒俣宏は、1985年に、小説「帝都物語」を発表しました。荒俣宏にとって小説デビュー作となった「帝都物語」は、見事にベストセラーを記録し、いきなり日本SF大賞を受賞。さらに映画化もされるなどしたため、荒俣宏の名は一躍有名になりました。

著書「帝都物語」の舞台は、明治末期から昭和73年までの約100年にもわたります。歴史上に登場する実在の人物が登場人物で、平将門の怨霊に取り憑かれ、帝都破壊を目論む加藤保憲と、それに立ち向かう人々が描かれた大作です。「帝都物語」には、風水など神秘学の要素もふんだんに盛り込まれています。万物に通じる博物学者で、さまざまな知識を持つ荒俣宏だからこそ描けた作品ですね。

荒俣宏も発起人となった「水木しげるサン お別れの会」が話題に!

荒俣宏や作家の京極夏彦が発起人となって、2016年2月、東京で「水木しげるサン お別れの会」が開催されました。
2015年11月に、93歳でこの世を去った水木しげるにお別れを言おうと、「水木しげるサン お別れの会」には約8千人が参列。会場に設置された「妖怪ポスト」に、自身の手紙やイラストなどを投稿し、それぞれのお別れをしました。

祭壇は、綺麗な花に加え、「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」のパネルが水木しげるの遺影を囲むレイアウトになっていて、水木しげるへの愛情がひしひしと伝わってきました。この祭壇のデザインを担当したのは京極夏彦です。

何より注目を集めたのは、食事会場に出されたユニークな料理。テーブルには、ぬりかべをイメージしたサンドイッチに、目玉親父を乗せたイクラの軍艦巻き、一反木綿をイメージしたイカの寿司などが登場し、会場を大いに盛り上げました。デザートには目玉おやじをイメージしたマカロン、ゲゲゲの「ゲ」が描かれたショートケーキと、「水木しげるサン お別れの会」は、まさに“水木しげる愛“に溢れる会だったようです。

荒俣宏は「絶滅しかけた妖怪を現代に蘇らせたことは最大の功績」と、水木しげるを称えました。恩師・水木しげるは亡くなってしまいましたが、荒俣宏の中で永遠に生き続け、今後も彼の人生に多大な影響を及ぼしていくのでしょう。頭の中に博物誌を抱える男・荒俣宏が、この先、どこへ向かって何を見出すのか……水木しげるサンと一緒に見守っていきたいと思います。

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