小見川千明は「ソウルイーター」で主演デビュー!中の人と信じてもらえない悲しき理由とは!?

人気アニメ「炎炎ノ消防隊」で炎のマスコット・メラメラとプスプスを一人二役で演じる小見川千明(おみがわちあき)。声優としてアニメ、ゲーム、ラジオとますます活躍の場を広げています。そんな小見川千明ですが、舞台や朗読会、トークイベントなどでも精力的に活動しています。


小見川千明のプロフィール
◆生年月日:1989年11月11日
◆出身:神奈川県
◆身長:158cm
◆血液型:O型
◆デビュー作:ソウルイーター(2008年)
◆所属事務所:クロコダイル

小見川千明は声優だけじゃない!舞台でも活動中

小見川千明が芸能活動を開始したのは、彼女がまだ4歳の頃でした。きっかけは、祖母が劇団に応募したこと。オーディションを受けたところ見事合格し、そこから芸能生活をスタートさせます。

10歳で劇団を退団してからは個人でオーディションを受けつつ、舞台活動を続けていました。舞台女優として最も多忙だったのは2004年で、この年は「赤毛のアン」など計4本の舞台に出演。声優の仕事がメインとなっている今でも、舞台女優として活動しており、2018年は2本の舞台作品に出演しました。

小見川千明が「ソウルイーター」主役に大抜擢!

小見川千明の最大の転機となったのは、2008年。同年4月から放送を開始したアニメ「ソウルイーター」の主人公「マカ=アルバーン」役のオーディションを受けたのが、声優人生をスタートさせる大きなきっかけでした。

人生初の声優オーディションでは、マイクに立つ位置を間違えたり、作品に合わせてセリフを早口でしゃべったら、試験官から「もうちょっとゆっくりしゃべってください」と注意されたりと、手応えをまったく感じられずにショックを受けたという小見川千明。オーディションの約1ヶ月後に合格の通知をもらった時は狐につままれた気持ちになり、思わずドッキリを疑ったそう。

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声優としての初仕事をしてみた感想は、表現が伝わりにくいところが難しかったとのこと。舞台上での芝居と違い、アニメは映像を挟んでいるので身振り手振りといった身体表現が一切できず、声だけで登場人物の心情を伝え切る必要があります。

自分の声の表現力が乏しいと痛感した小見川千秋は「ソウルイーター」での経験をもとに、声だけで観る人に伝わるよう表現の幅を広げる努力を始めました。

小見川千明の役作りの苦労とは?

小見川千明の地声は高く、言ってしまえばアニメ声です。しかし声優デビュー当初から低い声の演技が多いため、地声であるアニメ声を仕事で使う機会があまりありません。アニメのキャラクターを演じる時は、のどにフタをするような感じで抑えてしゃべっているそうです。

初対面のアニメファンに自己紹介をする時は、地声と演技で出している声があまりに違いすぎることから、小見川千明だと信じてもらえないことも多いのだとか。思わぬところで苦労があるようですね。

小見川千秋が朗読イベントを立ち上げ!

趣味は読書と詩作。特に文学作品を読むことが好きだという小見川千秋は、ある時、文学の素晴らしさを伝えるために自分に何ができるかを考えました。そして、アニメやゲームを通してファンになってくれた人たちに文学を扱ったイベントを開けば裾野を広げられるのではないか、と思い立ちます。

そこで「小見川千秋のお遊戯会」という朗読イベントを開催。同イベントは文学と音楽のマリアージュをテーマにしており、ゲストを招いて朗読と和太鼓・マリンバの生演奏をコラボしたり、オリジナル曲の歌唱をしたり、参加型のお楽しみ会を実施したりと、普段文学に触れたことがない人でも楽しめる仕掛けが盛り込まれています。

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また、クリエイターの投稿サイト「note」にて「小見川千明のお気楽文学サロン」という朗読配信サービスも実施。イベントで文学に興味を持った人に継続して文学に触れる機会を用意しています。

そんな小見川千明が敬愛する作家は、岩手が生んだ孤高の文芸家・宮沢賢治。代表作である「銀河鉄道の夜」の絵本だけでも4冊所有するほどの筋金入りです。宮沢賢治好きはそれだけにとどまらず、彼の幼少期の写真や絵が載っている写真集も所有。さらに、宮沢賢治研究の論文や書籍にも目を通していると言います。

作家の生き様と、作品内容を照らし合わせるようにして文学作品を楽しむという小見川千明。作品には、作家が実人生で感じた感情が込められており、「人柄と一緒に作品を紐解くのが楽しいんです」と言います。

小見川千明の描く声優像とは?

声優や舞台女優、ナレーター、ラジオパーソナリティなど、小見川千明は近年ますます精力的に活動しています。そんな彼女はインタビューで将来の声優像を聞かれた際、「自分の年齢とともに役としても年を重ねていきたい。いつか、母親の役ができるようになりたい」と答えています。おばあちゃん役を演じるのが最終目標なのだそう。

「細く長く、自分が理想とするお芝居に近づけるように、ひとつひとつ丁寧にお仕事したいなと思っています」という小見川千明。80代に突入しても第一線で活躍する野沢雅子のような声優界のレジェンドになれるのか、見守っていきたいですね。

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