麻実れいの結婚した夫や子供は?元宝塚雪組トップスターのオーラがスゴイ
麻実れいの結婚相手はバツイチ?夫との間に子供はいるの?
麻実れいは、いまや翻訳劇のトップ女優の座に君臨し、66歳となった今でも、現役で舞台に立ち続ける舞台女優です。宝塚歌劇団出身の麻実れいは、自分が一番美しいうちに宝塚を退団したいと考えていたため、トップ就任から5年後の35歳のときに宝塚を去りました。
それから10年後、世界的な自動車用部品メーカーである「曙ブレーキ」の社長兼会長を当時務めていた信元久隆と電撃入籍した麻実れい。結婚し、夫となった信元久隆には死別した前妻がおり、2人の子供をもうけていました。しかし、麻実れいと結婚した夫との間に子供はおらず、2人で仲睦まじく生活しているようです。
麻実れいは元宝塚雪組出身!「うたかたの恋」「風と共に去りぬ」で伝説のトップスターに!
麻実れいは、約40年前に宝塚歌劇団で、男役として活躍していました。同期には、「夏川るみ」の名で宝塚歌劇団を首席で卒業し、NHK朝ドラ「虹」で華々しく女優デビューを果たした小柳ルミ子がいます。幼少期からバレエのレッスンを受けていた麻実れいは、高校卒業後、姉のすすめで宝塚音楽学校を受験。
1970年に宝塚歌劇団に入団すると、わずか3年で主役に抜擢され、当時の新人公演主演記録を更新するなど、めざましい活躍ぶりでした。1980年には、雪組の男役トップスターに就任した麻実れいは、「うたかたの恋」「風と共に去りぬ」など、多くの作品でファンを魅了します。その醸し出すオーラの凄さから、1985年に惜しまれながら宝塚を退団したあとも、麻実れいは「伝説のトップスター」と言われ続けています。
麻実れいと遥くららは宝塚ゴールデンコンビ!退団後の主な出演舞台は?
麻実れいと遥くららは宝塚のゴールデンコンビだった!
麻実れいは、雪組のトップだったころ、相手役の遥くららと、「ゴールデンコンビ」といわれていました。そのゆえんは、麻実れいと遥くらら2人の美貌や華やかさ、ぴったりと合った息づかいや、体型や衣装のバランス、お芝居や歌声など、すべてにおいて調和がとれていたからです。
麻実れいと遥くららは、ただ容姿に恵まれていたわけではありません。コンビを組んでいた頃は、頻繁に2人で議論を重ねながら、お芝居をより良いものに作り上げていたといいます。お互いに気持ちをぶつけあいながらも、信頼し、尊敬し合える、本当にいいコンビだったと述懐している麻実れい。遥くららと、名実ともにゴールデンコンビだったことがうかがえます。
麻実れい宝塚退団後の主な出演舞台作と紫綬褒章などの受賞歴
麻実れいは、宝塚退団後、転職して事務員にでもなろうと思っていたのだとか。しかし、元宝塚雪組の伝説のトップスターの美貌と高い能力が見過ごされるはずもなく、宝塚を退団したその年に、名作「シカゴ」の舞台に出演。以後、舞台女優として、「マクベス」や「ハムレット」「蜘蛛女のキス」「黒蜥蜴」や「冬のライオン」などなど……休むことなく、舞台に立ち続けています。
読売演劇大賞、松尾芸能賞、紀伊国屋演劇賞、菊田一夫演劇賞、日本アカデミー賞、毎日芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞、朝日舞台芸術賞など、数々の栄誉ある賞を受賞してきた麻実れい。2006年には、紫綬褒章も受章しました。
麻実れいはタカラジェンヌのパイオニア!芸能活動は46年目に突入
麻実れいが在籍していた頃の宝塚は、退団後もタカラジェンヌが女優として活躍を続けることはとても難しかったそうです。しかし、麻実れいは、まさにそんなタカラジェンヌのパイオニアともいえる存在として、女優として活躍し続けてきました。そんな麻実れいの芸能活動は、今年で46年目に突入!背が高く、すらっとした体型と、エキゾチックな顔立ちは、現役時代となんら変わりません。
トップスターだけが持つ独特のオーラも色あせることなく、女優として健在です。宝塚現役時代から、「キラキラと光り輝くというより、ギラッと光を放ちたい」と思っていたという麻実れい。端役でも、ギラッと存在感を示すことを心掛けてきたといいます。その強い思いがにじみ出た演技に魅了され、ゾクゾクするほど引き込まれたと懐かしむファンは、多数いることでしょう。
演じてきた舞台実績も、受賞歴も、そうそうたるものながら、「まだまだ歩みの途中で、成長過程にいる役者」と自らを評し、「共演者の若くて伸び盛りの役者さんからパワーをもらっています」と、姿勢はあくまでも謙虚です。麻実れいの向上心はとどまることを知りません。これからも、たくさんの舞台で私たちを魅了し続けてくれるに違いありません。