あさのあつこ原作「バッテリー」あらすじ感想!漫画最新刊、アニメも気になる

あさのあつこ原作「バッテリー」あらすじ感想!漫画は現在も休載中?

あさのあつこの出世作「バッテリー」あらすじ感想!

あさのあつこ原作の「バッテリー」は、1996年に発売されて以来、じわじわと読者層を広げ、20年を経た現在でも多くのファンを持つ児童小説です。現在は一般小説も手掛ける作家あさのあつこの出世作でもあります。天才的な才能を持つがゆえに孤立しがちなピッチャー・原田巧と、皆から信頼されるキャッチャー・永倉豪という対照的な2人の中学生が、野球を通して成長していく姿を描くというあらすじの「バッテリー」。

巧と豪が真剣に対峙し、互いを認め合い、真のバッテリーとなっていく姿に胸が熱くなると感想をもらす人が多い作品です。また、他人の欺瞞を見抜く巧の鋭いまなざしにひかれるという感想も少なくありません。

あさのあつこ原作「バッテリー」の柚庭千景の漫画は休載?再開、最新刊は?

あさのあつこ原作「バッテリー」は、児童向け小説の枠を超え、多くのファンを獲得し、これまでラジオドラマ化、映画化、漫画化、テレビドラマ化と、多くのメディアで展開されています。その中でも、月刊「ASUKA」で連載されていた、柚庭千景の作画による漫画「バッテリー」は、特に人気が高いようです。

柚庭千景自身が大の「バッテリー」ファンで、これまで、コミックは1巻から8巻までが発売されています。しかし、2010年の8巻を最後に、柚庭千景の病気のため、連載は休載していました。しかし、2016年にバッテリーが20周年を迎えるにあたり、3月より、表紙を書き下ろした新装版が順次発売され、これから発売される9巻からは新作が収録されるそうです。

あさのあつこ「バッテリー」とは違う「たまゆら」の魅力!経歴が気になる!

あさのあつこが描く男女の愛!「たまゆら」が放つ魅力とは?

あさのあつこといえば、「バッテリー」がなんといっても有名ですが、一般小説でも数々の名作を世に送り出しています。2011年に発表したあさのあつこの「たまゆら」は、狂おしいまでの男女の愛を描いた衝撃的な作品。愛する人を追って、雪山の奥深くやってきた少女と、彼女に付き添い、恐ろしい山へ分け入ることになった老夫婦。

それぞれが抱えた愛ゆえの罪が、明かされていきます。「たまゆら」は、少年たちの瑞々しい友情を描いた「バッテリー」とは全く違うあさのあつこの世界観に驚かされること間違いなしです。あさのあつこは、この「たまゆら」で、島清恋愛文学賞も受賞しています。

あさのあつこの驚きの経歴!歯医者の受付から作家になるまで!

あさのあつこの作家デビューは、37歳。あまり早いほうではありません。では、あさのあつこは、デビューするまで何をしていたのでしょうか。実は、大学卒業後は、小学校の臨時教員をしていたというあさのあつこ。2年間、教員として勤めた後、歯科医の男性と結婚。夫が歯科医院を開院すると、事務と受付を担当することに。

3人の子供に恵まれ、子育てと、歯科医院の仕事に奔走する日々を送っていたあさのあつこでしたが、子供が小学校や保育園に入り、自由時間が取れるようになると、少女時代からの夢であった小説家を目指して、執筆を開始。日本同人協会「季節風」に連載した作品「ほたる館物語」が評価されて、小説家デビューを果たすことになります。

あさのあつこの「バッテリー」がアニメ化!20周年イヤーにファン歓喜

あさのあつこは、1991年に「ほたる館物語」で小説家デビューを果たした後、1996年に発売した「バッテリー」で、広く知られるようになりました。「バッテリー」は、全部で6巻あり、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞と、数々の文学賞を受賞しています。

「バッテリー」は、文学界で高い評価を受ける一方で、ファンの力強い応援に支えられた作品でもあります。児童文学として発表されましたが、あさのあつこ「バッテリー」の読者は子供だけではありません。男性女性を問わず熱いファンが多く生まれたことで、「バッテリー」シリーズは、累計100万部をこえるヒットとなりました。

「バッテリー」がこれだけ多くの読者を獲得するに至った理由の1つには、「バッテリー」が決して野球小説ではなかったということがあります。実際、あさのあつこも「『バッテリー』はスポーツ小説ではなく、スポーツを通して成り立つ人間と人間の関係を書いている」と話しています。あさのあつこ自身、野球経験はなく、「バッテリー」の執筆時は、取材もしていないそうです。
10代特有の危うさと、欺瞞を許さないまっすぐさを抱えた主人公・原田巧をはじめとする魅力的なキャラクターを描きこみ、濃密な人間関係を、繊細な描写で浮かび上がらせたがゆえ、野球について詳しくない人や子供にも「バッテリー」が受け入れられ、心を揺さぶる作品になっているのかもしれません。

「バッテリー」が発売から20周年を迎えるにあたる2016年は、「バッテリー」が再び熱く盛り上がっています。7月にはフジテレビで、アニメがスタート。アニメ化にあたり、キャラクターの原案を担当したのは人気漫画家の志村貴子。さらに、志村貴子は、月刊「コミックビーム」で、「バッテリー」の漫画連載を6月からスタートさせました。「バッテリー」の原作ファンは、2016年の夏、アニメ、志村貴子と柚庭千景の漫画と、3つの新生「バッテリー」を楽しめるわけです。

アニメ化に際して、原作のあさのあつこは、「最初の1冊目が出たとき、原田巧という少年が長く命を保てるように、長く読み継がれるようにと密かに祈ったものでした。その想いが実ったような気がします」とコメント。作者のあさのあつこにとっても、ファンにとっても、「バッテリー」発売20周年イヤーは実り多い年となりそうです。

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