「僕のヒーローアカデミア」は王道だが面白い!あらすじネタバレ!

「僕のヒーローアカデミア」は王道だが面白い!あらすじネタバレ!

「僕のヒーローアカデミア」落ちこぼれ少年がヒーローを目指す王道ストーリー!ヒーローの設定が面白い

「僕のヒーローアカデミア」は、「週刊少年ジャンプ」にて、落ちこぼれ少年がヒーローを目指すという王道ストーリーで人気のマンガです。2016年11月現在で、コミックスの既刊は11巻。作者の堀越耕平は、2007年にデビューし、これまで「逢魔ヶ刻動物園」などを連載してきました。

「僕のヒーローアカデミア」に登場するキャラクターたちは皆、超常能力である「個性」をもって生まれます。主人公、緑谷出久の能力は、無個性。無個性だからこそ、絶大な人気と実力を持つヒーロー、オールマイトより、増強型の個性「ワン・フォー・オール」を譲り受けることができました。

出久を取り巻くヒーローたちの「個性」は、文字通り個性的です。爆豪勝己の任意で爆発を起こせる「爆破」や、ヒロイン麗日お茶子の「無重力」。轟焦凍は「半冷半燃」でありながら、成長して得たのは「轟焦凍:オリジン」。いずれも、「個性」には、名前とリンクしているところがあるので、推測する楽しみもあります。

「僕のヒーローアカデミア」あらすじネタバレ!ヒーローを目指す少年少女の成長物語

「僕のヒーローアカデミア」には、超常能力「個性」を悪用する敵(ヴィラン)と、「個性」をもって悪を取り締まるヒーローが存在しています。主人公の緑谷出久、通称デクは、平和の象徴たるヒーロー・オールマイトに憧れていたものの、能力は「無個性」。

しかし、ヒーローになる夢をあきらめきれず、多くのヒーローを輩出してきた国立雄英高校の難関、ヒーロー科を目指します。そんな中、オールマイトに出会った出久は、敵の人質となった幼馴染の爆豪勝己を助けようとする姿から、ヒーローの素質があると認められ、オールマイトの「個性」であり、他者に譲渡できる「ワン・フォー・オール」の後継者となりました。

11巻では、ヴィランの協力者であるオール・フォー・ワンを倒したものの、オールマイトのヒーロー引退宣言もあり、気を抜けないヒーロー側。出久と、ヴィラン連合のリーダー死柄木弔との対決にも注目です。

「僕のヒーローアカデミア」2期アニメ決定!声優キャストは?

「僕のヒーローアカデミア」2期アニメ決定!放送時期は?

「僕のヒーローアカデミア」は、2016年4月にアニメ化されています。TBSの日曜5時枠で、全13話が放送されました。映像化されたヒーローたちの戦いの迫力にファンが急増したため、待たれていた2期の制作も、このたび正式に発表されています。

1期では、出久の雄英高校入学から、「ウソの災害や事故ルーム(USJ)」で初の災害救助訓練中だった出久たち1-Aの生徒たちに対する、ヴィランによるUSJ襲撃までが描かれました。2期は、コミックス3巻後半から5巻の内容である、雄英体育祭から描かれるのではないか、との予想されています。

さらには、死柄木弔から「先生」と呼ばれるオール・フォー・ワンが登場するなど、目が離せない展開になりそうです。放送日は未定ですが、2017年4月からの放送されるのではと、期待を込めた予測が多く聞かれます。

「僕のヒーローアカデミア」熱い物語を演じる声優キャストは?

「僕のヒーローアカデミア」のアニメ1期は、熱い王道展開と、「個性」能力を使った戦闘シーンなどが話題となり、人気を集めました。主人公の緑谷出久を演じるのは、山下大輝。「弱虫ペダル」小野田坂道や、「磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜 」磯部磯兵衛を演じる注目の若手声優です。

師匠といえるヒーロー、オールマイト役を演じるのは、三宅健太で、「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」モハメド・アヴドゥル役のほか、数多くのアニメ作品や、吹き替え作品などに出演しています。他にも、爆豪勝己に岡本信彦、麗日お茶子に佐倉綾音、轟焦凍に梶裕貴を配するなど、人気声優が多数出演しています。

内山昂輝演じる死柄木弔の「先生」たるオール・フォー・ワンを演じるのは大塚明夫。スティーヴン・セガールの吹き替えを専属で行うなど、人気と実力を兼ね備えたベテラン声優の演技が、アニメ「僕のヒーローアカデミア」の全体を引き締めます。

「僕のヒーローアカデミア」ヒーローたちの物語に作者が込めた思いとは

「僕のヒーローアカデミア」の作者は、堀越耕平です。1986年11月20日生まれの愛知県出身です。名古屋芸術大学デザイン学部在学中に、「ヌケガラ」で第72回手塚賞佳作を受賞し、卒業を目前に控えた2007年に、「テンコ」でデビューしました。

読み切り作品をいくつか掲載した後、2010年に、「逢魔ヶ刻動物園」の連載を開始した堀越耕平。2012年より連載が開始された「戦星バジル」の連載が長く続かなかったことで精神的に落ち込み、新しいネタが思いつかない時期が続きました。そんな時、過去の読み切り作品の中で、最も描きやすかったという「僕のヒーロー」の、「ヒーローが日常的にいる」という設定を元にして描かれたのが、「僕のヒーローアカデミア」です。

ヒーローのカッコよさは「人を救うこと」にあるとする堀越耕平の言葉通り、主人公の出久も、人を助けるときは、悩まずに飛び出していく人物として描かれています。そんな出久の師匠ともいえる存在、オールマイトが、11巻でヒーロー引退を宣言すると、多くのファンから引退を惜しむ声が寄せられました。

作者の堀越耕平自身が、「この漫画もう終わるのか?と思われるくらいの内容にすることを目標に掲げた」というオールマイト最期のエピソードをもって、「僕のヒーローアカデミア」は、物語の転換期を迎えます。堀越耕平自身も、「頼り切っていた」と語るほど大きな存在であったオールマイト。「オールマイトがいなければ、この漫画はここまで続いていなかったでしょうし、そもそも始まっていなかったと思います」と、作品を支えてきた人気キャラクターへの感謝の気持ちを明かしました。

緑谷出久には、幼い頃から引っ込み思案だったという自身の性格が多少投影されているという堀越耕平。これから物語は、いよいよ出久を中心に進んでいき、やがて学校の外という大きな世界に繋がっていきます。より多くに人と関わり、成長していく主人公の出久。王道をまっすぐ突き進み、ヒーローとして大きくなっていく姿を、これからも見守っていきましょう。

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