「君の名前で僕を呼んで」原作小説のラストは?日本語版出版、映画公開日も決定

映画「君の名前で僕を呼んで」あらすじネタバレ!原作小説のラストは?

映画「君の名前で僕を呼んで」同性愛をテーマにしたロマンス映画

映画「君の名前で僕を呼んで」は、辛口な批評家たちからも絶賛されているアメリカ映画です。物語の舞台は、1983年のイタリア。夏休みを迎えた17歳のエリオ・パールマンは、毎年恒例となっている北イタリアの避暑地を両親とともに訪れます。

そこへやって来たのが、考古学教授の父親の助手である24歳のオリヴァー。初めは距離を置いていたエリオですが、知的なオリヴァーに次第に惹かれていくようになり、2人は恋に落ちます。同性カップルということでさまざまな苦難に直面するエリオとオリヴァーでしたが、帰国するまでの6週間という限られた夏の青春を謳歌。作中には、タイトルにもなっている「君の名前で僕を呼んで」というフレーズをオリヴァーがささやくロマンチックなシーンも登場します。

映画「君の名前で僕を呼んで」原作小説のラストは?日本語版は2018年4月に出版予定

映画「君の名前で僕を呼んで」の原作は、アンドレ・アシマンが2007年に発表した小説「Call Me By Your Name」です。日本語版は未発売ですが、2018年4月に出版されることが予定されています。エリオが初恋に落ちる様子が瑞々しく描かれている映画「君の名前で僕を呼んで」ですが、原作のラストで描かれているのは、2人が恋に落ちたその後までです。

未成年者と24歳の将来を嘱望される若手哲学者の恋であることに加え、同性カップルということもあり、現実を直視した2人はお互いに距離を置くようになってしまいます。映画版は続編制作が予定されているため、あえて原作小説の途中までで終わりとなっているようです。

映画「君の名前で僕を呼んで」主演は若手俳優ティモシー・シャラメ!キャストは?

映画「君の名前で僕を呼んで」主演は若手俳優ティモシー・シャラメ

映画「君の名前で僕を呼んで」で17歳のエリオ・パールマン役を演じるのは、1995年生まれの若手俳優ティモシー・シャラメです。これまで、テレビドラマ「HOMELAND」や映画「インターステラー」に出演を果たしてきましたが、本作で初の大役を獲得しました。

未成年の同性愛者という複雑な役柄ながら見事に役を演じきったティモシー・シャラメは、男性でも思わず「美しい」と感じる美貌の持ち主です。本作でニューヨーク映画批評家協会賞主演男優賞とロサンゼルス映画批評家協会賞主演男優賞を受賞したことで、一躍注目の若手スターになりました。

映画「君の名前で僕を呼んで」相手役は「ローン・レンジャー」のアーミー・ハマー!

映画「君の名前で僕を呼んで」でエリオと恋に落ちるオリヴァーは、アーミー・ハマーが演じています。2011年の映画「ソーシャル・ネットワーク」でキャメロン&タイラーのウィンクルヴォス兄弟を一人二役で演じたことが話題になると、ジョニー・デップ出演のアクション大作「ローン・レンジャー」でローン・レンジャー役に大抜擢されました。

「コードネーム U.N.C.L.E.」などアクション映画への出演も多いですが、映画「君の名前で僕を呼んで」では、ロマンス映画にふさわしい繊細な演技を披露しています。そのほかには、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」のマイケル・スタールバーグや、「SAINT LAURENT/サンローラン」のアミラ・カサールなどが出演。監督は、ヴェネツィア国際映画祭で審査委員を務めたことでも知られるイタリアのルカ・グァダニーノが務めました。

映画「君の名前で僕を呼んで」は現地で賞レースで話題の中心に!日本公開日も決定!

アメリカでは2017年11月から公開された映画「君の名前で僕を呼んで」は、主演のティモシー・シャラメがロサンゼルス映画批評家協会賞主演男優賞を受賞し、ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされたことから、賞レースで話題の1作となっています。

さらに、ゴールデン・グローブ賞には、アーミー・ハマーが助演男優賞、「君の名前で僕を呼んで」自体も作品賞にノミネート。2016年の大ヒット映画「ラ、ラ、ランド」に映画館1館あたりの興行収入が並び、アカデミー賞受賞作品「ムーンライト」を超える大ヒットを記録していることから、来年のアカデミー賞有力候補に挙げる声が急増中です。

イタリア出身のルカ・グァダニーノ監督は、2009年の「ミラノ、愛に生きる」で一躍有名になりました。映画「君の名前で僕を呼んで」の大ヒットで次々にオファーが舞い込んでいる状況で、ジェニファー・ローレンスが主演を務めるアグネス・マグヌズドティールの伝記映画の監督に決定したことも発表されています。

さらに、クロエ・グレース・モレッツ出演のホラー映画「サスペリア」や、ベネディクト・カンバーバッチとジェイク・ギレンホール出演のスリラー映画「リオ(原題)」など、メガホンをとったアメリカ映画がこれから続々と公開予定。まさに今一番話題の監督と言えそうです。

映画「君の名前で僕を呼んで」の日本公開日は、2018年4月に決定しました。本作で描かれているのは同性愛ですが、テーマは純愛ですから、日本でも女性を中心に多くのファンをつかむかもしれません。

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