ぼる塾の4人目は育休中だった！女性芸人としての魅力とは？
◆メンバー：きりやはるか、あんり、田辺智加、酒寄希望
◆所属事務所：吉本興業
ぼる塾の4人目は育休中だった！
ぼる塾（ぼるじゅく）は現在、3人で活動していますが、4人組です。2019年12月に、しんぼると猫塾という2つのコンビが合体して誕生したのが、お笑いカルテットのぼる塾。4人目のメンバー・酒寄希望（さかよりのぞみ）は育休中ですが、YouTubeの「ぼる塾動画」に出演することがあり、ナレーションも担当しています。
しんぼるとして活動していたきりやはるかとあんりがNSC東京校20期、猫塾だった田辺智加と酒寄希望が同校の18期で、元々は先輩後輩関係でした。
合流のきっかけは、「ぼる塾」というタイトルでのツーマンライブを開催したこと。酒寄希望がつわりで舞台に立てなくなって急きょ3人での漫才を披露したところ反応が良く、ぼる塾結成につながりました。
酒寄希望はあんりと共にネタ作りを担当しており、ぼる塾のブレーン的な存在です。育休中の現在も、セリフのチェックを担うなど3人からの信頼は厚いといいます。
2020年9月に記事が公開されたインタビューで、酒寄希望はコロナ禍の子育てでは孤独を感じがちなことに触れ、毎日のように連絡を取り合いながら仕事に関わっているスタイルについて「3人の存在には感謝しかありません」と語っていました。
ぼる塾の女性芸人としての魅力とは？
ぼる塾の面白さを際立たせているのが、あんりの田辺智加に対する優しさと、はるかに対する厳しさのコントラストです。ネタの中で容姿をいじることはあっても、その中に優しさがあるのも特徴。あんりのべらんめえ口調でのツッコミは強さの中にも人情味があり、刺々しい空気にはなりません。
大食いや水着、身体を張った企画はNGとしているぼる塾がネタ番組だけでなく、トークバラエティに進出できたのは、今の時代のテレビでも安心して放送できるような下品に見えないお笑いだからなのかもしれません。
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ぼる塾の田辺のギャル時代とは？はるかがかわいい！あんりの家族はヤンキーだらけ？
ぼる塾の田辺にはギャル時代があった！芸人を目指したきっかけは島田秀平の言葉？
ぼる塾のお笑いの軸といっても過言ではない田辺智加には、ギャルだった過去があります。東京ディズニーリゾートの土産店で働いていたものの、20代後半でギャルに憧れ、109で働きたいと突然退職。しかし、109のショップには年齢制限があり、働くことは叶いませんでした。
それでも、10歳近く年下の渋谷ギャルたちと親しく付き合い始めた田辺智加。食事代わりにアイスを食べるなど、極端な生活スタイルにも染まっていったのだとか。
決めたら突き進むタイプの彼女は、この頃新選組に魅せられてゆかりの地を巡っていた際に、ロケ中だった占い芸人・島田秀平に出会い、手相を鑑定されました。
島田秀平から「人気者になる」と言われたことがきっかけで、NSCに入校。今では「田辺さん」として視聴者に愛されるようになり、見事に現実になっています。
ぼる塾のきりやはるかは天然でかわいい！あんりの家族はヤンキーだらけ？
ぼる塾の中でかわいいポジションのきりやはるかは、かなりの天然。2021年4月放送の「あちこちオードリー」であんりは、きりやはるかが全くネタを覚えないため「手に負えない」と、しんぼる時代に解散を考えたことを告白していました。
原因は、きりやはるかが言葉の意味が理解できなかったことなのだとか。トラックの「荷台」と「2台」が分からず、あんりが道路のトラックを指して教えたほどだったといいます。
そんなきりやはるかはオズワルドの伊藤俊介のことが気になっているのだそう。今後、進展があるのか見守っていきましょう。
あんりの家族は父が暴走族、母がレディース、兄2人がヤンキーという一家。そのため学生時代は1度もいじめられたことがなく、芸人になってから顔をイジられたと2020年9月3日放送の「ダウンタウンDX」で語っています。評判の毒舌ツッコミは、育った環境で培われたのかもしれません。
ぼる塾の田辺はスイーツタレントとしても人気！企業との共同開発商品を販売へ
ぼる塾の田辺はスイーツタレントとしても人気上昇中！
ぼる塾の田辺智加はスイーツ芸人としても、認知されつつあります。年間を通して全国のスイーツをお取り寄せしているといい、2021年2月放送の「有吉ジャポンII ジロジロ有吉」では、収入の8割近くをスイーツに使っていると告白。食べたスイーツの種類は、5年間で700種類ほどなのだとか。
食べ比べで得たスイーツに関する豊富な知識は、高評価。スイーツ開発に参加しているほどで、多くの番組に取り上げられています。筋金入りのスイーツ好きは、田辺智加がお茶の間に浸透する上での強力な武器となりました。
ぼる塾の田辺が企業との共同開発商品を販売へ
田辺智加のスイーツに対する情熱と確かな知識は企業からも信用されるようになり、シャトレーゼやユーハイムとのコラボも果たしています。
2021年7月25日放送の「坂上＆指原のつぶれない店」では、ファミリーレストランチェーンの「デニーズ」スイーツの新商品開発に協力することになりました。
最近、スイーツのヒットに恵まれていないというデニーズからのSOSで立ち上がった企画で、田辺智加は自身の経験や知識をふり絞りながら考えます。
そして浮かび上がったスイーツは、「ババロア」。「昭和のスイーツブームを牽引してきた昭和レトロのスイーツ・ババロアで立て直したい」という思いからデニーズと力を合わせ、葛藤や試行錯誤を繰り返し、新しいババロアを完成させました。
スイーツに対する田辺智加の真摯な姿勢に、感動の声も続出。この企画をきっかけに、ぼる塾の株がさらに上がったようです。
歯を食いしばってつらいことに挑むのではなく、自分たちも心から楽しんでいる様子をエンターテインメントにするというぼる塾の姿勢は、現在のテレビに視聴者が求めていることにマッチし、多くの番組でその姿を見かけるようになっています。
「いつでも育休OK」と福利厚生漫才を掲げる令和スタイルのぼる塾は、これからもメディアを通じて新しい風を吹かせてくれそうです。
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