チャールズ・ダンスはイギリスの俳優・映画監督！2冠に輝いたドラマ「ザ・クラウン」に出演！

チャールズ・ダンス

チャールズ・ダンスの活躍は俳優だけにとどまらなかった！映画監督代表作とは？

チャールズ・ダンスのプロフィール

◆生年月日：1946年10月10日
◆出身：イングランド・ウスターシャ―州
◆監督デビュー作：ラヴェンダーの咲く庭で（2004年イギリス）

チャールズ・ダンスはイギリスを代表する俳優！映画デビューはイギリスが誇るあの映画！

チャールズ・ダンス（Charles Dance）はイギリスを代表する名俳優として知られており、映画監督としても才能を発揮しています。

大学ではグラフィックデザインを学んでいたというチャールズ・ダンスは、初めから俳優志望ということではなかったのだとか。卒業後に舞台の裏方として演劇の世界に入って経験を積む中で、表に出て演じる俳優へと転向しました。

舞台の裏方を経て俳優となったチャールズ・ダンスの本格的な映画デビューは、1981年。イギリスが誇るスパイアクション映画「007シリーズ」の12作目となる「007 ユア・アイズ・オンリー」で映画デビューを飾りました。

ジョン・グレン監督作品で、ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じた同作でクラウス役を演じたチャールズ・ダンスは、俳優としての大きな一歩を踏み出すことになったのです。

チャールズ・ダンスが映画監督でも才能発揮！卓越した感性と演技力が魅力

チャールズ・ダンスは1981年に映画俳優デビューした後、1985年には映画「プレンティ」でメリル・ストリープの夫役に抜擢されるなど、数々の有名作品に出演しています。

「グッドモーニング・バビロン！」（1987年）では、映画の父と呼ばれるD.W.グリフィス役を好演。「ゴールデン・チャイルド」（1986年）や「ラスト・アクション・ヒーロー」（1993年）で演じた悪役も、強いインパクトを残す名演技でした。

グラフィックデザインを学んでいたというだけあって、卓越した感性と舞台で培われた演技力を持つチャールズ・ダンスは、映画監督としても才能を発揮しています。2004年に公開された「ラヴェンダーの咲く庭で」で初めて自ら監督・脚本を手がけ、イギリスを代表する名女優と言われるジュディ・デンチ、マギー・スミスをキャスティングしたことでも注目される作品となりました。

チャールズ・ダンスは大英帝国勲章を授与されている！？経歴やプロフィールも大公開！

チャールズ・ダンスは騎士団のメンバー！？大英帝国勲章を授与される名優

チャールズ・ダンスは、2006年に大英帝国勲章を授与されています。大英帝国勲章とは、OBE（Order of the British Empireの略）と表記されるもので、オフィサー（大英帝国四等勲爵士・将校）の位となります。

Orderは“勲章”と和訳されていますが、ヨーロッパの栄典における元の意味は“騎士団”であることから、等級は中世の騎士団の階級を模しているとされています。

経済、文化、芸能、スポーツや社会奉仕活動など、幅広い分野を功績の対象としたOBEは、1917年にイギリス国王ジョージ5世によって創設され、イギリスの騎士団勲章の中では最も新しいものです。授与者は著名人が多いことでも知られており、小説家のJ.K.ローリングや俳優のエディ・レッドメインも授与者に名を連ねています。

チャールズ・ダンスはRSCのカンパニーメンバーだった！経歴やプロフィールをサーチ

1946年10月10日生まれのチャールズ・ダンスは、イギリスのウェスト・ミッドランズ地方にあるウスターシャー州レディッチ出身です。

大学を卒業後、舞台の裏方として演劇に携わっていましたが、1970年に俳優として舞台デビュー。1975年から5年間に渡ってRSC（ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー）のメンバーとして舞台作品に出演していました。

RSCは1875年に設立されたシェイクスピア記念劇場が前身で、かつてはテレビシリーズ「名探偵ポワロ」でエルキュール・ポワロを演じたデヴィッド・スーシェや、映画「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラ役で人気を博したヴィヴィアン・リーもメンバーだったことでも知られる有名な大劇団です。

歴史ある劇団で活躍し、華麗なる経歴を持つチャールズ・ダンスですが、2019年に公開された映画「ゴジラキング・オブ・モンスターズ」でのエコテロリズムに傾倒し、傭兵部隊を率いるアラン・ジョナ役の演技が記憶に新しいでしょう。

そして、チャールズ・ダンスといえば、テレビドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のタイウィン・ラニスター役は外せません。2011年から2015年まで、大人気テレビドラマシリーズでメインキャストを務めています。

チャールズ・ダンスが2冠に輝いたドラマ「ザ・クラウン」シーズン3に出演！

チャールズ・ダンスは、Netflix配信の大人気ドラマ「ザ・クラウン」にシーズン3から出演。シーズン1～2ではグレッグ・ワイズが演じたルイス・マウントバッテン卿役を演じています。

チャールズ・ダンスが演じるルイス・マウントバッテン卿はチャールズ皇太子が慕っていた大叔父ですので、シーズン3での活躍が楽しみな役どころですね。

キャスティングも大きな注目を集める「ザ・クラウン」はアメリカ・イギリス合作のテレビドラマシリーズで、Netflixにて世界配信されています。シーズン1が2016年11月4日に全世界で配信されてから大反響を呼び、2017年12月8日配信のシーズン2でも変わらず視聴者人気の高いことで知られている「ザ・クラウン」のシーズン3は、2019年11月17日から配信されています。

25歳で君主となり、英国史上最高齢君主として、今尚絶大な影響力を持つ女王エリザベス2世の半生を描いたドラマ「ザ・クラウン」は実際の英国王室を忠実に再現しており、細部までこだわった衣装や宮殿内部の映像も素晴らしく、制作費は100億円以上という豪華さ。

「第74回ゴールデングローブ賞」では、テレビドラマ部門作品賞・女優賞を、第69回及び79回のプライムタイム・エミー賞でも、多数の部門で受賞しているモンスター級の作品だと言えるでしょう。世界の熱い視線を集める「ザ・クラウン」。各シーズン10話で第6シーズンまで制作されると言われている同作でのチャールズ・ダンスの演技は必見です。