クリスティーナ・アギレラの歌唱力は10代から!映画「バーレスク」で圧巻の歌唱力を披露

クリスティーナ・アギレラは若い頃、ブリトニー・スピアーズと多数共演!「Beautiful」ほか人気曲は?

クリスティーナ・アギレラは若い頃、アイドル番組でブリトニー・スピアーズと多数共演

クリスティーナ・アギレラは、高い歌唱力で知られる世界の歌姫です。幼少期より歌うことが大好きだったクリスティーナ・アギレラは、12~14歳までの若い頃、アイドル番組「Mickey Mouse Club」にレギュラー出演していました。この番組では、ポップシンガーのブリトニー・スピアーズや、元アイドルグループ☆NSYNC(インシンク)のジャスティン・ティンバーレイクと共演しています。

その後、1998年公開のディズニー映画「ムーラン」の製作側から、「高いEの音が出せる?」という難題と共に主題歌「Reflection」の歌唱をオファーされたクリスティーナ・アギレラ。まだ10代と若かったものの、すでに確立されていた歌唱力で難題をクリアしてRCAレコードと契約するに至り、1999年にアルバム「Christina Aguilera」でデビューします。若い頃のクリスティーナ・アギレラは、デビューアルバムがリリースされた時期や、アイドルとしての人気の高さなどの共通点が多いことから、何度もブリトニー・スピアーズと比較されました。

しかし、本格デビューした1999年のグラミー賞で、比較され続けてきたブリトニー・スピアーズをおさえ、最優秀新人賞を受賞。アイドル歌手ながらもずば抜けた高い歌唱力を備えていることが、音楽業界から認められた瞬間でした。

クリスティーナ・アギレラの名曲「Beautiful」に込められたメッセージとは?

アイドル歌手としてキャリアをスタートさせたクリスティーナ・アギレラ。出発点となったアメリカは、クリスチャンが多いというお国柄もあり、制作側から「純潔」のロールモデルになることを過度に求められる傾向があります。「Genie in a Bottle」や「What A Girl Wants」が大ヒットした頃のクリスティーナ・アギレラも、例外ではありませんでした。

そんなクリスティーナ・アギレラが、「純潔」なアイドルから脱皮する転機となったのが、2001年に公開された映画「ムーラン・ルージュ」の主題歌「Lady Marmalade」です。ラッパーのリル・キムやR&B歌手のピンクらとコラボレーションした彼女は、己の音楽を追求し始めます。

そして2002年、アルバム「Stripped」では、アルバム名通りに、お仕着せられていたイメージを「脱ぎ捨て」て、アイドル歌手からの完全脱皮に成功しました。パーソナルな体験も盛り込まれたこのアルバムの中で人気の高い「Beautiful」では、「周りに何と言われようと、あなたは美しいのよ」と、社会的に批判を受けがちなLGBTの人々を勇気付けています。

「Can’t Hold Us Down」では、女性の社会的な立場について言及。「I’m OK」では、幼少期に父親からのDVで苦しんでいたことを明かしました。「最もセクシーな女性アーティストPV」ランキングで1位にも選ばれた「Dirty」は過激な内容でファンの度肝を抜き、クリスティーナ・アギレラのライブに欠かせない大人気曲となっています。

クリスティーナ・アギレラが映画「バーレスク」で圧巻の歌唱力を披露!現在のパートナーや子供は?

クリスティーナ・アギレラが映画「バーレスク」で圧巻の歌唱力を披露!鳥肌モノの必見シーン

クリスティーナ・アギレラは、アイドルからアーティストへ転身することに成功したアルバム「Stripped」で、黒く染めた髪と小麦色に焼いた肌により、自身に流れているラテンの血をアピールしました。これが、2006年にリリースされたアルバム「Back To Basics」では一新されます。

往年のマリリン・モンローを彷彿させるようなブロンドに真っ赤なルージュという出で立ちと共に、音楽性も1920~1940年代のジャジーなテイストにシフト。そんなクラシカルなクリスティーナ・アギレラを目と耳で楽しめるのが、2010年に公開された映画「バーレスク」です。

クリスティーナ・アギレラにとって映画初主演となった「バーレスク」は、歌手を夢見る田舎の女の子が都会に出ていくという、シンプルなサクセスストーリー。しかし、物語がシンプルだからこそ、クリスティーナ・アギレラの圧巻の歌唱力が引き立っているとも言えるでしょう。

特に、舞台の音響トラブルにより音楽が止まって客席がざわめく中、クリスティーナ・アギレラ演じるアリがアカペラで歌い始めるシーンは鳥肌モノ。まるで本物のステージを見ているようだと絶賛されました。

クリスティーナ・アギレラの元旦那は作曲家!現在のパートナーや子供は?

クリスティーナ・アギレラは、2005年に、作曲家のジョーダン・ブラッドマンと結婚しました。2008年には、第一子となる男の子を出産。お互いにプライベートの時間を大切にすることを心掛け、休日にはスマートフォンの電源を切って過ごすなど仲睦まじい夫婦でした。

しかし、2010年に別居を公表すると、そのまま離婚。クリスティーナ・アギレラによると、元旦那は頻繫に浮気を繰り返し、実際は夫婦喧嘩が絶えなかったそうです。ある日の夫婦喧嘩の最中に、「今子供に見せている光景は、自身が父親のDVに苦しめられた幼少期と同じだ」と気付いたことから、元旦那と別れる決意を固めました。

クリスティーナ・アギレラが新たなパートナーとして選んだのは、ギタリストのマシュー・ラトラーです。2014年2月に婚約をかわし、8月には、クリスティーナ・アギレラにとっては第二子で、パートナーとの間では初めてとなる子供を出産しました。生まれたのは女の子ですが、その名前にファンはびっくり。娘の名前であるサマー・レインは、アメリカなどの英語圏では、芳香剤やデオドラント商品を彷彿させるものだそうです……

クリスティーナ・アギレラがファンの問いにインスタグラムで回答!ニューアルバムが2018年中にリリースされると噂に

2012年に発表した「Lotus」以後、アルバムをリリースしていないクリスティーナ・アギレラ。しかし2018年に入ってからは、ニューアルバムが今年中にリリースされるのではと囁かれています。噂のはじまりは、2018年1月22日に投稿されたクリスティーナ・アギレラのインスタグラムです。エンタメ界での成功の象徴であるハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムにあるクリスティーナ・アギレラの星に、ファンからと推測されるメッセージが貼られていました。

「WHERE THE FUCK IS THE NEW ALBUM??(ニューアルバムはどこ?)」。その様子をインスタグラムに投稿したクリスティーナ・アギレラは、「It’s coming bitches(出るわよ)」と、メッセージを書き込みました。また、2017年11月にも「New things on the horizon(新しい兆し)」という投稿をしていたことから、ファンの間では、2018年中に8枚目のアルバムが発売されるのではとの期待が高まる一方となっています。

若い頃は、清純派アイドルというイメージ戦略を押し付けられていたクリスティーナ・アギレラですが、確かな歌唱力とぶれない強さを秘めていた彼女が、真のアーティストとして大成するのは時間の問題でした。自身のルーツであるラテンの血に敬意を表して、2001年にはスペイン語アルバム「Mi Reflejo」もリリース。ライブでは、敬愛する歌手エタ・ジェイムスの名曲「At Last」をデビュー当初から披露していたなど、経験や持っているものすべてを音楽によって表現するセンスには目を見張るものがあります。

インスタグラムの予告通り、ニューアルバムの準備中であるならば、クリスティーナ・アギレラは今度はどのような音楽でファンたちを驚かせてくれるのでしょうか?リリースが待ち遠しくてなりません。

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