ドアラの魅力と中の人を徹底検証!暴走まとめ!
ドアラの魅力は無鉄砲な大暴走!斜めに構え過ぎててヒヤヒヤ!!
ドアラは、1994年から中日ドラゴンズで活躍しているマスコットです。落合博満が監督に就任した2004年から大暴走を繰り返すようになったドアラ。12球団イチ自由すぎる球団マスコットとして、人気を博しています。どの球団マスコットも基本的には身軽ですが、特にドアラの場合は、ヒネリを加えた助走ゼロのバク転と軽快なダンスで有名。
そしてドアラには、振り付けや場の空気なんて全く関係ないようです。志村けんの「変なおじさん」や、小島よしおの「そんなの関係ねぇ」を織り交ぜて踊り狂ったかと思えば、突然フリーズし続けるという奇行に打って出ることも。また、監督や選手の尻をなでまわしたり、キスを強要するなどのセクハラ行為や、あわや乱闘寸前の選手間に見切れ登場して悪ふざけをするなど、ドアラには破天荒極まりない行動も……。
その間も不敵に笑み続ける表情が不気味過ぎます。そして、子供には好意的だけど、大人(特にイケメン)には怨念に似た手厳しさを発揮するドアラ。あの斜めな態度とキモカワさが、老若男女に愛される魅力なのでしょう。
ドアラの中の人は森野将彦選手かトラッキー?!噂を徹底検証!
ドアラと中日ドラゴンズの森野将彦は、親友かつライバル。ドアラと森野将彦2人の絡みは、特にコミカルで人気です。しかし、1996年にドラフト2位で中日ドラゴンズ入りしてから鳴かず飛ばずだった森野将彦を、2004年から落合博満がドアラに仕立て上げたという噂があるのです。普段徹底して言葉を発さないドアラが、落合博満だけにはプライベートの話をしていたそうですし、もともと森野将彦は芸人志望だったという話まで登場しました。
極め付けに、ドアラと森野将彦の顔がそっくりだということで、「ドアラ=森野説」が盛り上がったそうです。しかし、ドアラと森野将彦が同時に現れるのはどう説明するの?という話になりますよね。よって、実は、森野将彦が双子かクローンなのではないかとも言われているようです。
一方でドアラの中の人が、92年に阪神タイガースのトラッキーとして活躍していた人なのではないかという噂も。このトラッキー、相手選手を闇討ちするなどの過激なアクションで、球団マスコットブームを作り上げた人物でした。しかし、一部のクレームによって退団を余儀なくされた後、巡り巡ってドアラの中の人になったんだとか。それはそれで、妙に納得できますよね。
ドアラの著書が多すぎる問題!!球界マスコット交流関係!
ドアラの著書が多すぎる問題!!「きおくにございません」ドアラの秘密は解明されない?!
ドアラフリークの方は、やっぱり全部持っていたりするのでしょうか?というのも、ドアラ自身が執筆したという「ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ」「ドアラのへや かくていしんこくむずかしい」「さいふなくした1~4」「コアラ坂」「ドアラの愛した硬式」などの自伝が、これでもかというほど出版されているのです。
誰もが、今まで明かされることのなかったドアラの秘密解明に期待するわけですが、ところがどっこい、毎作のように肝心なところで「記憶にございません」「過去は振り返らない主義」とドアラ節で収束。謎多きドアラは、ついに各学術分野の専門家をも動かし、彼らによって「ドアラ学」が出版されるに至ったのです。
それをよそに、ドアラは呑気に九州旅行を楽しみ「ドアラの九州旅行日記」を出版。このまま謎を引っ張って著書を量産していく気ですね?こうなるとドアラの中の人の印税収入なんかも気になる……なんて言ったら、「ドアラに中の人なんていない!」とドアラファンの袋叩きに遭ってしまいそう。
ドアラの球界マスコット交流関係!ドアラはあいつが嫌い?!
ドアラと阪神タイガースのトラッキーといえば、大暴走にブレーキが利かない2人として有名です。セ・パ交流戦の白熱っぷりとは裏腹に、12球団のマスコットが勢ぞろいしてユルくぶつかり合う「セ・パマスコット交流戦」。自由すぎて腹筋崩壊必至なこの交流戦では、大玉転がしすら互いの足を引っ張りあい、まともに進行しないのです。
その中でドアラとトラッキーは非常に仲が良く、交流があるとパフォーマンスで張り合う様子に注目が集まります。また時折、ドアラの暴走を嗜めるシーンが見られる読売ジャイアンツのジャビットは、「負けられません」と年賀状をしたためるほど、ドアラにはライバル心があるようです。
このほか、ドアラとは同期であるヤクルトスワローズのつば九郎とは、雑誌で筆談による対談を行うほど仲良し。広島東洋カープのスラィリーとは、ユニフォームを脱いで裸体を見せ合う「裸の仲」。ところが、西武ライオンズのライナには素っ気ないドアラ。じゃれついたり追っかけまわしたりと「好意」をアピールしてくるライナのことを、ドアラ自身がどう思っているのかというと……「きにしなす」のひと言。もちろん筆談で!
ドアラが手術していた!!来季契約更改50gアップのワケは?!
ドアラは、名古屋球場に捨てられていたところを拾われて、中日ドラゴンズマスコットとなり、入団年にちなんだ背番号「1994」を背負っています。年齢「アルコールOK」歳、身長「アジアの頂点」㎝、体重「圧倒的な存在感」㎏とプロフィールまでも傍若無人ですが、性格のほうは「気弱で引っ込み思案、無口だがお調子者」なんだとか。いやいや、実際のところは「引かぬ!媚びぬ!省みぬ!」で、理不尽で無慈悲な攻撃を仕掛けているようにも見えますし、イケメンへは無機質な笑みをたたえて不気味にガンを飛ばしていますよね?
そう言う人には、ドアラはきっとこう言いでしょう「記憶にございません」と。憧れの芸能人が高田純次というだけあって、とっても”いい加減”なドアラですが、プロ根性は球界マスコットイチ。実はドアラ、昨シーズン中の8月に「左膝半月板損傷」との診断を受けおり、それでも顔色ひとつ変えずに(?)バク転をやり続けていたといいます。
シーズン終了後にすぐ手術をしてリハビリも順調という話ですが、来シーズンは故障者リスト入りで欠場なんてことがあっては、今や全国区まで拡大したドアラファンの大ブーイングは必至です。その人気ぶりも手伝って、スーツ姿で挑んだ今年の契約更改交渉では、来季の報酬「50gアップのパン750g」を提示されたドアラ。80秒でサインをし、「侍になる!」と今後の意気込みを記してくれました。
ちなみにドアラ自身、今季は膝の故障でバク転に”ひねり”を入れられなかったにも関わらず、球団が評価を上げてきたことに対しては「来年は球団80年イベントにたくさん行かさ……行くからかな」と考察しているそうです。ともあれ、来季もドアラに会えるチャンスはたくさんありそうなので一安心。皆さんムービーの準備をお忘れなきよう。