エミネムが「ゴジラチャレンジ」で話題の「Godzilla」リリック・ビデオ公開！アカデミー賞でサプライズ！？

エミネムが第92回アカデミー賞の授賞式でサプライズ！最新アルバム「Music To Be Murdered By」をご紹介！

エミネムが「第92回アカデミー賞」授賞式にサプライズで登場！

エミネムが2020年2月9日に行われた「第92回アカデミー賞」授賞式にサプライズで登場して話題になりました。2002年に公開された、エミネムの半自伝的映画「8マイル」主題歌の「Lose Yourself（ルーズ・ユアセルフ）」を披露。会場は大喝采に包まれました。

エミネムは2003年の「第75回アカデミー賞」の際に「Lose Yourself」で、ラップソングとして初めて「アカデミー歌曲賞」を受賞。しかし授賞式に顔を出さず、共作者のルイス・レストが代理人としてトロフィーを受け取っていたのでした。

当時についてエミネムは「アカデミー賞は俳優のためのもので自分が受賞できるわけがないと思い、授賞式の晩は寝ていた」と明かしました。そして「賞をもらうことの意味を理解していなかった、知った時は混乱した」と続けました。17年の時を経て、若き日の穴を埋めるべく「第92回アカデミー賞」授賞式に登場したと言います。

エミネムの最新アルバム「Music To Be Murdered By」をご紹介！

エミネムは2020年1月17日に「Music To Be Murdered By（ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ）」を事前予告なしでリリースしました。

同アルバムにはアンダーソン・パーク、ブラック・ソートとQティップ、ロイス・ダ・ファイブ・ナインやヤング・M.A、そしてエド・シーラン、2019年12月8日に21歳で急逝したジュース・ワールドらがゲストとして参加。アルバムリリースに合わせて「Darkness（ダークネス）」のミュージックビデオも公開されました。銃規制を求める内容で、サイモン&ガーファンクルの名曲「The Sound of Silence（サウンド・オブ・サイレンス）」がサンプリングされ、使用されています。

2020年1月16日に公開されたミュージックビデオは、同年5月の時点で4430万回再生され、多くのコメントが寄せられています。

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エミネムの経歴をご紹介！代表曲をご紹介！　

エミネムのプロフィールと経歴

エミネムの本名はマーシャル・ブルース・マザーズ3世（Marshall Bruce Mathers III）。1972年10月17日にアメリカ合衆国ミズーリ州セントジョセフで生まれました。幼い頃から貧しく父親には捨てられ、母親からはひどい仕打ちを受け続けてきたそうです。

12歳までカンザスシティとデトロイトを母親と共に数ヶ月ごとに転々としていたエミネム。友達もできず、いじめられ自殺未遂も経験しました。そんな環境もあり、自然とアフリカ系アメリカ人層やヒップホップと親しむことに。

14歳頃からMCとして活動し始め、黒人優位のヒップホップ界で白人ながらMCバトル・コンテストに挑戦し、認められていきました。1996年には自主制作アルバム「Infinite（インフィニット）」をリリースしますが、70枚しか売れませんでした。

その後、1997年にリリースした自主制作EP「The Slim Shady EP（ザ・スリム・シェイディ EP）」が2万枚の売り上げを記録。さらにロサンゼルスで行われたラップ・オリンピックでは準優勝を果たしました。ここからヒップホップ界の大物であり名プロデューサーのドクター・ドレーに見出され、彼のレーベルと契約。

1999年にはメジャー・デビューアルバム「The Slim Shady LP」を発売。すると、いきなり全世界で600万枚を超えるセールスを記録し、一躍スターダムにのし上がりました。

エミネムの代表曲は？

エミネムは全世界で2億2000万以上のアルバム＆シングルを販売した、最も売れたアーティストの1人で、最も売れたラッパー。グラミー賞を15回も受賞し、またリリースしたアルバム10枚が「ビルボード 200」で初登場連続No.1という前人未踏の記録を打ち立てたアーティストでもあります。

代表曲を選びにくい存在ですが、その名を世界に知らしめたデビューアルバム「The Slim Shady EP」に注目しましょう。この中でエミネムは自らの別人格、スリム・シェイディという存在を作り上げました。グラミー賞受賞曲である「MyName Is（マイ・ネーム・イズ）」は、このスリム・シェイディを紹介した曲で、エミネムを知る上で欠かせません。

狂信的なファンからの手紙を元にした2000年1月発売「Stan（スタン）」や2010年6月のリアーナとのコラボ曲「Love the Way You Lie（ラブ・ザ・ウェイ・ユウ・ライ）」、冒頭で話題となった「Lose Yourself」なども語られることの多い曲となっています。

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エミネムが「ゴジラチャレンジ」で話題の「Godzilla」リリック・ビデオ公開！「超高速ラップ」記録にも注目！

エミネムが超高速ラップをSNSに投稿？

2020年1月17日に11枚目のスタジオ・アルバム「Music To Be Murdered By」をリリースしたエミネム。2月26日には自身のインスタグラムとツイッターに「#godzillachallenge」というハッシュタグを付け、超高速ラップ動画を投稿しました。

そして「ゴジラチャレンジの始まりだ。挑戦するのは誰だ？俺が気に入ったヤツには賞品をやるよ」と呼びかけました。これを受けて世界中に「ゴジラチャレンジ」が広がっています。

エミネムが投稿した動画は、2020年5月の時点でインスタで約845万回、ツイッターで約465万回も再生されています。さらにエミネムのYouTube公式チャンネルでは、2020年3月3日に楽曲「Godzilla」のリリック・ビデオを公開。世界から注目されています。

歳を重ねても衰えることのない魅力！

音楽サイト「Genius」の情報では、3番目の詩の最後の30秒間、1秒あたり10.65音節とエミネム自身の最速ラップ記録を更新しているとのこと。彼にはキャリアに甘んじて気楽な曲を作る、などという発想は存在しません。

近年は確執のあった家族とも和解モードで、アカデミー賞授賞式での歌唱からも、若い頃との変化が見られるエミネム。一方で他のラッパーなどへの攻撃的なスタイルは、2020年の「Music To Be Murdered By」でも健在。アラフィフだとは感じさせないオーラを放つヒップホップ界の帝王エミネムは、次はどんな曲で世界中を痺れさせるのでしょうか。

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