遠藤航のプレースタイルやポジション!サッカー日本代表主将の評価は?
遠藤航のプレースタイルやポジションについて分析!
遠藤航は、2015年7月に日本代表に選出された日本のサッカー選手で、ポジションはミッドフィールダーからディフェンダーを担当しています。国内プロサッカー選手としては、現在、浦和レッズに所属し、背番号6番、同じくディフェンダーを担当する遠藤航。
身長は178cmで体重は75kgと、ディフェンダーとしてはそこまで大きい体格ではありません。しかし、遠藤航はどのようなポジションもこなせ、特に、守備的な位置でのスタンスが上手な点が強みです。遠藤航のプレースタイルは、まさしく中盤の起点としてオーソドックスなもの。試合では、ボールを奪いに行く力や、ロングパスを多用した迅速な攻守切り替え力、強いキック力を発揮しています。
もう少し詳しくいうのであれば、遠藤航は、ボランチ、ストッパー、リベロといった、真ん中よりも守備側に寄せた領域でのライン守備、壁となる存在だといえるでしょうか。敵の攻撃を防ぐ上ではなくてはならないポジションを務めるのが遠藤航です。
遠藤航のサッカーU-23日本代表における主将としての評価!「次代の長谷部誠」は本当か
遠藤航は、守備的ミッドフィールダーとしての実力が高く、U-23日本代表においても、ボランチとしての活躍を不動のものとしています。強靭な守備の動きと、キックの大きさを武器に、敵フォワードらの運んできたボールを奪っては、逆襲の起点となって、前線へとボールを送り出すのが遠藤航のボランチとしての役割です。
また、遠藤航の場合、もう少しゴール側で守るセンターバックとしてのライン上げ下げもできることから、ポリバレント=マルチな日本代表選手として、その評価は高く保たれています。遠藤航は、自らJFAの公式ページで、「守備の球際の強さ、縦パスを見てください」といっているほどですから、その自信も推して知るべし、ですね。
現U-23の主将としてのキャプテンシーも高い評価を得ている遠藤航は、リオオリンピックでも継続してチームを率います。A代表キャプテン長谷部誠と比較されて、「次代の長谷部」との評価も高い遠藤航は、これからも堅実な成績で評価を上げていきそうです。
遠藤航が浦和レッズに移籍を決めた理由!現在の年棒は?
遠藤航が湘南ベルマーレから浦和レッズに移籍した理由は?さらなる飛躍を目指して
遠藤航は、神奈川県横浜市戸塚区の出身で、小学1年の頃から、地元神奈川のプロチームのユース参加を希望。南戸塚中学を経て、中学2年の時に、後の古巣となるJ1湘南ベルマーレのU-18に入団して以降、生え抜きの選手としてずっと同チームに所属してきました。インターハイ出場後の高校3年には、2種登録選手としてJリーグデビューを果たした遠藤航。
2014年には、Jリーグの強豪・浦和レッズから移籍オファーを受けます。古巣への恩から一度は断った遠藤航ですが、2015年の12月23日には、浦和レッズへの移籍を発表。その理由は、遠藤航自身、日本代表という檜舞台に立つことが多くなったことを自覚したことにあります。
強豪浦和レッズであれば、AFCなど世界レベルのチャンピオンズリーグに参加するチャンスも多いはず。今後、遠藤航が日本代表としてプレーしていくためには、やがて世界に出ることも必要となります。つまり、遠藤航の視線は、すでに世界に向いているということですね。
遠藤航の現在の年棒はどれくらいなのか知りたい!リオオリンピックでさらにアップか
遠藤航は浦和レッズに移籍しましたが、その年棒はどれくらいなのでしょう。遠藤航が、湘南ベルマーレで2015年に受け取った年棒は2500万円という情報があります。これは、U-23日本代表の選手が受け取る額では最高額であり、かなりの評価であったことが分かります。
一説によれば、2014年当時に、浦和レッズが遠藤航に示した年棒額は、3年契約で1億円以上と、かなりの高額だったとのこと。これを大雑把に3年で割れば3333万という破格の額ですから、遠藤航に対する浦和レッズの評価も相当に高かったことがうかがえます。
さらに、2015年当時、湘南ベルマーレが、遠藤に課した契約違約金、すなわち移籍に必要な資金は5000万円でしたので、それを上回ってもさらに実りのある年棒を浦和レッズが提示したということは間違いありません。おそらく移籍金を含めて、1億円の大台は間違いなく超えているでしょう。しかし、今後のリオオリンピックでの活躍では、さらに増額される可能性も高いと思われます。
遠藤航はこれから日本代表のキーマンへと成長する?
遠藤航は、2016年リオオリンピックサッカー日本代表で主将を務めます。世界の大舞台で活躍する遠藤航が予選リーグの初戦であたるナイジェリア代表には、遠藤航が少年時代に憧れのボランチ選手と考えていた英国プレミアリーグチェルシー所属のミケルがいます。
しかし、かつての憧れの選手相手にも、物怖じする様子はない遠藤航。「チームとしての仕事を淡々とこなし、いい結果が出せればいい。憧れの選手だからと言って、ビビることはない」と力強く語っています。プレースタイルも、かつてU-23で戦ったブラジル戦で大敗した教訓をバネに、落ち着いたプレーにシフトし、無駄な縦パスをなくし、自陣での組み立てを優先したいと静かな闘志を燃やしている遠藤航。
さらに遠藤航本人としては、特定のポジションでのスペシャリストではなく、あらゆるポジションを平均的にこなせるオールマイティな選手としての理想像を持っているようです。今後の日本代表の要として、あるいはキャプテン候補として、遠藤航の柔軟なプレースタイルと、マイペースで物怖じしないスタンスは得難いものです。遠藤航がA代表のキャプテンマークを身につける日もそう遠くはないはず。次のA代表の要、それが遠藤航です。