映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の衝撃内容が社会現象にまで!
映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」でダコタ・ジョンソンの体当たりの演技が話題に!
映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は、2015年に制作されたアメリカの官能映画です。全世界で1億冊以上の売上を記録している、E・L・ジェイムズの小説を原作とした映画で、監督を務めたのは、「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」のサム・テイラー=ジョンソン。主演は、「刑事ナッシュ・ブリッジス」で知られる俳優ドン・ジョンソンと女優メラニー・グリフィスの娘ダコタ・ジョンソン。
そして、「THE FALL 警視ステラ・ギブソン」のジェイミー・ドーナンが務めました。映画製作当時は世界的にほぼ無名だった2人ですが、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が全世界で5億ドルを超える大ヒット作品となったため、一躍スターとなります。とりわけダコタ・ジョンソンは、映画初主演で両親がスーパーセレブというバックグランドがあるにもかかわらず、過激な体当たりの演技をしたことで話題を呼びました。
映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」普通の恋愛を願う女子大生と異常な性癖の男性との悲運のラブストーリー
映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は、女子大学生アナスタシアが、学生新聞の記者として、大企業グレイ・エンタープライズ・ホールディングスのCEOにして若き大富豪である、クリスチャンにインタビューするところから始まります。次第に惹かれ合う2人でしたが、クリスチャンは、アナスタシアに、「僕は君にふさわしい男ではない」と言い、「書面で同意を得るまでは君に触れるつもりはない」という意味深な言葉を残します。
再び出会って夜を共にしようとしたとき、アナスタシアは、秘密保持契約書へのサインを求められることに。実は、クリスチャンは異常な性癖の持ち主で、SMを趣味とし、15歳の頃から6年間、母親の友人の従属者となっていた過去がありました。秘密保持契約書の契約期間は3カ月。
アナスタシアが嫌だと言えば、すぐに破棄できる契約内容です。アナスタシアは関係を続けるか悩みながらも、クリスチャンに恋をしていたため、SM相手としての関係を続けます。しかし、クリスチャンのことが好きでも、アナスタシアが求めているのは普通の恋愛でした。結局、アナスタシアはクリスチャンに別れを告げます。
映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」続編小説のあらすじネタバレ!
映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の原作小説には2冊の続編があった!
映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の原作となっている小説は、もともとステファニー・メイヤー著「トワイライト」シリーズのファンだった主婦が、同作を基にして書いたフィクション作品です。オンライン小説として発表された後、2011年に書籍化されました。すると、主婦層を中心に人気が爆発して大ベストセラーとなり、続編「フィフティ・シェイズ・ダーカー」と「フィフティ・シェイズ・フリード」も相次いで出版されています。
映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」続編小説にもアナスタシアとクリスチャンは登場
続編「フィフティ・シェイズ・ダーカー」にも、アナスタシアとクリスチャンは登場します。クリスチャンのことを忘れられないアナスタシアは苦しい日々が続き、クリスチャンに復縁を迫ることで、クリスチャンの衝撃の過去を知ることに。
さらにその続編となる、「フィフティ・シェイズ・フリード」では、アナスタシアとクリスチャンが結婚します。
その後、アナスタシアの妊娠が発覚するも、クリスチャンは「子供はいらない」と言ったため、アナスタシアは再びクリスチャンと距離を置くように。そんなアナスタシアの前に現れたのが、ストーカーという新たな敵です。命を狙われることにもなるも、苦難を乗り越えたアナスタシアは、無事にクリスチャンと復縁し、仲良く子供を育てていきます。
映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の続編「フィフティ・シェイズ・ダーカー」が2017年6月に日本上陸!
過激な性描写でも物議を醸した、映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の続編「フィフティ・シェイズ・ダーカー」の映画公開が発表されました。第1作目で、クリスチャンとの別れを選んだアナスタシアは、大学を卒業すると、出版社に就職します。新生活を歩んでいたアナスタシアでしたが、心の中にはずっとクリスチャンがいました。
クリスチャンもまた、アナスタシアのことを忘れられずにいたのは同じ。こうして2人は復縁するも、クリスチャンのストーカーである女性ビジネスパートナーや、アナスタシアに恋をする出版社の上司など、2人のことを引き裂こうとする人間が現れ始めます。続編映画「フィフティ・シェイズ・ダーカー」でも、アナスタシア役のダコタ・ジョンソンと、クリスチャン役のジェイミー・ドーナンは続投し、「L.A.コンフィデンシャル」のキム・ベイシンガーや、「ダーク・シャドウ」のベラ・ヒースコートなどが新たに参加。
また、サム・テイラー=ジョンソンから変更となった新監督のジェームズ・フォーリー(代表作は「パーフェクト・ストレンジャー」など)は、次作「フィフティ・シェイズ・フリード」の監督も務める予定となっています。
よりゴージャスでドラマティックに進化を遂げたという、「フィフティ・シェイズ・ダーカー」の日本公開日は2017年6月。新たな大物キャストとサスペンス要素の加わった続編もヒットが期待できそうです。