田畑藤本・藤本敦史の高校時代の勉強法!東大卒で芸人を目指したワケとは?

田畑藤本・藤本敦史の高校時代の勉強法!東大卒で芸人を目指したワケとは?

田畑藤本・藤本敦史は京都成章高校出身!東大現役合格をものにした風変りな勉強法とは?

田畑藤本の藤本敦史は、お笑いコンビ・田畑藤本の片割れにして、東京大学工学部卒を売りにしている高学歴芸人。藤本敦史の出身高校・京都成章高校といえば、ラグビーで有名な私立高校。藤本敦史は、11クラス中トップクラスに在籍していたそうですから、偏差値66のASコースだと推定されます。

確かに、京都成章高校は、毎年、かなりの数の生徒を難関国公立大学や難関私立大学へと送り出していますが、必ず東大合格者が出ているわけではありません。そんな中、学年1位をキープし、東大現役合格を果たした藤本敦史の勉強法は、やや風変りでした。

藤本敦史は授業中、ただひたすら先生の話を聞くことに徹し、ノートは取らなかったそうです。”学年1位の自分が勉強を教える”という条件で、クラスメイトにノートを借り、その条件を満たすために、学年1位であり続ける努力をするというループを堅持し続けて、見事、東大合格を勝ち取りました。

田畑藤本・藤本敦史は東大大学院合格を蹴って芸人に!その理由が凡人には理解不能

田畑藤本・藤本敦史は、東大卒であるにもかかわらず、約束された将来を捨てて、芸人になりました。東京大学工学部では、材料力学に属する破壊力学の研究に勤しみ、大学院入試にも合格していたはずなのに、それを蹴って、東京NSC入所の道を選択するとは、あまりにも不可解です。

しかし、頭の良すぎる人間の思考回路は計り知れないもので、”定年までの40年間が想像できない未知の世界への好奇心”が、藤本敦史をお笑いの世界へ導いたのだそうです。高校時代から、「このバスの中で自分が1位」「この図書館内でも自分が1位」「小笠原の島に行っても、この中で1位」と、病的なくらいに1位に執着し続けた藤本敦史ですが、お笑い界では1位にはほど遠い存在です。

それどころか、2016年現在は、スーパーのレジのバイトと、千原ジュニアの家庭教師で生計を補わざるを得ない体たらくです。しかし、未知の世界という点では、田畑藤本・藤本敦史の想いは叶ったと言うべきでしょうか。

田畑藤本・藤本敦史の相方・田畑祐一も高学歴!コンビ結成の経緯は?

田畑藤本・藤本敦史の相方・田畑祐一は立命館大学出身!英語力は東大卒に勝る!?

田畑藤本・藤本敦史の東大卒売りが濃過ぎて霞みがちですが、相方・田畑祐一も、なかなかの高学歴芸人です。田畑祐一は、京都の私立立命館宇治高校から、関西の最難関私立大学として有名な立命館大学に進学しています。大学へは内部進学ですが、高校の偏差値は、藤本敦史が通っていた京都成章高校と同程度ですから、中学ではトップクラスの成績だったと思われます。

藤本敦史と田畑祐一は、地元・京都の中学校時代の同級生ですが、当時から、田畑祐一は、藤本敦史に、自分とは違う頭のキレを感じていたそうです。そんな田畑祐一が藤本敦史に勝ることといえば、大学卒業後の1年間、カナダの大学に留学して学んだ英会話。ただ、藤本敦史は英語を話すことができず、”一番苦手な科目”としてはいるものの、ペーパーテストとなると田畑祐一に勝ち目はないといいます。

田畑藤本・藤本敦史と相方・田畑祐一のコンビ結成秘話!高学歴コンビの両親の想いは……

田畑藤本・藤本敦史と相方・田畑祐一は、大学時代、帰省するたびに仲間うちで寄り合い、「就職は面倒だから、お笑いやろう」といった、関西特有の戯言を言い合っていたそうです。しかし、藤本敦史の中では冗談ではありませんでした。大学3年生の正月帰省を終え、東京に戻った藤本敦史は、「何%くらい本気で芸人になりたい?」といった内容のメールを、田畑祐一に送っています。

初めは「50%」と答えた田畑祐一でしたが、次第に気持ちが傾き、コンビ結成に至りました。藤本敦史は、中高時代から、クラスでも面白いと人気者だったそうですが、東大まで行った息子に両親がGOサインを出すはずはありません。「芸人になる」と告げた当日に、両親が東京までやって来たそうですが、今ではテレビ出演日を聞いてくるほどに懐柔されているといいます。

一方、田畑祐一のほうは、母親の理解に助けられ、両親に認めてもらうことができたのだとか。こうして田畑藤本は、結成して10年を迎えようとしていますが、お互いの両親の苦渋に報いるだけの成功には、まだほど遠いでしょう。

田畑藤本・藤本敦史の東大卒高慢ちきキャラが地味に躍進!ブレイクする日は来るのか?

田畑藤本・藤本敦史と相方・田畑祐一は、結成1年目は、”高学歴コンビ”として大きな話題となりました。”高学歴キャラ”を活かした漫才で、「THE MANZAI 2014」で認定漫才師となり、「M-1グランプリ2015」では準々決勝に進みましたが、それを超える大きな飛躍は、今のところありません。しかも、”高学歴芸人”という肩書きが、それほど異色ではなくなってきているのも現状です。ただし、東大卒であるがゆえに、性格が悪い芸人という田畑藤本・藤本敦史のキャラクターは、それなりの需要があります。

高学歴芸人の筆頭といえば、京都大学出身のロザン・宇治原史規ですが、「東大のほうがエライ!」と豪語する田畑藤本・藤本敦史との対決が、クイズ番組を盛り上げた時期もありました。息子の好奇心を削がないように、何でも疑問に答えてくれた両親に対して、「同志社大学卒だから大したことないのに」というのは、炎上必至の大暴言。しかし、ここまで病的に高慢でなければ、東大卒という肩書もクローズアップされないのかもしれません。

田畑藤本・藤本敦史は現在、NHK高校講座「ベーシックサイエンス」、BSジャパン「人生が変わる人事の話」という高尚な番組のレギュラーをピンで獲得しています。また、田畑藤本としては、2016年3月には”勉強ライブ”を開催しました。高学歴芸人の中でも、本業のお笑いと、かつてとった杵柄である学問を融合させようという試みは、異色中の異色。当たれば大きな反響となり、手塩にかけた両親にも、最良の形で報いることにもなりそうです。

そんな田畑藤本・藤本敦史ですが、自らの姿勢に反して、尊敬しているのは、東大卒の肩書きを全く行使していない俳優・香川照之だとか。しかし、ここまで東大卒売りしてしまうと後戻りはできそうにありませんから、これからの東大生の反面教師となるくらいの、目立った活躍が望まれます。

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