藤浪晋太郎の年俸推移、成績は?死球の被害者は黒田博樹だけじゃない?!
藤浪晋太郎の成績、気になる年俸推移をチェック
藤浪晋太郎(ふじなみしんたろう)は、1994年4月12日生まれで、大阪府堺市出身。阪神タイガースに所属しているプロ野球選手で、右投右打のピッチャーです。
2012年10月に行われたプロ野球ドラフト会議で、4球団から1巡指名を受け、交渉権を獲得した阪神タイガースに入団しました。11月には、契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円で仮契約を交わしています。プロ初登板となった2013年3月31日の東京ヤクルトスワローズ戦では、初登板&初先発ながら7奪三振と、好調なスタートを切った藤浪晋太郎。
2014年には、7者連続三振を記録し、高卒1年目から2年連続となる2桁勝利を収めた藤浪晋太郎の記録は、阪神タイガースでは江夏豊以来46年ぶりの快挙となります。2015年の巨人戦ではプロ初完封勝利を遂げ、侍ジャパンの日本代表に選ばれるなど、その勢いは留まることなく、高卒3年目でのシーズン200奪三振は、ダルビッシュ有以来の快挙となりました。
こうして、入団4年目の選手としては球団史上初の年俸1億7000万円で契約を更新した藤浪晋太郎ですが、2016年と2017年はスランプに陥り、2017年の推定年俸は1億6000万円で、2018年現の推定年俸は1億2000万円に。入団から5年間のアベレージは、114試合に登板して、勝率は.549。与四球305、防御率3.05となっています。
小学1年から野球を始めた藤浪晋太郎は、少年野球部に所属していた当時から、すでに球速142キロを記録していました。中学卒業後は、野球の名門校である大阪桐蔭高校へ進学し、1年生の夏からベンチ入りし、2年生の春にはエースとして活躍します。
3年生の時に出場した春のセンバツでは、森友哉(現在西武ライオンズ)とバッテリーを組み、全5試合で150キロ以上を計測するという史上初記録を打ち立てて、見事に優勝。同年夏の甲子園では、14奪三振や、決勝史上最速の球速153キロを記録し、2日連続の2安打完封投球で勝利して春夏連覇を達成します。その後も、AAA世界野球選手権大会の日本代表や、国際野球連盟の18歳以下男子年間最優秀選手に選ばれるなど、常に大注目される存在でした。
藤浪晋太郎が与えた死球の被害者は黒田博樹だけじゃない?!大乱闘が起こった試合とは?
藤浪晋太郎は近年、デッドボールが多い投手と言われています。2014年4月22日の中日戦でもデッドボールを与え、普段温厚な平田良介が激怒したと話題になりました。同年9月12日には、広島戦で菊池涼介の胸に当ててしまいますが、その前に阪神のマット・マートンもデッドボールを受けていたため、険悪モードが漂う中、警告試合となってしまいます。
さらに、2015年4月25日の広島戦では、バントの構えを見せた黒田博樹に対して、頭部付近に2球とも危険なボールを投げてしまった藤浪晋太郎。黒田博樹は激怒し、あわや乱闘騒ぎで一触即発状態に。頭に直撃してしまうと命にかかわることもありえますので、黒田博樹が怒るのも無理はありません。
2016年4月19日のヤクルト戦では、谷内亮太の左手首に当ててしまい骨折。「逆に球を避けれなくて申し訳ない」と謝られてしまった藤浪晋太郎は、さぞ複雑な心境だったことでしょう。この後も、2017年3月10日に行われたWBC2017では、侍ジャパンの一員として途中からマウンドに上がり、藤浪晋太郎の強烈なストレートが中国の主力である王偉のあばらを直撃。
同年4月4日のヤクルト戦では山田哲人と畠山和洋の顔面近く、2017年8月の広島戦では大瀬良大地と菊池涼介にデッドボールを与えてしまいます。広島戦では、5回に2四球で満塁のピンチを迎えたところで降板した藤浪晋太郎が、マウンドで涙を流す姿にも注目が集まりました。
藤浪晋太郎と大谷翔平の仲は?熱愛や噂される彼女は?!
藤浪晋太郎と大谷翔平は実は仲が良かった!
同い年の藤浪晋太郎と大谷翔平は、高校生の時からプロ注目選手と騒がれてきました。2人が対決した2012年春のセンバツ甲子園では、大谷翔平が藤浪晋太郎からホームランを打ちましたが、チームとしては大阪桐蔭が完勝。大谷翔平が涙を呑む結果となっています。とはいえ、2人は大の仲良し。
スポーツジムで一緒にトレーニングを行ったり、交流戦やオープン戦で顔を合わすことがあれば試合後に食事に行ったりする仲で、交流戦の前日には「明日久しぶりに会えるな」と連絡を取り合ったりもしていたそうです。2015年の目標を「翔平の才能に負けないよう、自分の努力をします」と語った藤浪晋太郎。プロ野球は厳しい勝負の世界で、全員がライバルですが、藤浪晋太郎と大谷翔平は、お互いを認め合う良きライバルとして素晴らしい関係を築いているようです。
藤浪晋太郎の彼女は誰?熱愛スクープの信憑性は?
藤浪晋太郎は、かつて数回、デート現場をスクープされています。熱愛スクープのお相手は、朝日放送のヒロド歩美アナ。当初は選手とリポーターの間柄でしたが、知人を介してオフシーズンに急接近し、夜の繁華街でデートしていたと報じられました。
しかし、藤浪晋太郎は、「全くの事実無根ですね」と断言し、「しっかりと裏を取ってほしいです」と大人な対応を見せています。彼女だと噂されたヒロド歩美は、小学生の頃から阪神ファンで、野球関連の仕事も多数担当しています。阪神タイガースのベンチリポーターとして選手を取材することも多いので、選手のことを深く知るために連絡先を交換していることが、交際を疑われた原因になりました。
次に藤浪晋太郎の彼女だと噂されたのは、フジテレビの内田嶺衣奈アナです。知人4人と飲みに行き、店から出てくるところを週刊誌に熱愛スクープされています。スクープした記者は「藤浪晋太郎は、こちら側に気付いていたようですが、特に何もありませんでした」とコメント。「朝まで肉食ギトギトの夜」のタイトルでいかにも熱愛関係をうかがわせる記事でしたが、実際は普通に友人と飲みに行っていただけで、交際している事実はないようです。
藤浪晋太郎はイップスを克服できるか?!
近年、藤浪晋太郎には「イップス疑惑」が持ち上がっています。イップスとは、精神的な原因により、自分の思い通りのプレーや動きが突然できなくなる症状です。2018年4月6日の中日戦に先発した藤浪晋太郎は、悪送球に暴投、さらに押し出しと自滅して5回途中に降板します。
これには、ファンも深いため息をつくばかり。2017年5月4日以降、9度の登板で白星なしの藤浪晋太郎の今後について、金本知憲監督は「我慢したいところだけど、どこまでやっていいのか微妙ですね」と迷いに迷っているようです。かたや、現在は2軍調節が続く藤浪晋太郎は、4月6日の中日戦を「ボール自体は悪くなかった」「自分で作ったピンチを何とかしたいと思ったのが力みにつながって裏目に出ただけ」と前向きに捉えています。
メンタルの弱さを指摘する厳しい声も続いていますが、それは、阪神タイガースにとって大切な先発ピッチャーとして期待されている証しとも言えます。桑田真澄からは、「精神面が弱い選手が甲子園で勝利投手になれるはずがない」「君に足りないのは技術面だ」と言われた藤浪晋太郎。
「媚びを売ったり、ゴマをすって自分のポジションを得ようとしたりする大人にはなりたくない」と語る通り、打算なく、いつもまっすぐな彼ならば、苦しさや悔しさを経験したことも自信に繋げられるはずです。イップス疑惑を払拭し、完全復活して1軍に戻ってくることを阪神ファンの誰もが願っています。