藤野涼子はどんな女優さんなの?主な出演作品は?気になるプロフィールや経歴まとめ!

藤野涼子は「ソロモンの偽証」でいきなり主演デビュー!その後の主な出演作品は?


藤野涼子のプロフィール
◆生年月日:2000年2月2日
◆出身:神奈川県
◆身長:162cm
◆血液型:B型
◆所属事務所:ケイファクトリー

藤野涼子は「ソロモンの偽証」でいきなり主演デビュー!

藤野涼子(ふじのりょうこ)は2015年3月、4月に前後編で公開された映画「ソロモンの偽証」でデビューを飾りました。宮部みゆきのミステリー大作を原作としており、監督に「八日目の蝉」で知られる成島出(なるしまいずる)を置いた松竹がかなり力を入れた作品です。

オーディションで約1万人の中から主役を勝ち取った藤野涼子。その時点では演技経験もなく、オーディションも3回目。異例の抜擢でしたが、見事に主役の「藤野涼子」を演じ切り、映画は前編が公開週の全国映画動員ランキング3位を、後編が1位を獲得し大ヒットを記録し、「第40回報知映画新人賞」も受賞します。そして藤野涼子は役名をそのまま芸名にして活躍。その名を背負い、俳優としての道を歩みだしたのです。

藤野涼子の主な出演作品は?

藤野涼子はその後、所属事務所をテアトルアカデミーからケイファクトリーに変えて活動しています。2017年4月にはNHKの連続テレビ小説「ひよっこ」に兼平豊子(かねひらとよこ)役で出演。主役の有村架純(ありむらかすみ)の工場での同僚として重要な役どころを演じました。

そして2019年4月から放送されたNHKの夜ドラ「腐女子、うっかりゲイに告る。」では主演を務め、腐女子でゲイの男の子を好きになるという難しい役を見事に演じて大きな話題になりました。「クリーピー 偽りの隣人」(2016年6月公開)や「輪違屋糸里 京女たちの幕末」(2018年12月公開)など、映画にもコンスタントに出演し、多方面で活躍しています。

藤野涼子はダンスやお笑いが好きなシャイな女の子!高校時代は学業を優先していた!

藤野涼子はダンスやお笑いが好きなシャイな女の子!

藤野涼子は、2000年2月2日に神奈川県で生まれました。1人っ子で父親と一緒にテレビを観ることが好きだったことから芸能界に憧れを抱き、小学校5年生だった2011年から芸能事務所に所属しています。

普段は大勢の人の前であまり発言せずに内側にこもってしまう性格とのことですが、養成所でレッスンを重ねるうちに演技の楽しさに気付き、俳優を目指す気持ちを固めていきました。

お笑いも好きでイモトアヤコのファンです。映画「ソロモンの偽証」ではイモトアヤコがテレビスポットCMに起用され、その縁で対談。あまりの驚きと感激で藤野涼子は号泣してしまったそうです。

2017年12月19日に放送された「LIFE! ~人生に捧げるコント~」(NHK)では内村光良(うちむらてるよし)、竹中直人(たけなかなおと)らと時代劇コントに挑戦。少しずつ、芸の幅を広げています。

藤野涼子の高校時代は学業を優先!

藤野涼子は14歳で「ソロモンの偽証」の主演としてデビューした後、高校は神奈川の県立高校に進学しています。芸能活動は継続しつつも、しばらくは学業を優先することに決め、普通科でダンス部に所属する一般的な女子高生としての生活を送ることに。仲の良いグループで遊んだりと、高校生らしいことも楽しみました。

2019年3月に高校を卒業すると、本格的に俳優の道を歩み始めます。以来、新進気鋭の女優として多くのテレビ、映画、舞台に活躍しています。

藤野涼子の大河ドラマ出演が決定!初舞台では緊張しっぱなしだった!

藤野涼子の大河ドラマ出演が決定!

2021年に放送される大河ドラマ「青天を衝(つ)け」に藤野涼子が出演することが2020年7月10日に発表されました。吉沢亮(よしざわりょう)が演じる主人公の渋沢栄一(しぶさわえいいち)の妹、渋沢てい役を務めます。渋沢ていは、渋沢栄一にとって生涯に渡って信頼できる肉親で、また橋本愛(はしもとあい)演じる渋沢栄一の妻・尾高千代(おだかちよ)の心の友でもある、重要な役どころです。

藤野涼子は「てい役にわくわくどきどきした気持ちを抱きながら、撮影に挑むことを楽しみにしています」とコメント。母親役の渋沢ゑいを演じる和久井映見(わくいえみ)とは「ひよっこ」以来の共演となり、こちらも楽しみにしている視聴者が多いようです。

野涼子は初舞台では緊張しっぱなしだった!

藤野涼子は2019年11月29日から東京芸術劇場シアターウエストなどで公演された「私たちは何も知らない」で舞台デビューを飾っています。

平塚らいてう(ひらつからいちょう)らが世間の批判に屈さず、自らの考えで行動し雑誌「青鞜(せいとう)」を発行した様子を描いたもので、その編集部を軸にした青春群像劇です。藤野涼子は後に「青鞜」を受け継ぐも、自由恋愛を貫いたことで世間から批判され、最終的には殺害された伊藤野枝(いとうのえ)を演じています。

舞台初挑戦で深みのある人物を演じることになり「稽古初日の前日は不安で眠れなくて」とプレッシャーを吐露。しかし14歳で大作の主演に抜擢された過去をもつ藤野涼子は「普段の自分とは違う役の人物になる楽しさはもちろんですが、プレッシャーを感じる状況で自分を追い詰めながらお芝居をしていくことにも楽しさを感じています」とも語り、その緊張感さえも楽しんでいる模様でした。藤野涼子が今後、女優としてどんなキャリアを積んでいくのか、注目していきたいところですね。

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