藤田菜七子のプロフィール!身長体重・出身地・年齢・血液型は?

藤田菜七子のプロフィール(身長体重、出身地、年齢、血液型)は?

藤田菜七子、16年ぶりのJRA女性ジョッキーへ!デビュー当日は異例の取材制限に!

藤田菜七子は、今年、16年ぶりにJRA(日本中央競馬会)から女性騎手としてデビューしました。簡単なプロフィールは、1997年8月9日生まれの18歳で、出身地は、茨城県北相馬郡守谷町(現在は守谷市)。身長157.4cm、体重は45.6kgで、血液型はA型です。藤田菜七子は、小学校5年生ごろに見た競馬のテレビ中継がきっかけで、ジョッキーへの道を志すことになります。

中学校を卒業後、藤田菜七子は、2013年に競馬学校第32期生として入学。2016年2月の試験に合格し、騎手免許を取得しました。2013年9月に引退して、現在は調教助手を務める西原玲奈以来、JRA史上7人目の女性ジョッキーとして、今月晴れてデビューに漕ぎつけました。藤田菜七子は、かわいい笑顔とチャーミングな雰囲気から、競馬学校時代から各メディアを通じてすでに注目を浴びていましたが、騎手デビューしてからも、藤田菜七子の注目度は上昇する一方。

デビュー戦は、JRAのルーキーでは珍しいNAR(地方競馬全国協会)の川崎競馬場。他の同期騎手より実戦での騎乗が早いことからも、周囲の期待の大きさがうかがえます。デビュー当日の川崎競馬場では、異例の取材制限を行わざるを得ないほど、話題性も高まっている藤田菜七子。

しかし、晴れてデビューしたものの、JRA生え抜きの女性ジョッキーは傑出した成績を残せていないのが現状。加えて、中央競馬では、新米ジョッキーは外国人やリーディング上位者を向こうに回し、必ずしも有力とはいえない馬で結果を出さねばならないハンディキャップがあります。挑む壁は大きいですが、藤田菜七子は明るい表情で「女性は不利なこともある分、有利な点もある。そこを活かして実績を残したい」と語っています。

藤田菜七子、性格は負けず嫌い! 食事制限が今後の課題?

藤田菜七子の性格は、母親からみると、家族では一番のしっかり者で負けず嫌い。小学生のときは引っ込み思案で表に出て行くことが苦手だったというから、変われば変わるものですね。特に、負けず嫌いな性格は、勝負師への適性を示しているといえそうです。藤田菜七子にとって、騎手は天職というべきでしょう。好物は肉で、嫌いなものがきゅうりやスイカ、漬物とのこと。食事は野菜を多く摂取するようにして、カロリーよりも重量を見て選ぶといいます。

もともとはスイーツ大好きと言っている藤田菜七子。成長期で、お年頃ですから、食事制限が今後の課題でしょう。ここで、藤田菜七子が学んだJRA競馬学校での生活にも触れておきましょう。入学するには所定の条件を満たさなければなりません。まずは中学卒業であること。そして、騎手は節制面に気を配らなければならず、特に体重管理が厳しいので、常に45kg台をキープすることが求められます。

JRAのホームページによると、藤田菜七子の体重は45.6kgなので、この点は十分クリア!身体能力も必須とされ、視力は裸眼で左右ともに0.8以上。眼鏡やコンタクトレンズは絶対に使ってはいけないという制約付き。乗馬は危険を伴うスポーツですから、当然といえば当然でしょう。全寮制で、外泊することも許されず、朝は5時半起床で、学科やトレーニングがギッシリ続いて22時に消灯という日々です。そんな厳しい生活の中でも「絶対に騎手になるぞっ!ていう強い気持ちで突き進んでいく」と告白しているところにも、しっかり者で負けず嫌いな性格の一端がうかがえます。

藤田菜七子が目指す美人騎手シャンタル・サザーランドとは?初戦成績に武豊も太鼓判?!

藤田菜七子、目指すはシャンタル・サザーランド!女優やモデルでも活動する美人騎手!

藤田菜七子が目指すは、カナダの伝説的女性騎手シャンタル・サザーランド。シャンタル・サザーランドは、騎手としての卓越した技量はもちろん、「世界で最も美しい女性100人」としてモデルやタレントとしての顔も持つ美人騎手として、また、ジュエリーデザイナーとしても知られています。生涯成績は7350戦951勝で、生涯獲得金額は4700万ドル以上。当初はカナダでの活動に限られていましたが、頭角をあらわすに従って、アメリカでも活動するようになりました。

アメリカの競馬界は、日本をしのぐ男性社会として知られ、女性ジョッキーにとっては狭き門。しかし、シャンタル・サザーランドは、ジュリー・クローン以来の本格的女性騎手として大活躍を見せ、その実力を見せつけました。2012年10月21日、自身の公式サイトなどで引退を表明しましたが、翌年7月には現役復帰。「馬に乗っている姿が本当に奇麗で圧倒される」と、シャンタル・サザーランドへの憧れを口にする藤田菜七子。その活躍ぶりには、学ぶことが多いことでしょう。

JRAからデビューした女性騎手は6名いますが、シャンタル・サザーランドほど抜きん出た成功例はなく、JRAでの女性騎手の成功への道のりは決して平坦ではありません。しかし、藤田菜七子自身は「楽しみとワクワクが多いから大丈夫」と、とてもポジティブな姿勢を示しています。

藤田菜七子、「憧れの人」武豊との対決実現!サプライズで記者会見にも参加!

藤田菜七子は、3月6日に中山競馬場で「憧れの人」武豊との対決が実現しました。前日5日の同競馬場デビュー戦ではいきなり2着に食い込んで、実力の片りんを示した藤田菜七子。この日のレース後の共同記者会見では、サプライズで武豊がゲスト参加し、いきなり「2日間乗って、いかがでしたか?」とインタビューを振って場が盛り上がりました。武豊は「デビューしたばかりなのに、しっかり追っていたね」と、注目の後輩の騎乗ぶりを絶賛。リップサービスと気遣いのニュアンスも感じられましたが、それを聞いた藤田菜七子が頬を赤らめて喜ぶ一幕も。

カメラマンにポーズを求められると、武豊が「近づくと手をつないじゃうかも。ファンに怒られちゃう」と、軽妙なジョークを飛ばして周囲の雰囲気を和ませたのはさすがの貫禄と言うべきでしょう。わずか数分間の共演でしたが、「夢のような時間でした」とほほ笑む藤田菜七子。日を追うごとに過熱していく「菜七子フィーバー」報道ですが、デビュー時から「天才」だと、注目という名の重圧にさらされ続けてきたのは武豊も同じです。武豊こそ、藤田菜七子の置かれた境遇に理解を示せるうってつけの人物だと言えるでしょう。

藤田菜七子、15日に高知競馬参戦!現役トップ・別府真衣との女性ジョッキー対決へ!

藤田菜七子は、中山競馬場で2レースに騎乗しましたが、この日も初勝利はお預け。しかし「終わってホッとしています」と笑顔で、最終第12レース終了後の記者会見では「憧れの人」武豊とのうれしい夢の共演も実現させ、「僕がデビューした頃より、うまいんじゃないか」と称賛を受けました。

そして、来る15日には高知競馬での指定交流競走「はりまや盃」に参戦するスケジュール。高知競馬は、通算585勝を誇る現役女性トップジョッキー・別府真衣が所属しており、こちらの参戦も決定的なので、待望の女性ジョッキー対決が実現することが濃厚になりました。高知競馬への参戦のニュースを聞いた藤田菜七子は「初めての競馬場だけど頑張りたい。別府さんとたくさんお話をしたい」とコメントしています。

待ち受ける別府真衣も楽しみにしている様子で「菜七子ちゃんのことは、川崎競馬場のデビュー戦から注目していた」「今とてもワクワクしてます」とのコメントを発表しています。なお、「はりまや盃」の出走予定馬が発表された結果、中央馬は藤田菜七子が騎乗するハナリュウセイが抽選を突破したので、当日もそのコンビでの出走となりそうです。

3日の川崎初陣を経て、連日の取材攻勢を受けるハードスケジュールに「今はゆっくり休みたい」と本音を吐露した藤田菜七子。しかし、競馬界に誕生した久々のニューヒロインを周囲は放ってはおかないようです。今後の藤田菜七子の成長が非常に楽しみです。

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