TIM・ゴルゴ松本「命の授業」は感涙必至!少年院講演活動のきっかけは?
TIMのTIM・ゴルゴ松本が教える涙なしでは見られない「命の授業」が大人気!
TIM・ゴルゴ松本といえば、「命!」といったネタでお茶の間を沸かせる人気お笑い芸人の1人です。タイム・イズ・マネーから命名したというお笑いコンビのTIMですが、相方のレッド吉田と一緒にいる姿は、最近ほとんど見かけません。しかし、TIM・ゴルゴ松本は、現在、少年院に出向き、おなじみの漢字ネタを使った「命の授業」を行っていることで知られています。
TIM・ゴルゴ松本が、少年院で行っている「命の授業」の内容は、いたってシンプルなものです。TIM・ゴルゴ松本自身の人生観から、漢字の持つ意味合いを自己流に解き明かすことで、生きていくうえで大切なことや、当たり前がどんなに大事なものなのかを伝えています。たとえば、口にプラスとマイナスと書けば「吐く」という漢字になるけれど、そこからマイナスを取ると「叶う」という漢字になるというネタがあります。
つまり、マイナスな言葉を吐かなければ、夢は叶うということ。このような、お笑い芸人ならではのテンポのよい話術と、自身の体験に即した熱のこもったTIM・ゴルゴ松本の言葉に、真面目にノートをとった少年たちは、最後には全員が泣きながら感謝するのだとか。
少年院での大反響から、TIM・ゴルゴ松本が行う「命の授業」は、一般企業などからもオファーが殺到するほどの人気となっています。さらに、「あっ!命の授業」と題した本を出版し、販売部数が20万部を突破するなど、その人気はとどまるところを知りません。
TIM・ゴルゴ松本が始めた「命の授業」少年院講演活動のきっかけは?
TIM・ゴルゴ松本が始めた少年院での「命の授業」の講演活動は、これまでに15回ほど行われているそうです。TIM・ゴルゴ松本が「命の授業」を行うきっかけとなったのは、売れない若手芸人を叱咤激励するために作られた「ゴルゴ塾」が始まりだといいます。その後、知り合いから、少年院で「ゴルゴ塾」をやってほしいと再三頼まれ、TIM・ゴルゴ松本が最初に向かったのは多摩少年院でした。
150人の少年たちを前に、「ゴルゴ塾」よろしく、若手芸人に話しかけるような感覚で「命の授業」を行ったTIM・ゴルゴ松本。受刑者でありながらも、中高に通う普通の少年たちと変わらない様子に、「これはやり続けなくちゃいけない」と、使命感のようなものを覚えたとか。さらに、かつて「命の授業」を受けた少年から、「ゴルゴさんの言葉を支えにして、仕事を頑張っています」といった内容のメッセージが届くと、やめるわけにはいかないと心から思ったとも語っています。
少年院に収容された少年たちは、家族や親族から引き取りを拒否されることも多く、社会や大人を敵だと思ってしまうことも少なくないそうです。また、自分の不遇さを悲観し、普通に生きることを批判している少年も少なくないといいます。そんな彼らにとって、TIM・ゴルゴ松本の熱い「命の授業」は、心の灯火となるのかもしれません。
TIM・ゴルゴ松本の少年院講演活動は、少年院での矯正教育に大きな功績があったとして、法務省の東京矯正管区から表彰を受けてもいます。知り合いから頼まれて行った講演が、ここまで広がるとは、TIM・ゴルゴ松本本人も思っていなかったのではないでしょうか。TIM・ゴルゴ松本の行う「命の授業」は、少年院だけでなく、人生につまずきを感じている人たちすべての心の灯火になることも期待できそうです。
TIM・ゴルゴ松本がテレビから消えた理由は何?プロフィールは?
TIM・ゴルゴ松本がテレビから消えた!その理由は一体何?
TIM・TIM・ゴルゴ松本は、少年院などでの講演活動は積極的に行っているものの、肝心のテレビでは、あまり見ることがなくなりました。その理由には、人気が落ち着いてきたこともあるのでしょう。しかし、それだけではないともまことしやかにささやかれています。
TIM・ゴルゴ松本がテレビから消えた理由の1つとして挙げられているのが、「とんねるずのおかげでした」で、後輩でお笑いトリオ我が家の杉山裕之を「ボコボコにした」と告白したエピソード。ボコボコにした理由は、「上下関係が分かっていなかったから」。我が家・杉山裕之は、酒癖が悪い上、後輩に対しては横暴な行動をとるなど、プライベートについてはあまりいい評判がないといいます。ですから、TIM・ゴルゴ松本も詳細については明かしていないものの、我が家の杉山裕之が、お酒の席で、笑ってすまないほどの粗相をした可能性はありそうです。
しかし、我が家・杉山裕之との件に限らず、後輩芸人から、「厳しい」「怖い」といわれることも少なくないゴルゴ松本。甲子園出場経験を持つ野球部に所属し、筋金入りの体育会系であるゴルゴ松本と、そうした厳しさを好まない若手芸人とが、1つの番組で絡みにくいという面もあるのかもしれません。
TIM・ゴルゴ松本のプロフィールを紹介します!
TIM・ゴルゴ松本は、お笑いコンビTIMのボケ担当。1967年生まれで、現在49歳です。埼玉県の大里郡花園町、現在の深谷市で誕生したゴルゴ松本は、熊谷商業高校時代、所属していた野球部が甲子園に出場した経験を持っています。野球の実力は、「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」内の企画である「リアル野球BAN」でも披露されているので、ご覧になったことのある方も多いかもしれません。
高校卒業後、「ワタナベエンターテイメント」に所属し、お笑い芸人となったゴルゴ松本は、1990年に、隣のアパートに引っ越してきたレッド吉田とコンビを結成。それがTIMの始まりでした。TIM・ゴルゴ松本の性格は、豪快かつ漢らしい芸風とは裏腹に、神経質できれい好き。テレビ朝日系列の番組「内村プロデュース」で、ゴルゴ松本の部屋を突然訪問した際も、家の中はきれいに整頓され、ケーキをはじめとした茶菓子まで常備されていたといいます。
また、上下関係に厳しい体育会系気質で、挨拶はもちろん、女性の口説き方まで後輩芸人に指導しているとか。2005年には、高校時代の同級生と結婚しているゴルゴ松本ですが、お相手の女性も、ゴルゴ松本の男らしさと意外な繊細さという2面性に惹かれたのかもしれませんね。
TIM・ゴルゴ松本が語る「仕事論」!それは何事にも全力で取り組むこと!
TIM・ゴルゴ松本が、リクナビNEXTジャーナルにおいて、仕事とは何かや、今の地位までどうやって登ってきたのかを語っています。
TIM・ゴルゴ松本がお笑い芸人を目指したのは、「人の役に立ちたい」という一心からだそうです。レッド吉田とコンビを組み、オーディションに参加するもうまくいかない毎日の中でも、決して諦めることだけはしなかったTIM・ゴルゴ松本。横山やすしと西川きよしのコンビ芸を真似するところから研究し直し、次第に漫才のスタイルを確立させていきます。諦めずに全力で前向きに考えることで、結果を得ることができたTIM・ゴルゴ松本は、「もっと笑いを取ってやる」とさらなる高みを目指すとともに、自信も深めていきました。
このインタビューで、「命の授業」にも触れているTIM・ゴルゴ松本は、言葉の大切さや、自分が感じた直観は大事にするべきだと話しています。心に感じたものがあれば、それは、未来の自分がすべきことを教えてくれているということ。立ち止まることも大事ですが、自分を信じて前へ進んでみるのも選択の1つだと説きます。仕事に迷ったり、つまらないと感じたりした時も、とにかく全力で進んでいくことが大事で、それでもどうしても壁が乗り越えられないときは、「方向転換をしなければいけないサイン」。
TIM・ゴルゴ松本のインタビューを読んでいると、自然に前向きな気持ちが芽生えてくるから不思議です。これこそが、感涙必死といわれる「命の授業」の魅力なのでしょう。仕事や生活で何かにぶつかっている方は、TIM・ゴルゴ松本が少年院での講演活動を続ける中から生まれた著作「あっ!命の授業」を読んでみると、ヒントが得られて、心が軽くなるかもしれませんね。
「人の役に立ちたい」との想いを、誰にも真似できない形で実現してみせたTIM・ゴルゴ松本。彼のメッセージを必要とする人は、まだたくさんいるに違いありません。