原辰徳監督 1億円支払い女性問題の真相は?息子の現在は?名言と年俸が多すぎる件!

原辰徳監督 1億円支払い女性問題の真相は?息子の現在は?

原辰徳監督 女性問題と1億円支払いの露見

プロ野球・読売巨人軍の原辰徳監督。さわやかな笑顔で選手時代から変わらぬ人気を誇る原監督ですが、2012年6月に週刊誌の記事で、過去の女性問題絡みのスキャンダルが暴露されました。

その記事によると、原監督には現役時代の1988年から不倫関係にある女性がおり、2006年に「球界関係者」と称する2人組の男から「女性の日記を持っている。内容が表に出ると大変なことになる。」と1億円を要求されたと報道されました。

この2人組は、元暴力団員とされています。事態収拾のために原監督が1億円を工面して支払いましたが、2009年にも別の男からその日記について球団に連絡があったため、球団は事情を知ることに。球団側の事情聴取に対して、原監督は不倫と1億円の支払いの事実を初めて告白したそうです。

報道後、原監督は大筋で1億円支払い女性問題の事情を認めてファンに謝罪しましたが、球界全体への波紋は大きいものでした。原監督も球団から厳重注意を受けていますが、それ以上の処罰はなく、ややうやむやにされた感があります。なお、この問題がそもそもどうして露見したかなど不明な点も多く、ことの真相は明らかになっていません。

原監督は、1958年7月22日生まれの57歳。福岡県大牟田市出身で、身長181cm、体重88kgの立派な体格を誇ります。ニックネームは「若大将」。父親が監督を務める東海大相模高校で甲子園出場し、甘いマスクの超高校級スラッガーとして人気爆発。東海大を経て、1980年ドラフト1位で相思相愛の巨人軍に入団、4番の重責を担いました。

1995年に現役引退するまで、巨人軍ひとすじ。引退後は野球解説者、コーチを経て2001年オフに巨人軍監督に就任しています。2003年シーズン限りで辞任しましたが、2005年オフに巨人軍監督に復帰、現在も監督の座に。昨年まで、876勝646敗の通算成績。

この勝ち星はプロ野球の監督歴代14位であり、勝率5割7分6厘、Aクラス10回。さらに、日本一3回、セントラルリーグ優勝7回、WBC世界一(2009年)など、数々の輝かしい成果を残しています。

原辰徳監督 息子は「不肖の息子」?

原監督には息子が一人います。現在25歳ですが、いわゆる「不肖の息子」。幼稚園からエスカレーター式に慶應大学まで進学したものの、4年で卒業できず、留年を繰り返したようです。息子も幼少時から野球をやっていたようですが、巨人の4番を務めた原監督の血を受け継がなかったらしく、途中で挫折。

そんな彼が有名になったのは、高校時代に、ネット上で「父親は自分の友達に会うたび、数万円を渡す」、「父親に酒を飲まされて泥酔した」など書き込んだことからです。大学入学以降も遊び人として名をはせ、「1カ月の小遣いが800万」だとか「六本木の高級キャバクラで遊んだ代金何十万円かをクレジットカードで支払った」など、原監督の息子のとにかく破天荒な遊びっぷり!

そんな彼がヨーロッパから高級ワイン、シャンパンを輸入する会社を立ち上げましたが、取り巻きにただ利用されているだけだとか。原監督も、「不肖の息子」の存在に心労が絶えない様子ですが、ここまで甘やかした責任は免れることはできないでしょう。

原辰徳監督 名言・迷言・語録や年俸が多すぎる件

原辰徳監督 その名言・迷言語録

原監督の名言の中でも有名なのが、現役引退時の「巨人軍には、巨人軍独特のなんびとにも侵すことのできない聖域があります。私はこの15年間、それを肌で感じ、守ってまいりました」です。巨人の4番は球界の4番という高い意識を持っていた原監督ならではの名言といえます。

現役時から持ち続けていた「自分のコメントはスポーツ紙の一面」という意識は、監督に就任しても一貫しており、そこからは「ジャイアンツ愛」などの名言が生まれます。また、勝利を追求するためには「必要なら主軸バッターでもバントをさせます。

勝つためなら、有無をいわせない」や「甘えは許されぬ。試合に出るのは、勝つために重要な役割を背負っているからだ」といった名言語録では、シビアな姿勢を垣間見せる原監督。しかし、「長いペナントレースを制せたのは、自己犠牲をしてくれた選手のおかげです」と選手への感謝も忘れません。

「俺はいいことは引きずらない。でも、悪い結果が出たときには引きずらなくちゃいけない。そして、方針、対策を立てて次への道を見つける」と、原監督は敗戦から学ぶ姿勢も見せます。しかし、勝負師としての名言語録が増産されている反面、「骨の髄から汗が出るほど頑張ってほしかった」、「レベルの高い高級なホームラン」、「凪の状態ですね。高揚することなくたかぶることなく、日ごろの野球ができている」など、独特な表現から編み出される迷言も。

これらの迷言も、「自分のコメントはスポーツ紙の一面」という意識のなせる業でしょうか。どこか、あの「ミスタープロ野球」長嶋茂雄をほうふつとさせます。

原監督 監督としての年俸が12球団トップ

原監督の今シーズンの推定年俸は3億円で12球団ダントツの首位。2位のソフトバンク・工藤公康監督はじめ4名が推定年俸1億円、残る7名は推定7000~8000万円というところで、12球団監督の平均年俸は9833万円。

では、メジャーリーグの監督はと比較してみると、近年のメジャー監督の平均年俸は100万ドル(約1億2000万円)でほぼ日本と同等。原監督の年俸は、メジャーリーグ平均年俸をも上回っているわけですね。もちろん、球団の資金力がそれを成し遂げている面もおおいにあります。

単純に見れば、多すぎると思える原監督の年俸ですが、これまで積み上げた876勝やAクラス入り10回、リーグ優勝7回、日本一3回、WBC2連覇など輝かしい実績を考えると、決して多すぎる年俸とは言えないでしょう。

巨人軍の監督ともなると、常にマスコミやファンから注視される立場であり、肉体的・精神的な負担は並大抵ではない事情も考え合わせると、多すぎるといわれる原監督の年俸額も妥当なものではないでしょうか。

原辰徳監督「1億円不倫」問題で巨人敗訴  今後の進退にも影響?

原監督のスキャンダルを報道した週刊誌の記事で「名誉を傷つけられた」と、巨人側が発行元を訴えていた一件で、7月15日に東京地裁が巨人の請求を棄却しました。問題となったのは、原監督の「1億円不倫」。

元暴力団員とされる人物に過去の女性問題につけこまれ、1億円を支払ったあの一件です。巨人側は、相手方を「反社会的勢力ではない」として釈明会見したものの、週刊誌側ではこの内容を「嘘だ」と断定。これに対して、巨人側が週刊誌を名誉棄損で訴えていたものです。

東京地裁の判決では、「週刊誌側の取材は当事者や関係者から信用に値する情報を得ている」とし、「巨人側が原監督をかばっていると考えるのは合理的」と指摘しています。

このことに納得がいかない巨人側は、控訴する方針を示しているようですが、相手方が反社会的勢力と認識したうえで金を渡したことが証明されると、野球協約違反の可能性が出てくるので、巨人側も事をあまり公にしたくないというのが本音でしょう。

この判決が出た日は、ちょうど前半戦の最終日で対戦相手がDeNA。スッキリと勝ってモヤモヤを晴らしたかった原監督ですが、2―3のサヨナラ負けで2位陥落……モヤモヤが積み重なる前半戦折り返しとなりました。

原監督は、今シーズンで監督業12年目ですが、常に心労が絶えないため、今シーズン限りで監督辞任を決意しているのではと憶測を呼んでいます。今回判決が出たことも、進退の判断と無関係ではないでしょう。ペナントレースの行方とあわせて、今後の原監督の進退にも注目が集まります。

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