羽佐間道夫はロッキーやランボーの吹き替え担当!演じ分けのコツや声の作り方とは?
◆出身:東京都
◆身長:170cm
◆血液型:A型
◆デビュー作:ホパロング・キャシディ
◆所属事務所:ムーブマン
羽佐間道夫はハリウッドスターの吹替えを多数担当!ロッキーやランボーも
羽佐間道夫(はざまみちお)は1933年10月7日生まれのベテラン声優です。昔からの多くの洋画で吹き替えを担当していて、特にシルヴェスター・スタローンの吹き替えとして知られています。
映画「ロッキー」シリーズや「ランボー」シリーズなど、日本でも大ヒットした作品で日本語吹き替えとして参加し、70年代から90年代のハリウッド映画の日本での大ヒットに大きく貢献しました。
羽佐間道夫、多くの俳優の声を演じ分けるコツを語っていた!
羽佐間道夫はシルヴェスター・スタローン以外にも「オーシャンズ13」のアル・パチーノ、「ピンクパンサー」のスティーヴ・マーティン、「世界にひとつのプレイブック」のロバート・デ・ニーロなど多くの役者の吹き替えを担当しています。
羽佐間道夫は演じ分けについて「俳優さんが違うから演じ分けられているように見えるだけ」と、声優としての演じ分けの難しさを語った一方で、コツがあるとすれば「リズム」と続け、俳優ごとに呼吸のリズムが違うため、それに合わせるように努めているそうです。
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羽佐間道夫が声優になったきっかけはラジオドラマだった!
羽佐間道夫は功労賞を受賞した日本を代表する声優!
羽佐間道夫はアメリカで1983年1月23日から放送を開始し、日本でも大ヒットした海外ドラマ「特攻野郎Aチーム」のリーダー、ジョージ・ペパード演じるジョン・”ハンニバル”・スミス大佐役を担当したことで一躍声優としての知名度がアップし、以降は日本を代表する声優の一人となりました。
シリアスな役もコミカルな役も幅広く演じ分けられる声優としても知られていて、2008年第2回声優アワードで功労賞を受賞。30分ノンストップで録音するなど、まだ録音技術が発達していない時期から活躍していたため、「だからこそ良い経験を積めた」とインタビューで語っています。
羽佐間道夫はラジオドラマをきっかけに役者から声優の道へ
羽佐間道夫は中学校時代に演劇部に所属し、舞台芸術学院卒業後は現・東京芸術座に入団して役者として活躍していました。
幼馴染で文化放送に勤めていた岡田太郎からの誘いをきっかけにラジオドラマに出演すると、それをきっかけに外国映画のオファーが届きます。
当時、外国の作品を担当する声優は300人程度しかいなかったこともあり、役者とは比べ物にならないほどの仕事のオファーが届き始め、声優として本格的に活動を始めていくことになりました。
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羽佐間道夫出演のアニメ「ジビエート」が放送中!気になるあらすじや役柄は?
羽佐間道夫、アニメにも声優として活躍中!2020年のアニメ「ジビエート」にも出演!
羽佐間道夫は声優として外国作品だけでなく、1963年1月1日から放送を開始した「鉄腕アトム」、1982年10月3日から放送を開始した「超時空要塞マクロス」など、多くのアニメ作品にも参加しています。
現在でも積極的に声優活動を行っていて、2020年7月から放送を開始したアニメ「ジビエート」にメインキャラクターの鬼倉雪之丞役で出演中です。
羽佐間道夫が出演中の「ジビエート」のあらすじとは?
羽佐間道夫が出演中のアニメ「ジビエート」は、侍の神崎千水と忍者の真田兼六が1600年から2030年にタイムスリップすることになり、感染すると怪物になってしまうウイルス「ジビエ」が流行したことで荒廃した日本でジビエ研究者の助手・船田キャスリーンとともに旅をすることになります。
「ジビエート」は放送前の2019年にアメリカや中国のアニメコンベンションやゲームエキスポでプロモーションを行い、世界のマーケットも視野に企画されたプロジェクトで、国外での放送も予定されています。
今では多くの声優が活躍する時代となりましたが、日本声優界の第一人者である羽佐間道夫もまだまだ現役として活躍を続けてくれそうです。
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