本郷理華の父母はどんな人?ハーフ美人だが猫背が気になる!

本郷理華の父母はどんな人?ハーフ美人だが猫背が気になる!

本郷理華の父母はどんな人?親子揃ってフィギュアスケーター!

本郷理華は、1996年生まれの20歳。成長著しいフィギュアスケーターです。本郷理華の身長は166cmと、日本人選手としては、かなりの高身長で、見栄えのするスタイルと美貌を持つため、2014-2015シーズンにシニアデビューしてから、一気に注目を集めました。高く正確なジャンプ力と、長い手足を生かした表現力、特にステップシークエンスでは、まるでダンスナンバーを見ているかのような踊りで、人々を魅了しています。

本郷理華の母は、かつて全日本選手権に出場したことのある元フィギュアスケーターの本郷裕子で、本郷理華がジュニアの時代には、コーチを務めていました。母の本郷裕子は、トリノオリンピック金メダリストの荒川静香と縁があったようで、仙台市で行われたオリンピック凱旋パレードでは、当時9歳だった本郷理華を、荒川静香の隣に乗せています。

また、父はイギリス人なので、本郷理華は日英ハーフです。本郷理華は、その血を誇りに思っているのでしょう。スケート靴のエッジケースには、それぞれの国旗をスワロフスキーでデコレーションしています。

本郷理華はハーフ美人だが猫背が気になる!姿勢の矯正がキーポイントに!

本郷理華には、演技中の姿勢が悪いという評価がありました。確かにジュニア時代には、猫背気味の姿勢が顕著に表れており、同じ技をしていても綺麗に見えず、その印象で損することも少なくありませんでした。しかし、シニアデビューしてからというもの、色々と指導を受けたのか、本郷理華は、猫背が気にならないレベルまで修正しています。

ジャンプ前のためる部分では、まだ肩に力が入っているように見えますが、着氷姿勢がいいので、姿勢が悪いという印象は、あまり残りません。それと同時に、スピンのポジションチェンジがスムースになり、顔をあげて表情を作ることも覚えた本郷理華は、魅せる演技ができるようになってきました。

シニアになってからの本郷理華の演技は、その容貌も相まって、もはや日本人離れしています。シーズンによって違う雰囲気を出す本郷理華を見ることは、競技なのに、ショーを見る感覚で楽しいともっぱらの評判です。

本郷理華「リバーダンス」で浅田真央を超えられる?大会優勝歴は?

本郷理華「リバーダンス」で浅田真央を超えられるか?

本郷理華の2015-2016シーズンは、ショートプログラム(SP)も、フリースケーティング(FS)も、非常によく練られ、洗練されたプログラムでした。SPでは、シルク・ドゥ・ソレイユ「キダム」から曲を使い、今までのフィギュアスケートでは見られない、表情をつけた、個性あふれる演技を披露。

FSの選曲は、アイルランド・ケルト地方の民族音楽を使った「リバーダンス」で、氷上で、アイリッシュダンスを見事に表現してくれました。本郷理華は、体全体を使い、曲の細かな音も使って踊るのがとても上手で、曲と一体になった演技の素晴らしさを観客に教えてくれます。

とはいえ、本郷理華は、日本が誇るトップフィギュアスケーター浅田真央が復帰した同シーズンのISUグランプリシリーズ第3戦(中国杯)、全日本選手権、世界選手権の場で、浅田真央と競うことになりましたが、そのいずれも僅差で超えることができませんでした。技術に関しては本郷理華、構成面では浅田真央という結果になり、ベテランのスケーティング力や、プログラム構成にはまだ適わなかったことになります。

しかし、シニアになってから目を見張るほどの成長を見せる本郷理華には、まだたくさんの伸び代があるように見えます。今は吸収の時期かもしれませんが、近い未来、きっと鮮やかに開花するでしょう。

本郷理華の大会優勝歴は?ジュニアからシニア、国内から世界での活躍ぶり!

本郷理華は、2013-2014シーズンの全日本Jr.選手権で優勝し、シニア初参戦となったトリグラフ杯でも優勝しています。2014-2015シーズンには、初戦のアジアフィギュア杯で優勝、ISUグランプリシリーズでも、第2戦スケートカナダで初参戦し、第4戦ロステレコム杯(モスクワ)では優勝を飾りました。2015-2016シーズンに入ると、ISUチャレンジャーシリーズ第4戦フィンランディア杯で優勝しています。

このように、ここ数年で、一気にトップスケーターの仲間入りを果たした本郷理華ですが、各国のベテラン、若手入り混じる中で戦っていくには、自身の演技にまだ満足していないようです。最近は、ジャンプ中に片手を上げるタノジャンプを成功させたり、コンビネーションスピンにA字スピンを取り入れたりするなど、難易度を上げていっています。

もちろん、得意なステップもさらに洗練され、激しい動きの中でも頭を振りながら踊ってみせたかと思えば、バランスを崩しそうなダンスであっても、リズムの乱れもなくこなしてみせるという成長ぶり。年々難しくなっていくプログラムの中で、毎回違った顔を見せて踊ってくれる本郷理華。今年はどんな演技を見せてくれるのでしょうか。

本郷理華の「踊る」魅力とは?

本郷理華は、2014-2015シーズンのフリースケーティング(FS)では、男たちを魅了し振り回す「カルメン」を、とても妖艶に演じました。当時18歳、現役高校生の「カルメン」だとは信じられないくらいに完成されていて、その演技には、多くの観客が惹き込まれたものです。

本郷理華のシニアになってからの成長は、いろいろな方面に現れていますが、特に変化したと思われるのは、その「踊る力」でしょう。フィギュアスケートでは、早いダンスには、長い手足は不利だといわれますが、本郷理華の凄いところは、その手足をさらに大きく使って、キレキレのダンスを見せてくれるところです。

ダンスで惹きこむ力は、ステップの時に起こる手拍子の多さが証明しています。ジュニア時代にはやや乏しかった表情も、今現在は、現役選手の中で一番多い表情を持っているのではないかと感じさせるほどです。オリエンタルな顔立ちと雰囲気を持つ本郷理華には、どんな衣装でも似合います。今後は、どんな曲でも表現できるアーティストのような存在になっていくかもしれません。

本郷理華の2016-2017シーズンのSPは「カルミナ・ブラーナ」。FSは「アラビアのロレンス」から編曲されています。ついに始まった新シーズンに、本郷理華がどのような踊りを魅せてくれるのかが楽しみでなりません。

関連記事

ページ上部へ戻る