井上尚弥の強さは史上最強!ドネア戦の先に待つ4階級制覇への挑戦

井上尚弥の強さは史上最強!ドネア戦の先に待つ4階級制覇への挑戦

2022年5月31日 更新

井上尚弥の強さにタイソンも太鼓判!敵なしの快進撃を続ける秘密とは?


井上尚弥のプロフィール
◆生年月日:1993年4月10日
◆出身:神奈川県
◆身長:165cm
◆血液型:A型
◆所属:大橋ボクシングジム

井上尚弥の強さは向かうところ敵なし!無敗の3階級制覇は最強の証

圧倒的な強さで日本ボクシング史上最高傑作と称され、モンスターの異名を持つプロボクサー・井上尚弥(いのうえなおや)。

小学1年生でボクシングを始めた井上尚弥は、高校3年生の時に日本ボクシング界史上初となるアマチュア7冠を達成。2012年7月にプロテストに合格すると、デビューから6戦目でWBC世界ライトフライ級王者となります。

その後も、8戦目で2階級制覇、16戦目で日本最速記録となる3階級制覇を達成するなど快進撃を続け、戦績は22戦22勝19KOといまだ無敗の井上尚弥。オマール・ナルバエスやジェイミー・マクドネルなど歴代の王者を倒し、劇的な勝利を掴んできました。

井上尚弥の強さは規格外!国内外の王者も絶賛

井上尚弥は、国内外の元王者たちからも高い評価を受けています。

かつて井上尚弥と試合をした元世界ライトフライ級王者・田口良一は「自分を殺しにきてるなと思った」とYouTube動画で当時を振り返り、「スピードもあるし、パンチもあるし、耐久力もあるし、スタミナもある、全部持っている」とその凄さを語りました。

また、日本スーパーライト級王者・細川バレンタインも自身のYouTubeチャンネルで「血が滲むような努力が見える」と技術面に加え、努力についても高評価。

さらには元世界ヘビー級統一王者のマイク・タイソンが、井上尚弥の規格外の強さについて音声配信サービスで言及。「井上はとんでもない選手。マニー・パッキャオ以上」と、6階級制覇を成し遂げたフィリピンの英雄を超える逸材だと称賛しています。

井上尚弥の階級上げに慎重論?4階級制覇に踏み出す可能性にコーチが言及

井上尚弥が階級上げに冷静な自己分析

これまでバンタム級での4団体統一を目指してきた井上尚弥ですが、2021年12月14日の試合後には、スーパーバンタム級への階級上げについても考えていると語りました。

以前から4階級制覇への挑戦が期待されていただけに、この発言は話題を呼びましたが、階級上げへの意欲を語ると同時に、慎重な姿勢も見せています。

同月27日、井上尚弥はWOWOWの番組出演後の取材で「階級をひとつ上げるのはそう簡単なものじゃない。それで自分のパフォーマンスが潰されるなら上げることはしない」とコメント。無敵の強さを誇る井上尚弥ですが、階級上げの難しさを一番理解しているのも、井上尚弥自身なのかもしれません。

井上尚弥の階級上げには陣営も慎重論?スーパーバンタム級王者の意見も

井上尚弥の階級上げについて、ボクシング関係者はどう捉えているのでしょうか。

2021年11月に、スーパーバンタム級でWBC・WBOの2団体統一王者となったステファン・フルトンは、井上尚弥との対戦について質問する記者に「あっさり俺が勝つと思う」と話し、体格差やリーチについても自分が有利との考えを明かしています。

また、井上尚弥のトレーニングを支えている高村淳也トレーナーは、階級スポーツならではの壁があると日刊スポーツの取材で語っています。

単純に肉体改造をすれば良いというわけではなく、付けた筋肉に伴ったパフォーマンスができるようになるまで半年以上の期間が必要だといい、スーパーバンタム級への階級上げは一筋縄ではいかないようです。

井上尚弥とドネアのリマッチに興奮高まる!最高額チケットは完売

井上尚弥とドネアの激闘再び!バンタム級最強の称号を手にするのは?

井上尚弥が目標にしてきた3団体王座統一戦が2022年6月7日に迫り、最高額となる22万円のSRS席も、早々にチケットが完売する盛り上がりを見せています。

対戦相手は、2度目の再戦となるWBCバンタム級王者ノニト・ドネア。2019年11月にWBSSバンタム級トーナメント決勝で両者が繰り広げた激闘では井上尚弥が判定で勝利を収めたものの、眼窩底骨折を負わされるなど、それまでの試合で見せたことがない苦戦の末につかんだ優勝でした。

アメリカのメディアに向け「前回はただ殴り合いに行った。今回は勝ちに行きます。つまりゲームプランがあるわけです」と語り、リベンジに自信を見せるドネア。対する井上尚弥は、自身のツイッターでトレーニング映像を公開。ミットを弾き飛ばすほどの強烈な一撃も見られ、仕上がりは万全のようです。

「どんなワナが仕掛けられていても対応する自信はある」「ベルトを獲ったら次は階級を上げていく」と、統一戦発表の会見で先を見据えた決意を語った井上尚弥。ドネアとの闘いを勝利で飾り、4階級制覇へ向けて好スタートを切れるか。2人のプライドを懸けた激突の行方に世界が注目しています。

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