伊藤修子の棒読み演技がクセになる!PPONグランプリ出場、編み物の腕もプロ級と多才

伊藤修子の棒読み演技がクセになる!ドラマ「おっさんずラブ」で名言を連発!

伊藤修子は棒読み演技がクセになるとファン急増!

伊藤修子(いとうしゅうこ)は、テレビドラマを中心に活動している女優です。黒髪のおかっぱ頭が特徴的で、個性的な役を演じることが多いため、ひとたびドラマに出ると、脇役でありながらも異彩な存在感を放ちます。

そのコメディエンヌぶりから、「元はお笑い芸人なのでは」と思う人も多いようですが、所属事務所はよしもとクリエイティブ・エージェンシーではあるものの、紹介されているのは俳優枠です。22歳の頃に加入した劇団「拙者ムニエル」がギャグ要素の強い作風だったので、伊藤修子のコメディエンヌぶりはこの時代に培われたのかもしれません。

主に舞台を中心に活動していましたが、個性的な存在感が業界内でも注目されはじめ、少しずつテレビの世界に進出するように。近年の出演作品でいうと、2016年に放送された、遠藤憲一が主演を務めたドラマ「お義父さんと呼ばせて」にて、主人公が務める会社のOL八千草千代役で出演して注目を浴びました。

視聴者からは、伊藤修子の演技は「棒読みだ」という意見もあったようですが、ファンからすれば、一見棒読みかと思ってしまう演技こそが伊藤修子の味。逆に「あの棒読み感が癖になる」という声も少なくありません。伊藤修子が東北弁なまりの残る千代を演じたことで醸し出した独特な空気は、ドラマの世界観に深みを与えました

伊藤修子がドラマ「おっさんずラブ」で放った名言とは?

伊藤修子も出演しているドラマ「おっさんずラブ」は、2人の男性が1人の男性を取り合うというぶっとんだ設定で話題となりました。2018年4月21日から放送がスタートした「おっさんずラブ」の主人公・春田創一を演じているのは田中圭、創一を取り合うのは、上司の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、後輩の牧凌太(林遣都)です。

ピュアな恋心を持つ吉田鋼太郎演じるおっさんの演技がウケて、視聴者からは「胸キュンする」との声が相次ぎました。伊藤修子は、主人公と同じ会社で働く女性社員・瀬川舞香役で出演。どこの会社にもいる噂好きでおしゃべりなおばちゃんという役どころですが、恋愛に偏見がないところがポイントです。

そのため、第2話では、男3人の恋模様を見て「好きになっちゃいけない人なんていないんじゃないかしら」との名言を繰り出して、凌太に恋愛のアドバイスをするシーンも。舞香が、曲者揃いの主要キャラに埋もれることなくいい味を出しているのは、伊藤修子が演じているからだと言えます。

伊藤修子にいいともレギュラーだった!IPPONグランプリ出場、編み物の腕もプロ級と多才

伊藤修子は「笑っていいとも」レギュラーや「IPPONグランプリ」出場など女優以外でも活躍していた!

伊藤修子は、ドラマだけでなく、バラエティ番組にも出演しています。31年も続いた伝説のお昼のバラエティ番組「笑っていいとも!」には、2012年10月からレギュラー出演していた伊藤修子。共演タレントは、武井壮や栗原類、木下優樹菜などです。

残念ながらレギュラー期間は短く、翌2013年の4月には降板。理由は明らかにされていませんが、一説によると、ネガティブキャラで笑いを誘う伊藤修子の芸風が、「笑っていいとも!」とは合わなかったからとか。たしかに、みんなでワイワイするというよりも、ピン芸人のような雰囲気がある伊藤修子のネガティブキャラが開花したのは「IPPONグランプリ」です。

大喜利自慢の芸人たちが集まり、さまざまなお題に対して瞬時に面白い回答をしていくという、スピード感のあるお笑いが楽しめる「IPPONグランプリ」。1719名がエントリーした「IPPONスカウト」を勝ち上がってきた伊藤修子は、分かる人しか笑えないネタも織り交ぜながら、「地味に面白い」「いい味出している」と好評を集め、芸人顔負けの活躍ぶり。イラストを描いて回答していく場面では画力の高さも披露するなど、しっかりと爪痕を残しています。

伊藤修子の編み物の腕はプロ級!「ニット界の貴公子」も太鼓判

多才な伊藤修子の特技は編み物です。趣味の腕前は、もはやプロ級。自身のツイッターでもセーターなどの作品をたびたび披露していますが、その完成度は趣味の域をはるかに超え、まるで売り物であるかのようです。複雑な模様編みがなされた作品には、「集中していたら朝までかかった」とのコメントも。伊藤修子の編み物の腕前がプロ級であることは、熱心なファンの間ではよく知られていましたが、世間に知れ渡るきっかけとなったのは、バラエティ番組「プレバト!!」への出演でした。

「プレバト!!」は、著名人が出演してさまざまな分野の才能を競うという内容で、芸能人の意外な一面を見ることができる人気番組。「編み物の才能査定ランキング」の回に出演した伊藤修子は、同じく編み物を得意とするアグネス・チャンや秋野暢子ら強敵を押しのけて、見事「才能アリ」1位を獲得しました。この時に共演した「ニット界の貴公子」こと広瀬光治も、伊藤修子の斬新な模様や技術を絶賛し、その腕前に太鼓判を押しています。

伊藤修子がホリケン演劇の会「ラヴ戦争」に出演!

伊藤修子が、2018年7月20日に開幕される「ホリケン演劇の会」第5回公演に出演することが発表されました。「ホリケン演劇の会」とは、ネプチューンの堀内健が脚本やキャスティングを自ら手掛け、「演者たちが堀内健の頭の中にあるストーリーを忠実に再現する」というコンセプトのもと、毎年行われている演劇会です。

初回公演から出演しているのが伊藤修子と出川哲郎と聞くと、独特な感性からなるホリケンワールドには、インパクトのある個性派ながらも実力のある人物が好まているようです。第5回公演となる2018年のタイトルは「ラヴ戦争」。伊藤修子と出川哲郎のほかに、乃木坂46の能條愛未や、お笑い芸人のザブングル加藤歩、ブリリアンなどが出演する予定となっています。

ブリリアンは、2017年にブレイクしたブルゾンちえみとのユニット「ブルゾンちえみ with B」の後ろにいるコンビ。こうした旬の芸人もキャスティングしてくるあたりには、堀内健のプロデューサーとしてのセンスが感じられます。2017年公演の観客からは、「2時間あっという間だった!」「楽しかった」と絶賛する声が続出。

さらに、堀内健の作り出す世界観は「いきなりミュージカル調になるなど、何が起こるか分からない意外性があって楽しい」という意見もあり、好評のようです。第1回公演では出川哲朗の妻役を演じていた伊藤修子は、第5回公演の「ラヴ戦争」ではどのような役どころを演じるのでしょうか。

大喜利や編み物など多方面で才能を発揮している伊藤修子ですが、その神髄は、舞台で磨いてきたコメディエンヌぶりにあります。その意味でも、「ラヴ戦争」は、彼女の魅力を100%堪能するチャンス。ドラマ「おっさんずラブ」で伊藤修子演じる舞香にハマった方も要チェックですね。

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