次元大介の名言・名セリフに見る男の美学!年齢設定やタバコの銘柄は?
次元大介男の美学!渋い名言・名セリフ集
次元大介とは、モンキー・パンチの漫画、及び漫画を原作にしたアニメシリーズ「ルパン三世」に登場する、帽子がトレードマークの拳銃の名手。クールながら義理堅く、面倒見が良いという一面が愛されているキャラクターです。
そんな次元大介のセリフには、独自の美学と、渋い魅力が溢れています。凄腕ガンマンらしい自信に満ちた「銃ってのはな、撃った数じゃねぇんだよ」や「俺たちの世界では、同じ腕のヤツはいらねぇんだ」といった名セリフ。面倒見が良く、大人としての一面も見える「自分を大切にするから他人にも優しくできるんだ」という名言や、「大人の仕事に首突っ込むな。怪我するぜ?」といった名セリフも魅力的です。
特にロマンスの相手だったキャサリンとの別れの時の言葉「キャサリン……もうお前に会えないぜ。俺の行くのは地獄だしな……あばよ!!」とさらりと言えてしまうところに、次元大介の渋いカッコよさが際立ちます。
次元大介の年齢設定やタバコの銘柄は?プロフィール紹介
次元大介は、身長170㎝、体重70kg。長髪で前髪が長く、帽子を目深にかぶっています。バーボンやウイスキーなどの酒類を好み、ニンニクや海老、尖ったものが苦手。虫歯による歯痛にたびたび悩まされており、歯医者嫌いでもあります。基本的に、「ルパン三世」の登場人物の年齢や生年月日は明かされていません。
しかし、次元大介は、ルパン三世よりも年上であるという設定はあります。ちなみに、銭形警部こと銭形幸一は、ルパンよりも3歳年上です。TVスペシャル版「ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!」にて、ルパン扮する銭形警部の年齢が29歳であることは判明していますが、作品によって変わる場合も多く、実年齢は不明なままとなっています。
愛煙家でもある次元大介が、1日に60本も吸うという愛飲の銘柄は、ペルメル(ポールモール)です。しかし、2015年放送のテレビアニメシリーズでは、マールボロになっています。
次元大介のモデルになった実在人物がいた!ルパンの相棒になったきっかけは?
次元大介にはモデルが存在した!?腕利きガンマンのモデルは実在のあの人!
次元大介には、モデルが存在します。原作者のモンキー・パンチが語るところによると、「ルパンを長髪にして、髭と帽子を付け加えて完成されたキャラ」。それならば、モデルはルパンになるのかといえばそういうことはなく、キャラクターの原型はルパン、ということになります。
明言はされていませんが、モデルといわれている人物が登場するのは、アメリカ映画「荒野の七人」だとか。この映画は、黒澤明監督の日本映画「七人の侍」のリメイク映画です。ジェームズ・コバーン演じるブリットは、ナイフ投げの達人。寡黙で、求道的な孤高の男ながら、きっちり仕事をやり遂げます。含蓄のある言葉を発する様子は、たしかに次元大介に通ずるところがありそうです。
また、吹き替え声優である小林清志は、ジェームズ・コバーン吹き替え専属声優であると同時に、次元大介の声優も担当しているという繋がりもあります。
次元大介は頼れるルパンの相棒!きっかけは幼馴染?
次元大介は、ルパン三世の相棒として、数々の難題、難敵に向かい合ってきました。そんな2人が、実は幼馴染であるという点は、意外と知られていない事実です。次元大介は、原作第10話「ルパン殺し」において、ルパンがニセルパンを追う際に扮装した、次元大介刑事(正体はルパン)として初登場。11話「健在ルパン帝国」にて、ルパン三世の仲間に加わり、妹がいることが明かされています。
とはいえ、最初の頃の次元大介は、ルパンの子分的な役割が多く、滑稽な役回りでした。拳銃の名手という設定も徐々に追加されたものです。TVアニメでは、2002年7月26日に日本テレビで放送された「ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト」にて、ルパンファミリーの最初の出会いが描かれています。作中では、それぞれの過去や、お互いがどのように考えているかが語られました。
次元大介の物語「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」上映イベント開催!発表も?
次元大介を主人公に据えた「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」。これは、2012年放送のTVアニメ「LUPIN the Third -峰不二子という女-」と同様、ルパンファミリーの個人にスポットを当てたスピンオフシリーズです。「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」は劇場版で、2014年6月21日からの1週間、新宿バルト9でのみ上映が行われ、2014年7月から、全国の映画館で限定公開されました。
現在は、Blu-rayとDVDが発売されています。「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」のストーリーは、秘宝「リトルコメット」を盗み出した次元大介とルパンが、行く先々で待ち受けている警察の包囲網をかいくぐっている最中、次元大介が一発の銃弾に貫かれます。次元大介を狙ったのは、ヤエル奥崎という凄腕の殺し屋。やがて次元大介とヤエル奥崎、2人のガンマンが対峙することになります。
渋くてカッコいいキャラクターデザインに定評のある監督の小池健は、「ルパンと次元が、どうやって相棒になっていったかを描いてみたかった」とコメント。高い技術を持った孤高のガンマンである次元大介と、頭脳派であるルパン。映画では、2人がチームとなっていく過程が丁寧に描かれていきます。
公開から2年が経っても、多くの人に強い印象を残している「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」。2016年9月9日に、新宿バルト9にて、上映会が開催されることになりました。当日は、監督の小池健、音楽のジェイムス下地、脚本の高橋悠也、プロデューサーの浄園祐が登場する舞台挨拶も行われる予定で、なにやら重要な発表があるという予告も。
ファンは、新作の発表かもと、期待に胸を膨らませています。新作が発表されるたびに、新たな一面を見せる「ルパン三世」シリーズ。その中にあって、クールで、時に子供のような姿を見せる次元大介。ハードボイルドを体現する次元大介は、いつの時代においても、やはりカッコいい存在です。