片山友希のブレイクはマクドナルドCM！出演映画は？
片山友希のブレイクはマクドナルドCM！「ヘーホンホヘホハイ」を連呼し可愛いと話題に！
あっさりとした顔立ちながら透明感を感じさせ、独特な存在感を漂わせている若手女優の片山友希（かたやまゆき）。2013～2014年にかけて上演された舞台「飛鳥ものがたり」でデビューして以降、話題作に引っ張りだこになっています。
現在の所属務所はカクタスで、NHKの木曜時代劇「ちかえもん」（2016年）や、朝ドラ「べっぴんさん」（2017年）に出演するなど活躍中の片山友希がプチブレイクを果たしたのは、2017年に放送されたマクドナルドのCMでした。ベーコンポテトパイを口いっぱいに頬張り、「何食べているの？」と聞かれると、何度も「ヘーホンホヘホハイ！」と連呼していたのが片山友希です。そのキュートな姿は、「ベーコンポテトパイのCMの子可愛い」「ヘーホンホヘホハイのCM和む～」などと話題になり、多くの反響を呼びました。
片山友希は「リバーズ・エッジ」や「いぬやしき」など映画出演！
片山友希は、行定勲監督の映画「リバーズ・エッジ」や佐藤信介監督の映画「いぬやしき」といった出演作が次々に公開されるなど、人気監督にも注目される若手女優へと成長しています。その他にも、阿部サダヲと吉岡里帆が主役を演じ、音楽業界が舞台の2018年10月公開映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」では、伊能聖子役で出演。なぜか裏の情報に通じている怪しげな若手音楽ライターを演じています。
それだけではなく、10月19日には、なっちゃん役で出演している映画「ここは退屈迎えに来て」が公開。さらに、動物写真家として知られる岩合光昭が映画初監督を務め、2019年2月に公開される予定の映画「ねことじいちゃん」にも出演。メインキャストではないものの、映画界における活躍の場を着実に広げています。
片山友希が朝ドラ「べっぴんさん」でインパクト大！オーディションで舞台主演を掴む！
片山友希が朝ドラ「べっぴんさん」でインパクト大！「セトウツミ」では清野清那とバトル！
片山友希はNHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」で、多田良子（百田夏菜子）の息子・隆一（森永悠希）が連れてきたフィアンセの美代役を演じています。
美代は、義理の父親である勝二（田中要次）の店に対して明け透けな物言いをするなど、初登場時から一筋縄ではいかない雰囲気をばんばん漂わせ、隆一とのバカップルぶりでお茶の間の苦笑いを誘いました。わずか数回の登場ではあったものの、キャラクターの強烈さと能年玲奈にも似たナチュラルな可愛さで、視聴者に大きなインパクトを与えることに成功しています。
一方で、「別冊少年チャンピオン」に2017年まで掲載されていた同名漫画が原作で、ドラマだけでなく映画も制作された「セトウツミ」にも出演。大阪の男子高生・瀬戸と内海が放課後に川辺で繰り広げる会話劇を描いた作品で、ドラマ版に出演した片山友希は、瀬戸（葉山奨之）に告白するハツ美役を演じました。
役柄に合わせて、眉上で切り揃えた前髪とまっすぐなボブヘアになった片山友希は、ビジュアルが「原作のハツ美にウリ二つ」と大絶賛。瀬戸に想いを寄せられるヒロイン樫村一期を演じた清原果耶とのバトルシーンでも、ハツ美らしいキレッキレの毒舌を披露してドラマを盛り上げました。
ちなみに、2018年のNHKのドラマ10「透明なゆりかご」にて再共演を果たした片山友希と清原果耶。産院でアルバイトしている主人公のアオイ（清野清那）の同級生で、夫も両親もいない妊婦ミカ役を演じた片山友希は、アオイが自身の過去を思い起こすきっかけになる重要な役どころを熱演しています。ドラマ「セトウツミ」とは全く違う役柄ですが、両者ともに経験を積み、女優としての魅力がさらに増していることを印象付けました。
片山友希がオーディションで舞台「死ンデ、イル。」の主演を掴む！
デビュー作となった「飛鳥ものがたり」の他にも、「コメディホールA」や「三人姉妹はホントにモスクワに行きたがっているのか？」などの舞台作品にも出演してきた片山友希。2018年7月に上演された劇団モダンスイマーズの舞台「死ンデ、イル。」では、舞台初主演を務めています。
死をテーマに生の根源を探るというコンセプトの舞台「死ンデ、イル。」で片山友希が演じたのは、東日本大震災後に失踪した女子高生の七海役。テーブルと椅子しか置かれていないシンプルな舞台上で、家族の証言や回想シーンなどから、七海が失踪した原因を探っていくというあらすじの群像劇です。
オーディションで七海役を勝ち取った片山友希は、さまざまな問題に追い詰められていく女子高生の姿をリアルに演じ切り、ストーリーに深みを与えることに貢献。さまざまな問題から逃げ切った七海が、軽やかにジャンプする姿を通して未来への一筋の希望を感じさせるラストシーンも絶賛されました。
片山友希がドラマ「平成物語」の松本花奈監督と再びタッグ！
片山友希は、芸能界にもファンが多い作家・橋爪駿輝の小説を、現役女子大生ながら数々の話題作で監督を務める松本花奈が映像化した作品「ファン」にも出演しています。実は、松本花奈が監督を務めた2018年のドラマ「平成物語」にも紡役で出演している片山友希。今回のプロジェクトでは、松本花奈監督と再タッグを組むことになりました。
YouTubeで公開された途端、話題になった「ファン」で描かれているのは、本田翼演じるAの語りに合わせて展開される、高校生たちの日常。片山友希の他にも、石橋侑大や中山雄斗、白戸達也などの若手俳優がキャスティングされており、9分間という短い時間ながら、青春の輝きとほろ苦さを思い起こさせる深い余韻の残る作品になっています。
短編映像「ファン」を見ても分かるように、片山友希は自然な演技がとても上手い女優です。決してパッと目を引く存在ではありませんが、そこにいるだけで作品に深みを出せるのは、努力して身に付けた演技力によるものだけではなく、持って生まれた才能とも言えるのではないでしょうか。
若いながらも、本格女優を代表するところまで上り詰めた門脇麦をどこか思い起こさせる片山友希。2018年は出演映画の公開ラッシュとなっているので、近いうちに大ブレイクするかもしれません。まだ主役級の役柄を演じることは少ないですが、覚えておいて損のない名前です！
