河井青葉は「運命に、似た恋」で奥田瑛二と濡れ場に挑んだ実力派女優!
河井青葉はドラマ「運命に、似た恋」で奥田瑛二との濡れ場に挑んだ!
河井青葉(かわいあおば)は、映画やCM、テレビドラマと、多岐に渡り活躍している実力派女優。名前だけではピンとこない方もいるかもしれませんが、出演作品や役名を聞けば、「ああ、あの女優さんか」と顔が浮かぶでしょう。
2003年頃から女優として活動してきた河井青葉は、これまでに映画40本以上、CMはおよそ20本、テレビドラマ25本以上に出演。中には、濡れ場やヌードにも果敢に挑戦している作品もあります。2016年のNHKドラマ「運命に、似た恋」で見せた奥田瑛二との濡れ場は記憶に新しいところ。
2004年に公開された廣木隆一監督による河井青葉の主演映画「ガールフレンド」でも、まだ女優として駆け出しだったにも関わらず、ヌード写真のモデルになる役柄を演じました。この時の演技が認められたのか、河井青葉は、2005年の映画「やわらかい生活」や、2015年公開の映画「さよなら歌舞伎町」など、その後の廣木隆一監督作品にも出演しています。
その「さよなら歌舞伎町」と、翌2016年に公開された映画「お盆の弟」の演技では、第37回ヨコハマ映画祭「助演女優賞」を受賞。今や、名実ともに演技派女優としての地位を確立しつつあります。
河井青葉がモデルから女優に転身したきっかけとは?
河井青葉が芸能界にデビューしたのは15歳の時。まだ中学生だった河井青葉は、スカウトされて、「PeeWee」や「non-no」などの女性向けファッション誌のモデルとして活動を開始しました。そして2003年、22歳の頃に、女優へ転身します。河井青葉に限らず、20歳を越えるくらいの年齢になると、モデルの仕事も減ってくるのか、女優へ転向する女優も多いようです。
実際、松嶋菜々子や松雪泰子、米倉涼子、杏、吉瀬美智子など、現在は実力派女優として活躍しているモデル出身女優は多数います。本田翼や桐谷美玲、大政絢など、「non-no」モデルから女優に転向した芸能人たちの先輩ともいえる河井青葉。モデル時代は、ナチュラルなメイクで自然体な雰囲気がよく似合っていましたが、女優になってからも、透明感のある雰囲気を生かし、さまざまな女性役を演じています。
河井青葉が高橋一生と共演した、映画「ミートボールマシン」が色々スゴイことに!結婚は?
河井青葉が高橋一生と共演した、映画「ミートボールマシン」が色々スゴイことに!
2005年に公開された作品で、河井青葉がヒロインを演じているバイオレンススプラッター映画「ミートボールマシン」をご存じでしょうか。「HiGH&LOW THE RED RAIN」を手掛けた山口雄大監督と、「口裂け女 リターンズ」などを手掛けた山本淳一監督がタッグを組んだこの作品には、無名時代の高橋一生の名前が主人公にクレジットされています。
今やドラマにCMに引っ張りだこの高橋一生演じる主人公ヨウジと、彼が恋心を抱いている河井青葉演じるサチコは、恋人に発展していくというところで謎の生命体に襲われてしまいます。謎の生命体に体を乗っ取られてしまい、半分怪物のような姿になってしまう高橋一生。河井青葉も、ネクロボークと呼ばれる怪物の姿になってしまいます。
衝撃的なシーンも続出する映画「ミートボールマシン」のラストは、高橋一生と河井青葉が戦い合う展開に。実力派俳優である2人が、このようなジャンルの映画にも出演していたとは驚きです。ドラマ「カルテット」やNHK大河「おんな城主 直虎」で好演した高橋一生のまったく違った一面を見ることのできる貴重な作品とも言えます。
河井青葉は結婚している?飼い猫「猫氏」に夢中!
元モデルであることも納得な整った顔立ちとスレンダーなスタイルをキープしている河井青葉の結婚や彼氏の存在も気になるところです。そんな河井青葉のプライベートを垣間見ることができるのが、定期的に更新している公式ブログ「日日雑記」。仕事のことや食事のこと、ペットのことなど素の河井青葉の姿が綴られているブログを見る限り、河井青葉は独身の様子です。
同居人はいるものの、残念ながら彼氏ではありません。河井青葉と同居しているのは1匹の愛猫で、ブログでは「猫氏」として登場しています。毛の色や見た目からアビシニアンのように思われる「猫氏」の写真が多数アップされているところを見ると、河井青葉はかなりの猫好きなのでしょう。実際、実家では11匹も猫を飼っているという記述も見られます。飼い猫がオスならば、現在の恋人は「猫氏」ということになるかもしれません。
河井青葉はドラマ「監獄のお姫さま」で刑務官役!
2017年秋のドラマでは、小泉今日子主演のドラマ「監獄のお姫さま」で刑務官の主任・北見役を。綾野剛主演の「コウノドリ」では切迫流産してしまう妊婦の田中陽子役を演じて視聴者に強い印象を残している河井青葉。地味ながらも、なくてはならない役どころの出演オファーが途切れない様子です。
2016年2月に、第37回ヨコハマ映画祭で助演女優賞を受賞した際、河井青葉は、これまでの女優人生を「映画デビューして数十年。これまでの間にうまくいかない時期もあった」と振り返りました。女優業を始めてから14年、一通りの苦労や挫折を味わったのだなと感じさせる短くとも重みのあるコメントと共に、「こうして続けてこられたのは、すごく魅力を感じているから」とも述べています。
助演女優賞を受賞した作品の1つである映画「さよなら歌舞伎町」では、ラブホテルのガラス張りのシャワールームでの激しい濡れ場も話題にもなりました。河井青葉は、このシーンが、相手役の俳優と初対面のまま撮影に挑んだものだったという撮影秘話を明かしています。見た目のはかないイメージからは想像もつかない、度胸がある女優だと感じさせるエピソードですね。
この度胸こそは、大物女優と呼ばれる人たちに共通している部分であるはず。文学的な映画の作品の中には、性的な描写が不可欠な作品も多いので、河井青葉のようなタイプの女優は、これからも引く手あまたに違いありません。30代を迎え、より大人の魅力の増した河井青葉。彼女にしか演じられないという役柄に多く出合っていけることを期待しています。