松金よね子のプライベートは謎だらけ!「蜜柑のユウウツ」で劇団る・ばるを幕引き

松金よね子のプライベートは謎だらけ!東京乾電池に所属していた

松金よね子の夫は?プライベートは謎だらけ!

松金よね子(まつかねよねこ)は、「俺たちの朝」「太陽にほえろ!」や「熱中時代」などの大ヒットドラマに多数出演してきたベテラン女優です。最近では、大人気シリーズ「ドクターX~外科医・大門美知子~5」やBSジャパンのドラマ「命売ります」にも出演しています。

一方、プライベートについてはあまり知られていません。松金よね子自身が私生活のことを話さない主義なのか、夫や子供の話どころか、結婚自体も非公開のようです。ちなみに、2001年の舞台「昨日 今日 明日~ああ結婚~」で主演を務めた際の松金よね子の役は、女性でありながら、まさかの夫役でした。

松金よね子は東京乾電池に所属していた!小劇場からミュージカルなどの大舞台まで幅広く活躍

松金よね子は、もともと舞台女優として活動してきました。小劇場からミュージカルなどの大舞台まで活躍の場は実に幅広く、「レ・ミゼラブル」や「奇跡の人」など名作の舞台にも立っています。

劇団テアトル・エコーで女優人生をスタートさせた松金よね子は、その後、劇団東京乾電池に所属するようになりました。東京乾電池は、柄本明とベンガルと綾田俊樹の3人が、1976年に結成した劇団です。東京乾電池の座長は柄本明で、その後、高田純次や岩松了などもメンバーに加わりました。

現在も活動を展開しており、座長の柄本明や綾田俊樹、ベンガル、柄本明の妻でもある角替和枝、また、最近人気の江口のりこも在籍しています。松金よね子自身は、劇団東京乾電池から離れていますが、同劇団の所属俳優が在籍している芸能プロダクション「ノックアウト」に所属するなど、今でも繋がりを保っているようです。

松金よね子は声優やナレーターでも活躍!若い頃に歌手デビューしていた

松金よね子は声優やナレーターでも活躍!「ロッキー」のエイドリアン役を熱演

女優としてだけでなく、声優としても長年活躍している松金よね子は、「母をたずねて三千里」や「ルパン三世」「ベルサイユのばら」など、多くの大ヒットアニメで声の出演をしてきました。また、特撮シリーズ「仮面ライダーX」や、アメリカ映画「がんばれベアーズ」、ピクサーのアニメ映画「トイ・ストーリー3」など洋画の吹き替えもこなしています。

声の出演で最も有名な作品と言えば、映画「ロッキー」シリーズのエイドリアン役でしょう。内気で人見知りなエイドリアンは、主人公のロッキー・バルボアと最初は打ち解けなかったものの、徐々に心を開くようになり、人生を変える試合に挑むロッキーを支えるヒロインです。

世界チャンピオンのアポロ・クリードとの試合で判定負けになったものの、見事な闘いを見せたロッキーは、リング上から「エイドリアン!エイドリアン!」と叫びます。やがてロッキーと結婚するエイドリアンを、松金よね子は声の演技で見事表現しました。また、「ふるさと日本の昔ばなしセレクション」など、ナレーターの仕事も務めています。多くの作品の声優やナレーターに選ばれるのは、松金よね子の声と演技力が買われている何よりの証拠でしょう。

松金よね子は若い頃に歌手デビューしていた!

1980年代に「笑っていいとも!」の木曜レギュラーを務めていた松金よね子。番組では、同じ木曜レギュラーだった渡辺めぐみとKINYAと3人で、松金よね子の「よ」、渡辺めぐみの「め」、KINYAの「きん」を繋げた「よめきんトリオ」を結成しました。

正式名称は、久保田篤と野々村真、羽賀研二による「いいとも青年隊」をもじった「いいとも婦人隊」でした。
松金よね子たちの「よめきんトリオ」は、「それ行け!サマービーチ」で歌手デビューを果たし、シングル2曲、アルバム1枚を発売。「笑っていいとも!」の他にも、「オレたちしょうきん族」などに出演するなどして注目を集めました。

松金よね子、岡本麗、田岡美也子は「蜜柑のユウウツ」で劇団る・ばるを幕引き!

松金よね子は、劇団東京乾電池などで舞台に立つうちに、「自分たちで芝居を作りたい」という願望が芽生えるようになりました。そのため、東京乾電池の舞台で共演した岡本麗、田岡美也子と3人で演劇グループ「る・ばる」を結成。「時代と対話する舞台作品を掘り起こしていきたい」と語り、演出家や脚本家と共に、企画段階から作品作りに携わりながら芝居を作り上げていきました。

そこまでの情熱を捧げてきた「る・ばる」も、2018年で結成32年。そして、松金よね子が69歳になる直前の9月に、最終公演を行うことが発表されました。注目の演目は、ファンからの「もう一度観たい」というリクエストが多かった「蜜柑とユウウツ~茨木のり子異聞~」の再演。9月23日が、「る・ばる」最後の舞台です。

松金よね子ほどの大ベテランになると、ドラマや映画でダメ出しが無くなるそうです。しかし、「る・ばる」の演出家は、キャリアに関係なくダメ出しをするそうで、そこが良いところだと語っていた松金よね子。演出家だけでなく、役者同士でも言い合うことがありますが、松金よね子曰く「特に、私がうるさいお母さんのよう」だったとか。

残念ながら、松金よね子の「る・ばる」での演劇は幕引きになる予定ですが、もちろん女優業を引退するわけではありません。2019年2月公開の戸田恵梨香・大原櫻子のW主演映画「あの日のオルガン」にも出演している他、ナレーターの仕事もあります。活躍の場は、まだまだ続いています。

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