河合薫が「女性のリアル人生相談」でお悩み相談者に愛の叱咤!著書で職場のリアルに切り込む

河合薫が「女性のリアル人生相談」でお悩み相談者に愛の叱咤!「ニュースステーション」のお天気お姉さんだった!

河合薫が「女性のリアル人生相談」でお悩み相談者に愛の叱咤!

健康社会学者の肩書も持つタレントの河合薫は、気象予報士としても知られています。着実にステップアップし続け、キャリアウーマンという言葉もぴったりな河合薫が、「WOMAN Online」内で担当しているのが「河合薫の『女性のリアル人生相談』」コーナーです。

週に1回更新されるタイトルの数々を見ると、「頑張り女子が陥るワナ」や「定年の元上司が同僚に」など、まさに女性向けのリアルなテーマがずらり。その中には、30代の女性による「転職したいが何をしたいか分からず、結婚して永久就職するか悩んで前に進めない」というお悩みもありました。

それに対し、「結婚していても、旦那が働けなくなって必死に働いている女性もいる」と語気を強める河合薫。さらに「ウダウダ言っている暇があったら、目の前のことを馬鹿が付くぐらい真面目にやらないとダメ!」と愛の叱咤。自身の結婚については「ただただ、目の前のこと一生懸命やっていたら時間が過ぎちゃった」としながらも、「いつか私も皆さんに結婚報告するかもしれませんよ」と語っています。

河合薫は「ニュースステーション」のお天気お姉さんだった!その前はANAの客室乗務員!

河合薫が脚光を浴びるようになったのは、テレビ朝日の「ニュースステーション」でお天気お姉さんを担当するようになった時でした。気象予報士試験に合格する前は、全日空で客室乗務員として勤務していたという華麗なキャリアも注目を集めました。可愛いだけではなく、知的な雰囲気も人気だった河合薫。

そのイメージ通りに、その後は東京大学大学院に進み、健康社会学を学んで保健学の博士号を取得。現在も学術研究に携わりながら、タレントとして幅広く活動しています。

河合薫の著書「面倒くさい女たち」「他人をバカにしたがる男たち」で職場のリアルに切り込む!

河合薫の著書「面倒くさい女たち」が職場のリアルに切り込む!働く人々の心をわしづかみ!

気象予報のみならず、健康社会学や保健学も修めた河合薫は、執筆活動も行っています。その中でも人気の本の多くは、誰もが感じている職場や会社という組織の矛盾点について、歯切れよくまとめたもの。特に、2018年に中央公論新社から発売された著作「面倒くさい女たち」では、「なぜ、女性上司は女性部下にやたら厳しいのか」「なぜ女性政治家は失敗するのか」など、あえて女性の視点による、大胆な切り口による女性論を展開しています。

実証研究データを元にまとめられている点が評価されるとともに、「読後感がいい」「読みやすい」ところも好評のようです。

河合薫が考えるジジイの定義とは?女性や若者の中にも“ジジイ”は存在している?!

2017年に日本経済新聞出版社から発売された、河合薫の著書「他人をバカにしたがる男たち」も注目された作品の1つです。男性をテーマにしたこの本では、職場にはびこるジジイの正体を、専門である健康社会学の視点から描いています。河合薫がこの本で指すジジイとは、年齢的なくくりや男性だけを指して使われているわけではありません。

組織内で権力を持ちながらも自分のために権力を行使し、自分の保身のみを考えている人全般を刺していますから、女性や若者も含まれていることに。河合薫は、このジジイ化現象を掘り下げることで、70歳現役社会を活性化させるヒントを探っています。

河合薫が「非モテ女子」に伝授する合コンの「消化試合の鉄則」って?!

講演や執筆活動も順調な河合薫は、「河合薫の『女性のリアル人生相談』」にて、「彼氏ができず、周りがリア充でむなしく感じる」という人生相談も受けています。これに対し、河合薫は、「彼女のむなしさの原因は、『認めてほしい』という承認欲求である」と言い切りました。

河合薫によると、「承認欲求」とは、「孤独を感じた時に誰もが陥る症状」。つまり、自分以外の周囲の人間がみんなチヤホヤされているように感じる、一種の欲求不満状態だと説明しています。「好きになってくれる男性を待ち続けるのではなく、『自分を好き』と言える自分にまずなって欲しい」と説く河合薫の話は、やがて合コンの「消化試合の鉄則」まで及ぶことに。「今日こそ彼氏を作るぞ」と張り切って行く合コンは絶対にモテないとか。むしろ「これは人数合わせで呼ばれただけの消化試合」という気持ちで参加すると、面白いほどモテモテになってしまうそうです。

健康社会学や健康学などから得られる専門的な知見を、一般人にも分かりやすい言葉でキャッチーに伝えることに長けている河合薫。柔らかな表現を用いながらも、時に世相にズバリと物申す河合薫には、「働きにくさ」や「生きにくさ」という言葉が聞かれるようになった現代社会の進むべき道についても、ぜひズバリと示してほしいものです。

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