木根尚登のエアーギターが完璧すぎた問題!作曲作詞もウソ?!
木根尚登のエアーギターが完璧すぎた問題!ギタリストなのにギターが弾けない?!
木根尚登といえば、言わずと知れたTM NETWORKのギタリストです。ところがなんと、しくじり先生」3時間SPに「ギターが弾けないのに弾けるふりをしていた先生」として登場します。TM NETWORKは、デビュー3年目の大ヒット曲「GET WILD」で紅白歌合戦に出場したこともある人気グループ。あの頃の木根尚登のギターは、エアギターだったというではありませんか。
実はそもそも、キーボード専門だった木根尚登は、フォークを軽く流す程度のアコースティックギターしか弾いたことがなかったといいます。ところがTM NETWORK結成時に、グループにキーボードは2人もいらないと判断した小室哲哉が「木根くん、なんかギター弾いてたよね。弾きなよ。」と示唆。さらに「音出さなきゃ大丈夫」とプッシュされ、ギタリスト木根尚登が誕生したのです。
ライブ関係ではサポートメンバーが中心となってギターを弾き、木根尚登は軽やかに踊りながら、エアーギターに徹していたそうです。当時、全く物議を醸さなかったのは、木根尚登の影が薄かったためでしょうか。いや、それほど完璧なエアーギターはなかったということでしょう。
木根尚登「GET WILD」エアーギターの影武者はB’z松本孝弘だった!作詞作曲もウソ?!
木根尚登はTM NETWORKデビュー当初から、また、ヒット曲「GET WILD」もレコーディング時も、ギターを弾いていなかったことを明らかにしています。そして、木根尚登の影武者としてギターを弾いていたのが、B’zの松本孝弘であることも告白。
しかし、1988年のB’z結成と同時に松本孝弘がTM NETWORKのサポートメンバーでなくなってからは、一生懸命練習し、ギターを習得せざるを得なかったそうです。ここまでくると、ファンとしてもアルバム収録曲「Time Pass Me by(夜の芝生)」など、「木根尚登・作詞作曲」とされているものも、誰かゴーストライターがいたのでは?と疑心暗鬼になってしまいますよね。
しかし、TM NETWORKの前身SPEEDWAYでは、ピアニスト・キーボーディストとして木根尚登が鍵盤楽器専門のミュージシャンとして、きっちり演奏していたのは事実。安易に偽ギタリストを演やってしまったために、うさん臭く思われがちですが作詞作曲は本人作、ということで心配なさそうです。
木根尚登の結婚相手、娘は?宇都宮隆、小室哲哉との仲は?
木根尚登の結婚相手は誰?娘・木根沙織が可愛すぎると評判に!
木根尚登がいつ結婚したのかは不明ですが、既婚者であることは確かです。ただ、結婚相手は一般人ということで、詳しい情報は明かされていません。ただし、美人であることだけは分かっています。それは、木根尚登の娘で、舞台女優の木根早織をご覧になれば一目瞭然でしょう!木根沙織が1987年に生まれていることを考えると、木根尚登は、TM NETWORK結成直後には結婚していたのかもしれません。
木根沙織は、共立女子大学出身。卒業以降は、坂上忍が総合プロデュースを手掛ける劇団「アヴァンセ」で活躍しており、最近では、「駆け込みドクター」の再現VTRなどで徐々にTVにも出演しています。また2年前、木根尚登と父娘共演した「さんま御殿」で、娘のキスシーンを演出した坂上忍にぶち切れるも、いざ本人を目の前にすると「娘をよろしく」と挨拶し、娘に大好きなお菓子を食べられて激怒したりなど、愛らしい木根尚登像が明らかに。
それと共に、木根早織の透明感溢れる美しさも話題になりました。今後はさらに、活躍の場が広がるのではないでしょうか。
木根尚登の愛されキャラはTM NETWORKの潤滑油!宇都宮隆、小室哲哉との仲は?
木根尚登が所属するTM NETWORKは、1990年から「TMN」とリニューアルして活動を続けていましたが、1994年に「プロジェクト終了」として一旦活動を終了しました。当初からTM NETWORKには、最先端音楽を目指し突っ走る小室哲哉と、保守的な宇都宮隆の間に軋轢がある、という話はチラホラ出ていました。
そんな中、「音出さなきゃ大丈夫」と、お飾り的ギタリストを押し付けられ、小室哲哉の飼い犬を題材にした小説「ユンカースカムヒア」の執筆というムチャ振りにも応えながら、「尊敬する音楽家は小室哲哉」と言い続けたの木根尚登。そして宇都宮隆とは、小学時代からの幼馴染であることから、木根尚登がグループ内の調整役であったと言われています。
1999年にTM NETWORKが復活してからも、木根尚登と宇都宮隆は2人でライブを行うなど、親友関係は変わりません。また、小室哲哉とも何時間も電話で雑談を楽しむと、いった関係も続いていたそうです。TM NETWORKは2015年3月から再び充電期間に突入しましたが、愛され上手な木根尚登の存在によって、30年以上継続してきたのは間違いありません。
木根尚登「しくじり先生」登壇!エアーギターに見る人格が温かかった!
木根尚登は、「しくじり先生」で、エアーギター時代の苦しみを「安易に嘘をついて、後で地獄を見ないための授業」として語ります。当時、洗練されていたTM NETWORKの中でも、漫才師顔負けの話術を展開していましたから、近年、バラエティで活躍する姿が、本来の木根尚登なのでしょう。
それにしても「実はエアーギターでした」という告白に、当時のFANKS(TM NETWORKのファンの呼称)は衝撃を覚えたことでしょう(薄々気がつかれていたそうですが)数年間「嘘をついている自分」と向き合い、それでもステージに立ち続けた苦悩を、笑いを交えて語る木根尚登。それでも人々が笑って許してしまうのは、木根尚登が人格者であるからに他なりません。
TM NETWORK結成から約2年間、木根尚登はメディアにはほとんど出ず、テレビやラジオなどのプロモーション活動は、全て宇都宮隆と小室哲哉がこなしていました。そんな木根尚登の設定は、「2人をサポートする謎の中国人」。TM NETWORKは、モーツァルトの再来と称された天才・小室哲哉と、天性の妖艶な声を持つボーカリスト宇都宮隆が全面に押し出されていました。その影で、鍵盤専門というパーソナリティを押し殺し、エンターテイナーに徹した木根尚登がいなければ、彼らの才能が世に浸透することはなかったかもしれません。
木根尚登自身がソロで歌う曲を聴いてみると、郷愁誘う温かさが感じられます。それこそが、木根尚登の実力と人柄。一般的に嘘は批判されるものですが、「しくじり先生」では、自己主張を抑えエアーで「和合」に徹した人間・木根尚登に注目したいところです。