北村一輝「ヤメゴク」リーゼントは地毛?!「昼顔」での色気は封印

2015年5月19日 更新

北村一輝、謎と情熱を秘めた俳優人生

北村一輝、ヤメゴクではヘタレ刑事

TBSの春ドラマに、AKB大島優子のパートナーに北村一樹がキャスティングされました。ドラマは、「TORICK」「ケイゾク」「SPEC」「ATARU」を演出した堤幸彦監督の話題作!

大島優子演じる警視庁組織犯罪対策部「暴力団離脱者相談電話」のいわくありげな女刑事、永光麦秋の相棒で、超リーゼントで強面なのに、お人よしでヘタレな相棒刑事だそうです。「ATARU」では比較的真っ当な刑事役でしたが、このドラマでは、北村一樹真骨頂の怪演がみられそうです。

北村一輝は、根っからの役者

北村一樹。1969年生まれ、なんともう46歳。実は若くして結婚、そして2012年に離婚したバツイチで、すでに20歳を越えた俳優志望の息子もいるとか。
最近の俳優になる方法としては、ジャニーズに所属するか、モデルになるか、劇団に所属するか、プロダクションのオーディションやコンテストに入賞するかがほとんどですが、北村一樹は、ある意味王道を歩んだ根っからの役者といえます。

北村一輝、怪優から俳優への道

北村一輝、怪優としての新骨頂

子どもの頃から一般の人とは少し感性が違っていたのかもしれません。海賊になりたいという思いから商船高専に入学するも、やはり海賊にはなれないと中退。もう1つの夢であった俳優になるため東京に出ますが、どうしてよいかわからず海外を数年間放浪。やはり役者になりたいともがくうちに、Vシネマの世界にたどり着きました。望月六郎や三池崇史という業界屈指の監督のもと、あるときはシャブ中の売人役のため、歯を抜いたり削ったりし、またあるときはオカマの役づくりため、実際にその扮装をして町に立ったりしたこともあったそうです。

北村一輝、進化し続ける役者魂

その怪演ぶりと日本人離れした濃い顔が、奥田英二をして浮遊する爬虫類と称され、ようやく役者として注目されるようになったのは30歳を過ぎてから。それからは一挙に現在の活躍へとつながります。
冷徹狂気の殺人鬼、はみ出し刑事に猫侍、あげくはローマ人の将軍と、その役柄は徹底して個性的で、「ジョジョ顔」とも評される、その濃い顔の代わりは誰にもできません。嘘か真か、映画「テルマエロマエ」に出演後、本人がイタリア語の語学番組に出演を希望し、NHK Eテレ「テレビでイタリア語」講おて座のナビゲーターに抜擢されています。
北村一樹はついに、フジテレビの恋愛ドラマ「昼顔」に出演。大人の男の色気全開で、一挙に女性ファンの注目を集めるようになりました。まるでそれはかつての豊原悦司を彷彿とさせる、怪優から本格俳優への転身です。北村一樹は、これからもさらにその俳優スタイルを進化させていくことでしょう。

北村一輝の出身地、大阪市東住吉区ってどんなとこ

北村一輝の育った大阪市東住吉区は、セレッソ大阪のおひざ元

大阪市の南東部にある東住吉区は、根っから大阪庶民の町。地元駒川商店街は、自転車に傘を付き差した豹柄のオバちゃんがいっぱいいます。この町には長居公園があり、各種スポーツイベントでよく知られていますが、同時にJリーグのセレッソ大阪の本拠地でもあり、大阪本拠地のガンバ大阪と人気を二分しています。
東住吉区は、結構有名人が多い町でもあり、開口健や高村薫、筒井康隆の錚々たる作家や、歌手では谷村新司に、しゃらんQのはたけがいて、お笑い芸人では、岩尾望やケンドーコバヤシ。俳優では坂本スミ子や橋爪功、北村一樹など、バラエティに富んでいます。

北村一輝の育った大阪市東住吉区は、有名人とユニークな会社が多い町

東住吉区には大阪特有の企業が数多くあります。昔ながらのみっくちゅじゅーちゅで有名な、飲料メーカーのサンガリアや、やしのみ洗剤のサラヤ。舞昆のこうはらは、塩昆布の老舗。うどんや風一夜薬本舗は、明治からある大阪独自の風邪薬メーカーで、風邪を引いたら、温かいうどんを食べ体を温め一夜サッと寝るのが一番という養生訓から、この会社名となったそうです。
おまけにもう1つ、駒川にあるデリカ天寅は、食べものにうるさい大阪のおばちゃんたちも納得の、うまくて安い総菜屋。キャベツ焼きやお好み焼きは言うに及ばず、煮物、揚げ物なんでもござれ。なかでも揚げ物は絶品です。定番のコロッケが1個50円、天ぷらの盛り合わせが500円、なんとフグのから揚げ150gが300円という破格の安さです。

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