2022年9月26日 更新
小林幸子が紅白に復活!ニコ動、コミケでラスボス化した甲斐あり!
小林幸子が2015年紅白に復活!
小林幸子は2012年4月に、事務所の社長が辞めるというお家騒動によって、演歌歌手として17年間もの長きにわたり所属していた日本コロムビアとの契約を解除。その年に発売予定だった新曲発売も延期となり、紅白からもお声がかからなくなってしまいました。ぬぐいがたいイメージダウンで、さすがの小林幸子ももう終わっただろう……と思いきや、近年のネット界で小林幸子がブームに!CDの売れ行きもハンパありません。
ネットの小林幸子ブームにあやかり、2015年の紅白歌合戦にも、特別枠ではあるものの、見事に復活が決定した小林幸子。かつて、小林幸子との豪華衣装対決で注目を浴びた美川憲一は2009年を最後に紅白卒業していますが、知る人ぞ知る、ラスボスの小林幸子を、2015年の年末には観られそうです。
小林幸子はラスボス!ニコ動、コミケで注目の的に
小林幸子が「ラスボス」と呼ばれ始めたのは2010年くらいから。どこでこのように呼ばれ始めたのか?なぜラスボスなのか?きっかけは、日本最大級のニコニコ動画でした。かねてから紅白歌合戦時の衣装が凄い!あれは衣装というよりも舞台装置だ!と話題になっていた小林幸子。
ネットでは、そんな小林幸子の紅白歌合戦の映像を、ゲームのラスボス(ラストボス)っぽく加工した動画が出回っていました。そのため、2012年ニコ動「ニコニコ大忘年会」では、収録ゲストとして出演した小林幸子。2013年には、「ラスボス小林幸子による年越しライブ&カウントダウン」という年越しライブに生出演もしました。ラスボス、小林幸子の勢いはこれで止まらず、テラフォーマーとのコラボがあったり、ボーカロイドとのコラボ「さちさちにしてあげる」が大ヒットしたりと思わぬ注目が集まったのです。このように、ニコ動でラスボス化した小林幸子は、その勢いでコミケにも登場し、大成功!今や、オタクや若者の間で人気を誇るようになりました。
小林幸子と和田アキ子の共演NGの理由は?2015年紅白で和解?!
小林幸子と和田アキ子は共演NG?
和田アキ子は何かと辛口評価が多いことらから、多方面から共演NGの噂が絶えず、小林幸子とも共演NGという話があります。初めは、和田アキ子から「(小林幸子が)ヒット曲を出していないのに、紅白に毎年出場するのはおかしい。」と批判。紅白のリハーサル直後には「なぜ豪華衣装をやめると言ったのにやめないのか?」「毎年毎年、紅白に出場できるか分からないのに、年の初めから豪華衣装を作り始めているのか?」などと表立って発言したりしていたようです。
それを聞いた小林幸子は「衣装は紅白のためだけではなく、コンサートに着られる衣装を作っているだけなので」「なぜアッコちゃんは直接私に言わないの?」と切り返しました。こうした発言が、マスコミによって面白おかしく取り沙汰された結果、小林幸子と和田アキ子は共演NGでは?との噂がまことしやかにささやかれるようになったのです。
小林幸子と和田アキ子は和解した?!2015年紅白で和解?
共演NGと噂される小林幸子と和田アキ子。2015年の紅白歌合戦には双方とも出場するため、今年の紅白歌合戦で和解するかも?!という声もあがっています。しかしここ数年、紅白でしか共演していない小林幸子と和田アキ子。実際のところは、共演NGと言うまでもなく、共演機会そのものがなかったというのが真実のようです。どうせならば、小林幸子と和田アキ子が、豪華衣装で対決!なんてなると、面白いのですが。
小林幸子の生きる道
小林幸子は、3年間、NHK紅白歌合戦の出場歌手から外されてきました。その間は、もう終わった?干されてしまった?などと言われましたが、コミケやニコ動という、若者文化を中心とした思わぬ活躍から、今では、若者の間で人気の演歌歌手となりました。「大物演歌歌手がこんな場所で売名行為か?」と思ったニコ動ユーザーもいたそうですが、一方では、「自分の家に大物芸能人が来たようで嬉しい」「知名度とニコ動で活動していることのギャップがいい」という声が多く上がりました。
小林幸子本人は「若者文化とコラボできる機会が与えられて、今が楽しい。これからもどんどん楽しいことをやっていきたい」と語っています。「コミックマーケット86」にも参加した小林幸子が、CDを、一枚一枚手売りしていた姿には、感動するオタクたちも続出。結果、CDは即完売という盛況ぶりでした。
デビュー当時、第2の美空ひばりといわれた小林幸子の歌唱力は、現代の若者の心にも、きちんと響いているようです。大御所というプライドよりも、一緒に何かを作ることが楽しいと感じている様子の小林幸子。その人柄にも、応援してくれる人がたくさん付いているのでしょう。今年の大晦日は、老若男女に認められた小林幸子が熱い!かもしれません。