「こち亀」遂に連載終了か!?両津勘吉の名言を振り返る!

「こち亀」遂に連載終了か!?両津勘吉の名言を振り返る!

「こち亀」休載なしで連載40周年の偉業達成!連載終了するって本当?

「こち亀」は、正式タイトル「こちら葛飾区亀有公園前派出所」。1976年より週刊少年ジャンプで連載が開始され、40年を迎えました。現在まで休載することもなく、週刊誌連載を続け、「少年誌の最長連載記録」というギネス記録を更新中です。「こち亀」のコミックスは、2016年7月現在で199巻、200巻が発行されることが決定しています。これだけ長期の連載をしているのに、取材や体調不良で休載ということが一度もないというところが、「こち亀」のすごいところ。そのため、休んでも10週くらいは連載が続くように、原稿のストックがあるという噂が、まことしやかにささやかれています。

それと同じように、「こち亀」の最終回原稿がすでに保管されており、連載が終了するという話が。今のところ連載終了の予定はありませんが、コミックス69巻で、偽の最終回というドッキリが仕掛けられたこともあり、油断は禁物かもしれません。

「こち亀」意外と深い!両津勘吉名言集

「こち亀」の主人公、両津勘吉といえば、警官とは思えぬ破天荒な性格の持ち主として知られています。「こち亀」作中でも問題児として有名で、実は、悪徳商法を実行して逮捕歴も……。そんな「こち亀」両津勘吉ですが、すっぱりと切るような物言いが、名言として、多くの読者の心をつかんでいます。「未来には夢がある」、「幸せの神様は泣き虫が嫌いなんだ」という前向きな言葉もあれば、「すべて人のせいにする!その考え方がいかん!だからいつまでも成長しない」、「偉い奴ってのは始めからワルなんかにならねえの!正直で正しい人間が偉いにきまっているだろ!」と、痛いところを突く言葉も。

アイドルについて語る後輩の本田速人に対しては、「地味でまじめなやつが芸能界に入るかよ!目立ちたがりで自尊心が強いから芸能界でやっていけるんだろ」と、冷静かつ気持ちよいくらいスパッと本質を指摘しています。

「こち亀」都市伝説!初期キャラ設定や規制されたエピソード

「こち亀」長寿連載だからこそ!嘘か真か都市伝説の数々

「こち亀」は、連載開始から40年。長寿連載だからこそ存在する都市伝説は、一度も休載したことがないため原稿のストックがある、最終回はすでに保管されている、に限りません。40年の歴史は伊達ではなく、まだまだ都市伝説が存在しています。40年休載のない「こち亀」ですが、主人公両津勘吉が登場しなかった話は一度もないとのこと。他のキャラクターが主人公のスピンオフ作品で、両津勘吉は、インフルエンザで入院中だったのにもかかわらず、病院から駆け付けています。

作者が3人いる、との都市伝説は、「こち亀」作者である秋本治がデビュー当時使用していた、山止たつひこ、岩森章太郎というペンネームが理由の様子。しかし、このペンネームは、当時大人気だった山上たつひこ、石ノ森章太郎をそれぞれもじったペンネーム。編集者の目に留まりやすいと思って、という理由が、「こち亀」作者・秋本治らしいエピソードです。

「こち亀」登場人物たちの知られざる設定、規制されたエピソードとは?!

「こち亀」に登場するキャラクターたちですが、実は知られざる設定が数多く存在します。まず、両津勘吉は、すべての車種の免許を取得しており、大型バスも運転できるとのこと。大企業の御曹司として有名な中川圭一のネクタイの柄は、毎回模様が違います。大原部長の誕生日は、作者の都合で変更されることが多く、その旨は、必ずお知らせとして登場。連載開始が1976年なせいか、時代の流れによって規制され、現在はコミックスに収録されていないコマやエピソードも存在しています。

2016年に発売された週刊少年ジャンプ17号には、「こち亀」連載当初、銃を乱射し、パトカーを奪って、警視総監の車に体当たり等といったネタを連発していたことで、警察官を馬鹿にしていると新聞に取り沙汰されたというネタが登場。「ジャンプ+」では、過去の問題作が無料で読める企画を行っており、さすが「こち亀」だと話題になりました。

「こち亀」舞台化に続き、8年ぶりのアニメ化へ!豪華キャストの面々!

「こち亀」は、連載40周年を迎えるにあたり、2016年9月より、東京と大阪で舞台が上演されることが決定しました。両津勘吉役は、ラサール石井。中川圭一にユージ、秋本・カトリーヌ・麗子に原幹恵など、次々に、再現度の高いビジュアルと、豪華なキャスト陣が発表されています。

また、乃木坂46の生駒里奈の出演も発表されるなど、「こち亀」ファンの期待は高まるばかりです。同じく、2016年6月に、2008年より8年ぶりとなる「こち亀」のアニメ化も発表されました。各声優は続投で、舞台と同じく、両津勘吉はラサール石井、中川圭一に宮本充、秋本・カトリーヌ・麗子に森尾由美など、馴染のキャストが揃いました。新作アニメのキービジュアルも発表されましたが、自転車で疾走する両津勘吉の背後にはスカイツリーが。

これまでの設定を生かしながら、2016年現在の世界観を取り入れていく、と高橋知子プロデューサーが語っている通りです。これまでも、流行を取り入れ、時代の流れに沿って物語が進んできた「こち亀」。アニメでも、見慣れた景色の中で、おなじみのキャラクターたちが活躍する姿が見られるとは、嬉しいことです。

放送日時の詳細は未定ですが、2016年9月14日より、日本橋で、原画や模型などを展示する「こち亀展」の開催も決定しました!舞台にアニメにと、盛り上がりを見せる2016年の「こち亀」。いまだ続く週刊連載とともに、両津勘吉たちの生きる世界を楽しみましょう。

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