2022年8月3日 更新
黒木瞳と娘の深い闇!事件の顛末とは?夫の現在は?
黒木瞳と娘の深い闇!異常なお姫様子育てが娘を歪め、いじめ事件首謀者に?
黒木瞳のような、美しい母親は羨ましい限りですが、実は、この母娘には深い闇がありました。結婚・出産後は、”庶民派”アピールを打ち出していた黒木瞳。しかし、それとは真逆の”仰天子育て”が報じられ、批判された時期がありました。黒木瞳は、娘を幼い頃から名門バレエ学校に家政婦付きで通わせていました。ちょっとした移動の時でさえ、日光が当たらないように家政婦が日傘をさすなど、漫画のような”お姫様扱い”で、名家の令嬢の中でも特に目立っていたのだとか。
青山学院中等部時代、黒木瞳の娘は毎日送迎付きで登下校し、昼になると、高級食材で埋め尽くされた重詰め弁当が届けられていたとの話しもあります。一度はお姫様のように暮らしてみたい女性には羨ましい話ですが、今思えば、それが黒木瞳の娘を歪めてしまったのでしょうか。2012年5月、黒木瞳の娘が、青山学院中等部で起こった”いじめ事件”の首謀者であると週刊文春が報じました。そこには、中学生とは思えない凶悪犯のような手口が綴られていたのです。
黒木瞳と娘の深い闇!事件の顛末と金、守られた現在の夫の地位は?
黒木瞳の娘は青山学院中等部時代、男子生徒2人を2万円で買収し、1人の女子生徒をレイプするよう指示したそうです。実際に男子生徒が、個室トイレで女生徒の服を脱がせて動画撮影。男子生徒は退学処分を食らうも、首謀者である黒木瞳の娘は、両親が継続的に学校へ多額の寄付を行っていたこともあって停学処分で済みました。本来ならば、女優生命にも関わる大事件ですが、全く動じずにドラマ出演を継続していた黒木瞳。
テレビのワイドショーもなぜか沈黙する中、黒木瞳は、被害者に毎年数千万の示談金を支払う約束を取り付け、娘を慶應ニューヨークへ留学させる形で火消しを行ったそうです。当時は、電通の重役と噂されていた夫の地位も危ぶまれたものですが、それも事なきを得た模様。
黒木瞳の夫は昨年、電通の第7営業局長に就任し、今後は「ヒラ取締役」まで上り詰める予定です。黒木瞳が朝日新聞で連載しているエッセイ「ひみつのHちゃん」では、素朴で温かな夫婦生活が赤裸々に描かれていますが、娘との深い闇や事件について記憶にある人は、素直に読むことができないですよね。
黒木瞳の宝塚時代の人気舞台はコレ!代表作「失楽園」あらすじ感想キャスト!
黒木瞳の宝塚時代の人気舞台!大地真央との共演作が麗しい
黒木瞳は、1981年に宝塚歌劇団に入団した後、史上最速となる2年目に、大地真央の相手役として月組トップ娘役となりました。その時のお披露公演として上演されたのが「情熱のバルセロナ」。「情熱のバルセロナ」は、大地真央演じる情熱的な青年と、黒木瞳演じる清純な少女の悲恋を描いた19世紀中期のスペインの物語です。
異例のスピード出世となった黒木瞳には、内外から大変な嫌がらせがあったそうですが、細身で可憐なビジュアルで、またたく間に「大地真央&黒木瞳コンビ」は人気を博していきました。以来、黒木瞳は「春の踊り/ムーンライト・ロマンス」「飛んでアラビアンナイト/ハート・ジャック」「ガイズ&ドールズ」と、大地真央との共演を重ねます。1985年、黒木瞳は「大地真央以外とは考えられない」と、大地真央の退団に合わせて引退を表明。名コンビの同時引退作品となったのが「二都物語ヒート・ウェーブ」でした。
黒木瞳の代表作「失楽園」は濡れ場ばかり!あらすじ感想キャスト!
黒木瞳の代表作、映画「失楽園」は、中年を過ぎ、仕事も家庭もうまくいかずに人生の目的を見失いかけていた久木祥一郎が、書道教室講師・松原凛子と出会って不倫愛に落ちていくというストーリー。性の悦びを知ってしまった2人は片時も離れられなくなり、互いの伴侶と別れただけでは飽き足らずに「至高の愛の瞬間のまま死ねたら」という想いを抱くようになります。「失楽園」は、渡辺淳一の同名小説を映画化したもの。
当時は不倫を主題としていることでも大きな話題になりました。とりわけ、役所広司演じる久木祥一郎と、黒木瞳演じる松原凛子が何度も何度も激しく絡む描写は特筆すべきでしょう。最終的に2人は情事の最中に服毒心中。不倫というより、性を至高化した作品に仕上がっていると言って差しつかえないかもしれません。松原凛子の夫役に寺尾聡、久木祥一郎の妻役に星野和子の他、木村佳乃や平泉成といった豪華キャストでした。
黒木瞳「GURU(グル)」で3年ぶりの舞台復帰!”普通に見えて普通でない女”は本人の通り?
黒木瞳が、2016年3月11日から、東京・よみうり大手町ホールで開幕する「GURU(グル)になります。~平浅子と源麗華の一週間」で、3年ぶりに舞台に帰ってきます。黒木瞳は「普通のようで普通でないヒロイン」を主演するそうですが、このフレーズ、何とも皮肉に聞こえてしまうのは気のせいでしょうか。
現在、黒木瞳が朝日新聞で連載しているエッセイ「ひみつのHちゃん」は、飾らない夫婦愛に主婦層の支持が集まっているそうです。エッセイには、ショートヘアにしても気づかない夫にプンプン怒ったり、夫の足に自分の足を密着させて湯たんぽがわりにしたりと、「ああ、大女優・黒木瞳も私たちと変わらない感情を持つ同じ人間で、素朴な生活を送っているんだ!」というエピソードが満載。例の”娘”というキーワードも登場します。
しかし、人々は、黒木瞳と娘の深い闇を知っています。事件や尋常ではない子育てが本当ならば、「普通ではないのに庶民派アピールしている」という一部の論調や、芸能界から漏れ聞こえる「黒木瞳性悪説」は正しいのかもしれません。しかし、どんなに叩かれてもブレない黒木瞳の強さには、気迫すら感じます。その気迫を見せない涼しい佇まいも、やはり女性たちの憧れなのでしょう。
黒木瞳は宝塚退団後の1986年、映画主演デビュー作「化身」でホステスを演じるため、実際に銀座の高級クラブでアルバイトを経験したばかりか、昨日まで宝塚娘役のトップスターだったにも関わらず、いきなり全裸になりました。女優業と並行して、最近では、映画監督など、新しい挑戦に次々と踏み出しています。「守りに入らないで、興味深い新たなことに巡りあった時、リスクがあってもやってみようと思う」と語る黒木瞳が、コメディタッチの「GURU(グル)」では、どんな笑いを提供してくれるかが楽しみですよね。