宮部藍梨は女子バレー期待のハーフ高校生!股下とジャンプ力が凄かった!
宮部藍里はナイジェリア人の父を持つ女子バレー期待のハーフ高校生!
宮部藍里(みやべあいり)は、1998年7月29日生まれ。現役高校生のバレーボール選手です。春高バレーで、金蘭会高等学校の選手として活躍した宮部藍里は、日本代表にも選ばれるなど、すでに世界を相手に戦った経験もあります。
父親がナイジェリア人でハーフの宮部藍里は、受け継いだ恵まれた身体能力を、小学校3年生から始めたバレーボールで存分に発揮してきました。高校生で、まだ16歳にして日本代表デビューした「FIVBバレーボール女子・ワールドグランプリ2015」では、チーム2番目の得点を獲る活躍を見せ、一躍女子バレーボール界期待の選手に。
2017年1月に行われた高校生活最後となる春高バレーでは、惜しくも準決勝敗退となりましたが、宮部藍里が、東京オリンピックに向けた注目選手であることは確かです。
宮部藍里は股下106cm?!ナイジェリアの血を引く驚きのジャンプ力は??
宮部藍里は、ナイジェリア人の父親の血を引いていることも影響してか、すでに一流アスリートにふさわしい体格を持っています。公式データによると、身長は181㎝で、体重は63kg。股下が106cmもあるという情報も。優秀な選手が集まる春高バレーの会場でも、そのスラリとスタイルも抜群な宮部藍里の姿はひときわ目を引きました。
一説によると、ナイジェリア人の筋肉は、日本人に比べて、瞬発力を発揮することに長けた筋肉量の比率が高いそうです。宮部藍里も、持ち前の高い瞬発力を発揮して、日本代表のエース木村沙織をも上回るジャンプ力で存在感を放っています。スパイクを打つ時の、宮部藍里の最高到達点は、なんと驚きの309cm!金蘭会高校の監督は、「男子にも負けない強さのスパイク」と絶賛しています。
宮部藍梨の小学、中学校時代!ワールドカップ欠場の理由は?
宮部藍里の出身校は?中学ではJOC・JVAカップ受賞!
宮部藍里は、兵庫県尼崎市出身で、地元の金楽寺小学校に通っていました。中学は、中高一貫の女子校で、偏差値52の私立金蘭会中学へ進学しています。バレーボール部に所属した宮部藍里は、充実した環境でのびのびとプレーし、実力を付けていきました。
中学3年生の時には、全国都道府県対抗中学バレーボール大会で、最も将来有望な選手に与えられる「JOC・JVAカップ」を受賞しています。中学校時代から注目される存在だった宮部藍里ですが、妹の宮部愛芽世(みやべあめよ)も同じ金蘭会中学バレー部です。2016年に開催された全日本中学校選手権大会に出場し、見事優勝しています。
宮部藍里がワールドカップを欠場した理由は?
宮部藍里は、2015年7月、高校2年生だった時に、「FIVBバレーボール女子・ワールドグランプリ2015」で華々しく日本代表デビューし、これからの女子バレーの新星として期待されていました。当たり前のように、同年8月のワールドカップのメンバーとして招集されたので、宮部藍里の活躍を楽しみにしていた人も多かったのではないでしょうか。
ところが突如報道されたのは、宮部藍里のワールドカップ欠場でした。ワールドカップに向けた練習に、姿を見せなかった宮部藍里。その理由は、どうやら腰痛の治療のためだったようです。まだまだ成長期と言える18歳の宮部藍里は、人並み外れたジャンプを連発したことで、出来上がっていない体が悲鳴を上げてしまっていたのかも知れません。
宮部藍里が春高バレーで悔し涙の結果に!!高校卒業後の進路はVリーグ?
宮部藍里は、金蘭会高校1年生の時に、インターハイ、国体、春高バレーの3冠を制する経験をしています。まさに、全盛期を迎えていた金蘭会高校は、その後、下北沢成徳と優勝を取り合うように。高校3年生最後の春高バレーでは、下北沢成徳のエース黒後愛との対決を望んでいた宮部藍里でしたが、トーナメントでは交えず、対決するには決勝にまで勝ち上がらなければいけません。
宮部藍里率いる金蘭会高校は、スタメンに4人の1年生を置き、準決勝まで勝ち上がりました。準決勝で当たったのは、初戦で強豪の京都橘高校を破り、勢いに乗っていた岡山の就実高校。持ち前の結束力で、強豪・金蘭会高校と対決することになりました。前回と前々回は、春高バレー2回戦敗退に終わっていた就実高校の3年生は、最後の春高バレーで気持ちがMAX。金蘭会高校も同じく3年連続出場を果たしており、勝ちたい気持ちが強かったのは宮部藍里も同様でした。
しかし、1年生4人を含める若き金蘭会高校は、結束力と勢いがあり、「みんながエース」の就実高校にフルセットの末に敗れ、悔し涙を流す結果に。宮部藍里と、下北沢成徳の黒後愛との対決はお預けとなってしまいましたが、いつかまた対決する時を楽しみにしたいです。
そんな宮部藍里の気になる進路ですが、Vリーグには行かず、大学進学を希望しているとのこと。英文学科を専攻する予定のようですが、バレーボールは続けると言っています。大学では「人間として幅を広げたい」と語る宮部藍里のこれからの飛躍にも期待しましょう。