中畑清 絶好調な現役時代、監督時代の成績、年俸は?
中畑清 年俸は?
いま絶好調の横浜DeNAベイスターズを率いる中畑清監督。かつては読売巨人軍の人気選手だった中畑清監督はですが、2011年に横浜DeNAベイスターズ監督に就任し、今季まで4年間続投しています。
そんな中畑清監督の気になる成績は……?中畑清監督の勝率は、通算3年でおよそ4割。2012年は6位とリーグ最下位、2013年・2014年は共に5位という成績を残しています。さらに中畑清監督の年俸はというと、1億円なのだそう。
これはソフトバンクの工藤監督、中日の谷繁監督と同額。ちなみに巨人の原監督は3億で、監督の年俸としては最高額だそうです。
中畑清 絶好調男の現役時代
中畑清監督は現役時代に巨人の主軸打者として、またサード及びファーストでも好守備で活躍。明るい性格でチームのムードメーカーとなり、ファンからも圧倒的な人気を集めていました。そんな中畑清監督が一躍脚光を浴びたのが1978年開催の日米親善野球。
ここでホームランを打ったのをきっかけに巨人の1軍に定着。この頃、長嶋茂雄監督から「調子はどうだ?」と聞かれて「まあまあです」と答えたところ、コーチに「嘘でもいいから必ず絶好調と答えろ」と言われ、その後何でも「絶好調!」と答えるようになったのだそうです。
中畑清監督の現役時代の「絶好調男」のあだ名はここが由来のようですね。それからも中畑清監督は1981年に初めて打率3割を打ち、ホームラン16本、4年振りのリーグ優勝・日本一に貢献するなど、華々しい活躍を続けました。
そして1989年に引退を発表。近鉄との日本シリーズでホームランを打ち、巨人の絶好調男が有終の美を飾りました。
中畑清 ?妻、子供は?続投・退団問題に揺れる球団
中畑清 妻の最期に……
中畑清監督の妻ですが、2012年に子宮頸がんのため亡くなっています。進行が早く、発覚からわずか10カ月足らずで最期を迎えた妻に、中畑清監督は「おかあちゃん、しっかりしろ!」と絶叫し泣き崩れたといいます。
中畑清監督の下積み時代を支えたと言われる妻、仁美さん。中畑清監督の悲しみの深さは想像を絶するものがあります……。さてそんな中畑清監督の子供さんですが、娘と息子の二人。中畑清の息子さんは、東京都世田谷区でホルモン店を経営してるそう。
お店はかなりの人気店で、父親の中畑清監督もしばしば来店する姿を目撃されているということです。
中畑清 続投?絶好調男の決断は
今年7月、DeNAの南場智子オーナーから早々と来季続投を要請された中畑清監督。即答は避けましたが、その手腕と集客能力が高く評価されました。今季の横浜DeNAベイスターズは、42勝42敗1分けと8年ぶりに勝率5割で前半戦を折り返し、日本一となった98年以来17年ぶりの首位ターンに。
しかし、貯金11で首位を快走したかと思いきや、交流戦では史上最低勝率に沈み12連敗で5位まで急降下。そして、ここにきての4連勝で首位に再浮上するなど、中畑清監督自ら「ジェットコースター」と喩える結果となっています。
南場智子オーナーは「結果が伴わない日もあるが、諦めない野球が出ている。内容はいい」と語っていて、すでに来シーズンへ向けての大きな期待を寄せているよう。このままいけば中畑清監督の続投は決定的、ファンならずとも、これからの横浜DeNAベイスターズの戦いぶりが楽しみですね!
中畑清 横浜DeNAベイスターズの“これから”
とあるインタビューで横浜DeNAベイスターズを「おもしろいチームにしたい」と答えた中畑清監督。理由を聞かれ、「いい意味でそうなってくれれば。まだまだ勝負には繋がっていかないが、存在感というか個性は出てきたと思うんだよね。でも裏返せば、そういうものさえ今までなかったんだから」と語っています。
さらに続けていうには「いままでの野球界のやり方で、お金を使えば勝てるっていう野球はもういいんじゃないかなと僕は思う。もちろん勝ちたいということは頭にあるけども、勝つ方法論・勝つことへの意識っていうのは、これまでの野球界の考え方とはやっぱり違うものを追いかけていきたい。このチームならではのオリジナリティをつくっていきたいですね。」とコメント。
自分を「あいつは本気じゃない」と見られやすいタイプ、と冷静に分析する一方で、「前向きで元気な野球が大切であり、打てる打てないはその日により違うけれども、元気よくプレイをするという姿勢は変わらずファンに見せることができる」とも熱く語っている中畑清監督。
天国で見守る愛妻・仁美さんに中畑清監督が少しだけ近づける、“胴上げ”を、横浜DeNAベイスターズが勝ち取る日も、もうすぐかもしれません!